表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/8

CASE4: 怪しいバイトは夏期講習の後で(上)

 ヒグラシの鳴き声が聞こえてくると、どれだけ残暑が厳しくとも、夏の終わりを意識するようになる。

 暑く、眩しく、力強く、そしてどこか胸の浮き立つような。どこまでも遠くに行けてしまうような、そんな感慨を抱かせる季節は徐々に過ぎて行き、どこか寂しさを感じさせる秋の足音が近付いてくる。

 そうなってくると人々は、途端に夏を惜しむようになる。

 熱に溢れた季節が終わってしまう前にと、一日でも多く、遊びや旅行、デートなどに力を注ぐようになるのだ。

 ――もっとも、社会人ならいざ知らず、学生達のそんな思惑を邪魔する存在がある。


「あーっ、やっべ忘れてた。そう言えば、夏の宿題全然やってねぇ!」

「阿呆だな。まぁ、そういう俺は課題図書すら買ってないわけだが。つか、タイトルなんだっけ?」


 次のシフトに入る予定の高校生が、バイトの制服に着替えながら互いにそんなことを言い合っている。


 彼らには、これまでずっと放置してきた夏休みの宿題や課題が、てぐすねを引いて待ち構えているらしい。

 他にも暑い日差しが照りつける下、わざわざ学校まで足を運び、夏期講習を受けなければならない学生もいるだろう。

 俺なんかからして見れば、子供は休みのうちは勉強の事なんか忘れてぱーっと遊んでしまえばいいと思うわけだが、競争社会と呼ばれる今の時代に生まれた子供たちは、片時も油断している暇はないらしい。

 しかしそれでも彼らは、忙しい時間の合間を縫って残り少ない夏を満喫するのだ。


 もちろん過ぎ行く夏を惜しむ気持ちは、学業よりむしろアルバイトに精を出す本末転倒な貧乏学生の俺であっても同様だ。

 ファミレスバイトの帰りの道すがら、休みのうちにもっと割りの良いバイトを詰め込むべきだったなと後悔すると同時に、少しぐらいは遊んでおいても良かったかなという気持ちがちらっと過ぎる。

 金のない苦学生にとって、夏の本分はバイトだというのは重々承知しているが、それでもふいにそんなことを思ってしまうことこそ、夏の魔力のなせる業なのかもしれない。


 そうすれば、例えばひょんなきっかけで可愛い女子高生と出会っちゃったりとか、冷房の効いた図書館や美術館で手を繋いでデートしちゃったりだとかできるかもしれない。と、他愛もない妄想が、ひらりひらりと脳裏を掠める。

 だが俺は、はっと我に返るとブンブンと頭を振ってそれを打ち払った。

 今の俺に必要なのは、可愛い彼女じゃなくて福々しい諭吉さんだ。そもそもデートしようにも、金がない。

 だから諸々の誘惑に耐え切り、残りの夏休みもバイトに精を出すぞ。


 そう改めて気合を入れていた、その時。ふいに俺の携帯が着信を告げた。


「あ、もしもし健介? オレオレ。突然何だけど、明日、女子高生のところに行くんだけど、一緒に来る?」

「行く」


 思わず俺が即答してしまったのも、恐らくは過ぎ行く太陽の悪戯だったに違いない。



 太陽は今日も全力を出して、ギラギラと地面を焼き焦がそうとしている。

 俺は噴出す汗を拭いながら、晴れ渡る空に不似合いな、重々しいため息を漏らした。


「……ああ、そうだよ。分かっていたさ。これで良かったんだよ……」

「どうしたんだよ、健介。何をぶつぶつ言ってるのさ」

「うっせぇ、全部おまえのせいだ!」


 八つ当たりとは分かっているが、思わず声を張り上げてしまうのは何も俺の心が狭いからだけではないと思いたい。

 昨日、俺に電話を掛けてきたのは、早乙女昌彦といって俺と同じゼミの同級生だ。

 奴は常に柔和な笑みを浮かべ、周囲に惜しげもなくノートを貸したり、ゼミ室にケーキやお茶を差し入れたりと、日頃の気遣いを忘れない。それ故にか、ゼミの女どもからは『アフリカツメガエルみたいで可愛いよね』と、評判も高い。

