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繊細さん物語  作者: 気まぐれメイ


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お友だちに、ちょっぴり気が引けちゃう②

教室まで一人で歩いて向かっていると、後ろから声が聞こえてきた。

「せっちゃん、おはよう。」

「あ、おはよ!」

急に声を掛けてもらえて、嬉しい反面、びっくりもしちゃった。


クラスも部活動も同じだから、自然と一緒にいることが多くなったお友だち。

だけど、私なんかとずっと一緒にいて、

大丈夫かな、ちゃんと楽しんでもらえているのかなって、たまに心配になっちゃう。


私は、話をするのも聞くのもそんなに上手ではない。

最初は、ずっと一人で休み時間でも席に座っていたのが気になって、

思わず声を掛けちゃったんだけど、迷惑じゃなかったかなとか、

本当は、一人で居たかっただけなのかもしれないとか、色々考えてしまう。


仮にもし、本人に直接そんなことを聞いてみても、

「そんなことないよ!」

なんて言って、きっと気を遣わせちゃうだけなんだろうな。

人の考えていることが分かったらいいのにって思う反面、

逆にそんなことは分からないからこそ、良いのかなとも思っちゃう。

人の心って、難しいよね。考え出すとキリがないんだけど。

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