ねえねえ? 僕たちお互いの共通点からはじめてみない?
僕の名前は 【ルインスター】12歳で小学6年生。
僕の好きな女の子は 【ミスティーナ】同じクラスの女の子なんだよ!
僕たちには、まったくと言っていいほど、、、?
お互いの共通点がないんだ、、、!
それでも、僕はミスティーナの事が大好きなんだよ、、、!
僕の親友の男の子、トライニーは僕にこう言ったんだ、、、!
『どうして? ルインスターはミスティーナの事が好きなの、、、?』
『それは凄く難しい話だね? ・・・僕にも分からないんだよトライニー!』
『ひょっとして? ルインスターは、【恋の魔法】にかかってしまったんじゃ
ないのかい、、、?』
『えぇ!? 【恋の魔法?】』
『この村の山奥に、魔法使いが居ると聞いた事がある! 1度、魔法使いに
会って聞いてみるといいよ!』
『うん、それはいい考えだね! この恋の魔法が解けるかもしれないしね!』
*
僕は早速、トライニーが言っていた魔法使いの家に行く事にしたんだ、、、!
僕は、まるまる1日かけてやっと魔法使いの家に着いたんだ、、、。
【トントン】
僕は、ドアをたたいた。
『すみません! ここに魔法使いの方が居ると聞いて来ました!』
『誰じゃって? 何方かな、、、?』
『僕の名前は、ルインスターと言います! 実は僕は魔法にかかっているんです!
どうか? 魔法使いのおばあさん! 僕の魔法を解いてください!!!』
『お前さんは、どんな魔法にかけられたんじゃい、、、?』
『それが、どうやら、【恋の魔法】なんです!』
『アハハ~なんじゃて! 【恋の魔法】また、可愛い魔法をかけられたん
じゃねぇ~!』
『・・・僕は、いたって真面目なんですよ!』
『分かった! 分かった! ちょいとワタシが見てやろう~!』
魔法使いのおばあさんが僕の目を10秒ほどじっと見て、こう答えてくれた!
『あらあら? なんて可愛らしい女の子じゃろねぇ~!』
『そうなんです! ミスティーナはめちゃめちゃ可愛いんですよ!』
『・・・しかし? その子と全く共通点がないみたいだねぇ~!』
『・・・ははい。』
『恋の魔法を解くには、、、? その女の子にこう言うといいよ!』
『えぇ!?』
『“僕と君には全くお互いの共通点がないけど、二人でこれから一緒に
作っていかない?”ってね!』
『えぇ!? それでいいの、、、?』
『あぁ~その子は【うん。】と答えてくれるよ! それで【恋の魔法】は
解けるじゃよ~!』
『・・・・・・』
『嘘だと想ってやってみな! どうせ! ほっといても、恋の魔法は解け
やしないからねぇ~』
『・・・はい、分かりました! 勇気を出してミスティーナに言ってみます!』
『頑張りなはれ~』
『ありがとう、魔法使いのおばあちゃん!』
『じゃあな~!』
『さようなら!』
▼
僕はこうして! 【恋の魔法】の解き方を魔法使いのおばあさんから
聞いて家に帰ってきた、、、!
『ルインスターお帰り! トライニーのお家はどうだった、、、?』
『・・・あぁ、楽しかったよ! トライニーの家族はイイ人ばかりだしね!』
『良かったわね! 明日からまた学校だし! 早く寝なさいよ!』
『うん! わかったよmum!』
*
次の日の朝、僕は学校に行くと直ぐにトライニーを見つけて、、。
僕が1人で、魔法使いの家に行った事をトライニーに話した、、、?
『おはようトライニー!』
『おう、おはよう! なあ、ルインスター、魔法使いの家には行ったのか、、、?』
『あぁ! トライニーが言ったように魔法使いは居たよ!』
『・・・でっ? 魔法使いは【恋の魔法】をどうやって解いたんだよ!』
『これから僕自身が解くんだよ! 魔法使いは解き方を教えてくれただけだ...!』
『どうやって恋の魔法を解くんだよ!』
『それは今は教えられないよ! 終わったらトライニーに1番に教えてやるから
それでいいだろう!』
『あぁ、分かったよ! ルインスター頑張れよ!』
『ううん!』
▽
僕は学校が終わると、、、?
勇気を振り絞って、ミスティーナを屋上に呼び出した、、、!
『えぇ!? どうしたの? ルインスター私に話があるって、、、?』
『・・・ごめんね、あのね、ちょ.ちょっと、ミスティーナに、話したい
事があって、、、。』
『・・・・・・ううん、何?』
『・・・・・・』
僕は大きく深呼吸をして、思い切ってミスティーナに、恋の魔法を解く
言葉を言った、、、!
『僕と君には、全くお互いの共通点がないけど、、、? 二人でこれから
一緒に作っていかない、、、?』
僕は緊張で声が上ずり、それでも最後まで言ったんだ、、、!
そうすると、、、?
ミスティーナがこう言ってくれた、、、!
『そうね! 私とルインスターには、全くと言っていいほど、、、? お互い
の共通点がないわね! 私もそれは感じていたわ! でもルインスターがそう
言ってくれて嬉しい! 私たちお互いの共通点を見つけ出す事が出来るかな?』
『きっと、二人なら出来るよ!』
『うん。』
僕はこうして、、、!
【恋の魔法】を解く事が出来たんだよ、、、!
『トライニー、魔法使いのおばあさんありがとう、、、!』
最後までお読みいただきありがとうございます。