 だが、もっとも俺はそんな奴のことを長らく苦手としてた。


 理由は奴がさりげなくいつもブランド物の服を着ていることだとか、苦労を知らなさそうなお坊ちゃん面しているとか、そんな子供染みたやっかみだ。

 しかしそんな思いを抱えていた俺は、夏休みに入って割りの良いアルバイトを紹介されたことをきっかけに、奴と妙な縁を持つようになってしまったのである。


「ったく、バイトなら最初からバイトって言えよな……」


 先日の電話も、合コンとか合コンとかの誘いではなく、純粋にバイトの連絡だった。

 いやもちろん分かっていた。分かっていたから即答したわけだが、ほんの微かに期待していた部分もなきにしも――いや、なんでもない。


「それで、今回のバイトは女子高生がらみなんだよな。依頼人が女子高生なのか? それとも女子高生の霊なのか?」


 半ばやけっぱちな気分で、俺は早乙女に尋ねる。

 何を隠そう。早乙女から紹介されたバイトとは、幽霊退治の助手なのである。

 やっていることは一般的に想像される除霊とはだいぶかけ離れているとは言え、それでも恐ろしい顔をした幽霊に追っかけられるとか心霊写真や動画を見させられるとかで、正直言って賃金が破格でなければ真っ平ごめんの仕事である。

 じゃあなんで俺がこのバイトを続けているかというと、単に地獄の沙汰も金次第という奴であった。


「うーん、断言はできないけど、たぶん女子高生の霊じゃないと思うよ。依頼主も女子高生本人って訳じゃない」

「はぁ? じゃあどういうことだよ」

「ようするに、場所が問題ってこと。ほら、ここが今回の仕事場だ」


 早乙女はそう言って立派な門扉を指差す。俺はそれを見て思わずあんぐりと口を開いた。


「……ここ、マジで入っちまって良いわけ?」

「仕事だしね。じゃあ、行こうか」


 一切の躊躇いを感じさせず、奴はあっさりと中へ入っていく。

 門扉には見事な達筆で『男子立入禁止』と立て札が貼ってある。

 それを無視して潜り抜けた先には、『私立聖神楽坂女子高等学校学生寮』とこれまた見事な書体で、でかでかと書かれているのであった。




 私立聖神楽坂女子高等学校は、男の俺でも知っている有名私立女子高である。

 全寮制で、都心に近い場所にありながら、なかなか広大な敷地面積を有し、およそ百年近く前から名家の御息女とやらが行儀見習いのために入学してきた――という歴史はあるが、現在はまあ普通のお嬢様学校である。どちらにせよ、俺には縁がないのことには変わりない。

 ただし重要なことは、この学校はかつての伝統を引き継いで、完全男子禁制であるということだろう。


 俺はそわそわと周囲を気にしながら早乙女の後ろに付いて行く。

 もちろん仕事で来たのであり、無断侵入しているわけではないのだから、誰かに咎められる心配はない。だが、それでもどうしたって『女の園』とやらに気後れを感じてしまうのは当然だろう。

 つうか、ここまで堂々と女子寮の中を歩ける早乙女に、俺はかつてないほどの尊敬の眼差しを向ける。


「それにしても、随分と静かだな……」


 寮内はしんと、静まり返って人気がないように感じられる。

 外からはジョワジョワと蝉の声が聞こえ、こめかみに汗が伝う茹だるような暑さだというのに、底冷えするような寒さを錯覚してしまう静けさだ。

 それは躾の行き届いた女子生徒ばかりが集う寮内だからか、それとも今もなお霊の恐怖に今も怯え縮こまっているからなのかーー、


「うん、夏休みだし帰省と言うことでほとんどの生徒が帰っちゃってるらしいよ」

「……っ、マジか!」


 つまり人がいないから故のこの静けさらしい。

 ああ、そうだよ! 二度目のことだが、分かってたよ! 生徒がほとんどいないこの時期だからこそ、俺らみたいな怪しげなバイトが除霊に入る隙があったんだよな!

 最初から別に何にも期待していなかったわけだけれど、それでも全てを諦め切った俺は早乙女に着いて行く。気持ちは悟りを開いたお坊さんのようだ。

 ほとんど無人だと聞くと、あれだけ緊張をしていたはずの寮内も途端に空虚なものに感じられるから不思議だ。


「本当は寮母さんから話を聞くはずだったんだけど、どうやら骨折して入院しちゃったらしくてさ。代わりに残っている数人の生徒から話を聞けることになったんで、一緒に来て」


 肩がぴくっと震えるが、俺は相変わらずの無心で早乙女の後を着いて行った。

 人は学習する生き物なのである。





「現代戯画研究会部長の二年野々村です」

「同じく現代戯画研究会の一年尾崎でぇす」


 一階の共有リビングで挨拶をしてきたのは、二人の女子生徒だった。

 部長と名乗る二年生は、目の下にくっきりと隈をつくり、頭もぼさぼさでずいぶんと憔悴しているようだ。しかしどういう訳か、目だけが爛々と光っている。なにかおかしなものに取り憑かれていないと良いのだが。

