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9話

自室で寝ている晴翔。

少し散らかり、本棚や棚の上にはフィギュアが置かれている。


晴翔「スーー…スーー…」


???『…ん』

『晴翔くん』

『おーい』


晴翔『はっ!!』


寝ている晴翔に誰かが呼びかける。

その声に起こされ目を覚ます晴翔。

そこは寝ていた自室とは違い何処か見覚えのある所だった。


???『やっと起きてくれたね』

『久しぶりだね、元気だったかい?』


晴翔『あ〜あなたは…』

『誰でしたっけ?』


尾城藺『もうお忘れなのね』

『尾城藺ですよ』

『晴翔くんが入院してた時以来だね』


晴翔『あ〜オシロイさんね』


尾城藺『なんかピンときてなさそうだけど』


???『なんかパッとしない顔』


???『本当にこんな奴が戦えんのかい』


???『居眠りとはいい度胸ね』


???『…』


そこには晴翔と尾城藺の他に4人の人物がいた。


晴翔『この人達は…』

『あれ?』

『君は回禄麗焔…くんだよね』


麗焔『…』


尾城藺『あぁ〜2人は同じクラスだったね』

『仲良くやってる?』


晴翔『いえ、全然話してないです』


尾城藺『そうなのね』

『あ、そうそう晴翔くん、麗焔に感謝伝えたかい?』


晴翔『え?何のことですか?』


尾城藺『君が襲われて気を失った時助けてくれたことよ』

『あれ?言ってなかった?』


晴翔『初耳です』


尾城藺『あっれ〜そうだったか』

『それはそれは』


晴翔『君が助けてくれたの?』


麗焔『…』


尾城藺『君が気を失って倒れた後…』


時は遡って高邁との戦闘時に


高邁「もっと楽しみたいがここまでだ」

「大分力も使い果たしたようだし」

「僕の準備運動位には役に立ったよ」

「覚醒前とはいえこうして僕の手で殺せることができてうれいいよ」

「さぁ今日を境にこの世界は消滅の運命を辿ることとなる」

「…さようなら」


最後のとどめを刺そうと渾身の一撃を振り翳した。

あたりが煙に覆われ視界が悪い中高邁が異変に気付いた


高邁「へ〜まさかそっちから来てくれるとは」

「噂では聞いてるよ、国家公安対悪鬼対策本部とか言ったか?」

「その姿もそこで開発されたものなのか?」

「だが妙だな君からは知っている気配がする…どーゆーことだ」

「後ろの彼は…違った?そう言えば気配は違った様な」


そこには鎧姿に紅き焔を身に纏い翼を広げた人物が。


???「まだ大人しく寝ていれば良かったものの」

「やはりお前達は脳みそが空っぽなんだな」


アドレナリンが出て気が立っている高邁はその軽い挑発がヤケに効いたようで口が悪くなった。


高邁「言わせておけばこのクソガキ」

「お礼に後ろの奴と一緒に君お前もぶっ殺してやるよ!!!!」


高邁は右手を振り上げ拳に力を集中させた。

ドス黒いオーラが拳を覆い尽くし更に巨大化していく。

肥大化したオーラは拳に収縮し、高邁は振り上げた右手を目にも止まらぬスピードで振り下ろした。


???「遅いよ」

「自分を過剰評価しすぎたね」

麗焔「それとお前じゃない、回禄麗焔、僕の名前」

「覚えなくていいよ、死ぬから」


麗焔と高邁の技が衝突し大きな衝撃波と爆風が当たりを包み込んだ。

煙が薄れていく中1人の影が浮かんできた。

高邁だった

しかし様子が何処かおかしい

そうそれは身体の半分が消えた死体だった。


麗焔「さ、お前はまだ死ねないよ」


立ち上がって振り返り、気絶している晴翔に話しかける。


尾城藺「派手にやったね〜」

「悪いんだけど麗焔さこの子病院まで運んでくれない?」


そう言って何処からともなく現れた尾城藺。


麗焔「はぁ〜分かりました」


麗焔は晴翔を抱え上げ病院てと向かったのだ。


尾城藺『そして時は戻り今こうしているってわけなの』

『理解してくれた?』


晴翔『そうだったのか』

『本当に君が助けてくれてたんだ』

『ありがとう』


麗焔『君じゃない、麗焔でいい』


晴翔『そっか』

『わかったよ、ありがとう麗焔』


???『仲直りは出来たのかい?』


???『いい加減本題に入ってくれない?』


尾城藺『そうだったね』

『新たな力の目覚め、そして晴翔くんと麗焔の一件で奴らの動きが活発化した』

『これを放ってはおけないし、恐らく奴らも大きく攻めて来ることが予想される』

『そこで国家公安対悪鬼対策本部も大きく出る事にした』

『まずは…』


晴翔『あ、あの〜』


尾城藺『ん?どうした?』


晴翔『国家公安対悪鬼対策本部ってなんですか?』


尾城藺『あれ?これも話してなかった?』


???『しっかり頼みますよ〜』


???『話が全然進まないじゃない』


尾城藺『ごめんごめん』

『簡単に説明するとだね所属しているチームだね』


晴翔『へ〜そうなんですね』


尾城藺『あ、わかってくれた?』


晴翔『あ、はい』

『簡単も何もそれでしかないですよね』


尾城藺『ん〜そうだね』

『んじゃ話戻すよ』

『今回の件で、1人が襲われた時に連携を取りやすくする為に君達には1つの場所にまとまってもらうことにした』

『てな訳で緑埜(りょくや) (みどり)水無月雫(みなずき しずく)鳴神洸輝(なるかみ こうき)3名は晴翔くんと麗焔が通う松本志学館高等学校に転校してもらいます』

『他の地域で事件が発生した場合こちらでメンバーを選出し現場に向かってもらう』

『以上!!解散!!』


そう言って視界が一気に暗くなった


晴翔『え、お、おわり?』

『ちょっと…』

「ちょっと待って」

「あ、俺の部屋…」


目を覚ませばそこは晴翔の自室だった。


「よりによってなんでうちの高校なんだよ…」

「って全然時間進んでねじゃん」

「とりあえず…寝よ」

ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

文章構成力不足でうまく読み取れない部分があるかと思いますが、暖かく見守って頂けますと幸いです。

ゆっくり投稿していきますので気長にお待ちください。

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