 もう一人の一年生尾崎は、やはり同じようによれよれで、黒髪の部長と違い明るめの茶髪とつり目が印象的な少女だった。


「えーっと、とりあえず大丈夫? なんだか眠れてないみたいだけど」


 幽霊を怖がって、睡眠がしっかり取れないのかと思いきや、部長はあっさりと首を振る。


「大丈夫です。寝てないのは単に締め切りが近いだけなので」

「締め切り?」


 聞き返すと、彼女は大変力強くうなずいた。


「我々戯画研が出している同人誌です。毎回、学外で開催される即売会に出品しているのですが、明日がそのイベント当日で」

「なるほど。それは忙しい所オレたちに協力してくれて、ありがとうね」

「い、いえ。ご馳走さまです!」


 早乙女がその無駄に良い愛想を振りまくと、部長さんは途端に顔を赤くしてうつむく。

 緊張しているのか何やら頓珍漢な返事が返って来たが、まぁ男に免疫のない箱入り女子高生なのだろうから緊張もするだろう。

 と、そこで俺は背後から妙な寒気を感じて振り返る。すわ幽霊かと思いきや、背後の扉の影から四、五人の女子生徒がトーテムポールのように顔をのぞかせていた。

 恐らく戯画研の残りの部員らしい彼女たち。その爛々とした目に、何故か肉食獣を前にした小動物のような気持ちになってしまい、俺は思わず背を向ける。あれ、昨今の女子高生ってこんなに肉食系だったっけ?


「じゃあ、今回の幽霊騒ぎについて、しっていることを話して貰えるかな」

「はい、分かりました」


 ともかく、促されて口を開いた部長さんの話を聞くため、俺は早乙女の隣に腰掛けた。

 その途端、なにやら背後からどよめきが聞こえた気がしたが、たぶん気のせいだろう。




「ことの始まりは、夏休みに入る数日前のことでした」


 期末試験が終わって、終業式まで残り数日となると途端に校内は落ち着かない雰囲気になる。

 答案返却が主となる授業は気もそぞろで、みんな夏期休暇が待ち遠しくてそわそわしてくるのだ。

 それが分かっているから、先生たちも苦笑して授業を短めに終わらせたりもする。そんな長い放課後に暇を持て余した一部の生徒たちが、ある日とある遊びに手を出した。


「こっくりさんをやろうって、言い出した人たちがいたんです」

「こっくりさん! 知ってる知ってる。俺らが小学生の時にも流行ってたなぁ」


 こっくりさんとは、五十音と「はい」「いいえ」、それから鳥居のマークを書いた紙の上に十円玉を置く。それに数人が指を乗せ、「こっくりさんこっくりさん、いらっしゃいましたらーー」と言うと十円玉が勝手に動いて質問に答えてくれるという占いの一種だ。


「俺はやったことないけど、女子たちが好きな人がどうのこうのって十円玉に指乗っけてーー、」

「十円玉?」


 懐古からくる俺の呟きに、部長さんはきょとんとした表情を浮かべる。


「あれ? なんか俺間違えた? こっくりさんってアレだよね。五十音表と十円玉を用意して……」

「私たちの学校では、タブレットPCに皆で指を乗せてやってましたよ」

「ーー知らない間に随分進歩しちゃってんのなっ、こっくりさん!」


 俺は科学技術の発達とともに失われた、侘び寂びというものに思わず思いを馳せる。

 あれか、ジェネレーションギャップとかってこういうことを言うのか。


「それで、最初のうちはみんな楽しんでやっていたんですが、寮内でも流行り出した頃から段々おかしなことが起り始めたんです」


 深夜に誰もいない廊下から足音が聞こえたり、個室の窓を叩く音が聞こえたり、消灯後の風呂場から不気味な唸り声が聞こえてきたりと、様々な怪現象に悩まされるようになったのだ。


「他にも、別々に干しておいたはずの洗濯物が全員分ごっちゃにされたり、共有冷蔵庫に入れておいたデザートのプリンを食べ散らかされちゃってたりとか、本当に酷いことばかり起ってーーっ」

「酷いっつか、普通に嫌がらせだな」


 本人たちにしてみれば困るのだろうが、心霊現象としては微妙にしょぼい気がする。


「それに前後して、こっくりさんが言うこともおかしくなってきて、それで原因がこっくりさんじゃないかってみんな気付いたんです」


 彼女は、その頃のこっくりさんの言葉をプリントアウトしたものです、と一枚の紙を差し出してきた。俺は早乙女とともにそれを覗き込む。


「うわっ、なんだよこれ。酷いな、文字化けか」


 打ち出された文字は一番最初の列は


『ぉмаぇσヵゝ→ちゃωЙёぁωτ〃→ゑT=→ゑU〃ω』


 と、不気味な文字列が並んでおり、その後数行に至るまでまるで意味をなしていない。それが余計に不気味さを醸し出していた。

 部長の隣にいた尾崎さんも、痛ましそうに眉を顰めている。


「本当に酷いですよね。『おまえのかーちゃんねあんでーるたーるじん』だなんて。馬鹿にするにもほどがあります!」

「はい!?」


 俺はぎょっとして彼女を見る。そして謎の文字列と交互に視線を向ける。


「もしかして、君たち。これなんて書いてあるのか読めたりするわけ……?」

「当たり前じゃないですか」

「ごく普通のギャル文字ですよ」


 二人はあっさりと頷いてくれる。

 つうか、いくら何でも時代に媚び過ぎだろうよ、こっくりさんよぉ!


「そうだよ、こんなの常識だよ。健介」


 お前もかよ、早乙女! つかなんでお前までギャル文字に精通してるんだよ! そもそもネアンデールタール人って貶し文句じゃねえだろ!?

 俺は時代に取り残された気持ちで、思わず頭を抱えてしまった。大丈夫だよな、別にギャル文字知らなくたって普通だよな?


「これなんかはまだまだ序の口で、これ以降、死ねや呪われろなんて不気味なことばかりを言うようになったので、みんなこっくりさんはやらなくなったんです。でも、おかしな現象は収まらなくって、誰かがお稲荷さんの呪いだってーー、」

「お稲荷さん?」


 早乙女の質問に、部長は神妙な顔でうなずいた。


「寮の裏庭にある小さなお稲荷さんです。この学校ができた当初からあるそうで、陰気な場所にあるんでこれまであんまり人は近寄らなかったんです」

「アタシなんかは、お稲荷さんの所為じゃないって言ってるんですけどね」


 尾崎さんは不満そうに口を尖らせて便乗する。


「ともかく、そんなことが続いたものだから、他の生徒達はみんな帰省とか旅行とかにかこつけて、寮を出て行っちゃったんです。寮母さんも先日階段を踏み外して骨折、入院しちゃって。なので、今、ここにいるのは私たち現代戯画研究会のメンバーだけです」


「どうして君たちは、寮内に残ったのかな」


 いかにも文系然とした線の細い彼女達は、さすがに全員が全員幽霊なんてものともしない豪胆な性格をしているとは考え辛い。

 その問いに、部長も不思議そうな顔をしてうなずいた。


「即売会が近かった、というのもあるんですけど、部活動のために集まっている私たちの部屋では、一切心霊現象の類が起こらないんです」


 なので、実害がないならいいやと、締め切りのほうを優先したという。

 そうとは言え、幽霊屋敷の様相を呈してきた寮に居残り続けようと思える彼女たちは、予想に反して強靭な神経の持ち主だったらしい。あるいは、他に理由でもあるのか。


「それは確かに不思議だな。念の為、その部屋とやらを見せて貰――っ」

「死んでも駄目ですっ!!」


 俺が早乙女にそう提案しようとしたところで、部長が何やら食い気味にそれを拒んだ。

 それまでの淡々とした物静かな様子をかなぐり捨てた彼女の勢いに、思わずぎょっとすると、野々村部長は途端に顔を赤くして俯きながら弁解を始めた。


「いえ、あの、できれば遠慮して欲しいです。そのう、締め切り間際なものですから、部屋がものすごく散らかっていて、できれば男の方には見られたくないなっていうか、見せられないって」


 なるほど、そういう事情なら必死になって拒否するのは当然だ。


「というか、謙介。出会ったばかりの女の子の部屋を覘きたがるのは、オレはどうかと思うぞ」


 早乙女が、眉をひそめて俺をたしなめる。

 反射的に反発しそうになるが、確かに親しくもない女子高生の部屋を見ようとすること自体、デリカシーに欠けていたかもしれない。

 部長に謝ると、彼女は頬を染めながらあっさりと許してくれた。――なんか、早乙女の株ばかりが上がり続けているみたいだな。軽くジェラシー。


「じゃあ、廊下とか共有部分は見させてもらっても大丈夫かな」

「ええ、もちろんです。個人の部屋は無理ですけど、他の場所は自由に見て頂いて大丈夫です。案内とか要りますか?」


 早乙女は、野々村部長の質問に首を振る。


「いいや、大丈夫。謙介と二人で見て回るから」

「……っ、ご馳走様です!」


 相変わらず、彼女らの緊張は続いているようである。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