表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/10

4話

この騒動はすぐさま世界中に広まった


「続いてのニュースです」

「えぇ、先日の倒壊事故ですが負傷者は未だ不明、改修作業も困難な状態になっている模様です」

「現場と中継が繋がっています」


立ち入り禁止のテープが貼られた倒壊した街

テープの周りには記者やテレビ局の人達が集まり報道をしている


「こちら倒壊事故の現場です」

「まだ行方不明者が多数いる中で救出作業が続いております」


街は先日の事故のニュースで持ちきり

あちこちで話題になっている


「なあーこの動画見た??」

「え?ああ事故当時の動画だろ?もうとっくに見てる」

「これどう思うよお前?」

「ええーやっぱ宇宙人とかじゃないの?」

「ええー何かの実験で暴走したとかじゃない?」


あちこちから流れてくるニュース


「では次のニュースです」

「先日起きた大規模なビル倒壊事故」

「SNSで当時の動画がアップされ話題を呼んでいます」

「倒壊していくビルの中で2つの光がぶつかり合ってる様子が見られます」

「この動画をめぐって専門家は様々な……。」


都内某所の大型スクリーンで流れるニュースを見上げる人影


ブーブーブーブー


スマホのバイブ音


???「はいはい」

電話越しの相手「例の件動きがあったそうですよ」

???「そっか…ぼちぼちそっちに向かうよ」


そう言って電話を切る

その場を立ち去って行った



世界は高邁の宣言通り各地で異常事態が急激に増えた

この異常事態に世界各地で首脳会談が開かれ対策本部も設立された

だがこの事態を予測し秘密裏に設立された組織があった


晴翔『…』

『ここは…』


一面に広がる暗闇の空間


晴翔『そうか…僕は死んだのか…』

『何もできなかった…』

『怖くて…ただ一人逃げ出して…』

『英獣召喚なんてものもまるで意味がなかった』

『最低な人間だ』


暗闇の中で自暴自棄になる晴翔

すると周囲が火の海に


晴翔『な…なんだこれ』

???『晴翔…君を死なせはしないよ』

晴翔『…声?』


不意に聞こえる優しい声


晴翔『誰…?』

???『…』


晴翔の問いに答えは返ってこなかった

途端に当たりの火は消え去り光に包まれた


???「…」

「…ん」

「は…さ〜ん」

???「晴翔さん聞こえますか〜」

「呼びかけには脳波反応を示しているんだけどなぁ〜」


晴翔『誰かが僕を呼んでいる』

『君なのか?』

『君が僕を呼んでいるのか?』


晴翔の視界は光に埋め尽くされ

眩しさで目を瞑った

そして再び目を開いた時

そこは見知らぬ天井だった


晴翔「こ、ここは…」

???「お!!」

「ようやくお目覚めのようだね」

晴翔「???」

「ど、どちら様ですか?」

「しかも、なんなんですかこの入れ物は」

???「これは生命維持装置」

「君はもう死んでもおかしくない状態だったからね」

「それでもこの短期間で意識を戻すのはさすが力を授かった者ってところだね」

晴翔「な…なんの話ですか?」

???「それにしても大して驚かないんだね」

「普通ならこの状況もう少し慌てふためくと思うけど」

「意外に冷静なんだね」

晴翔「す…すみません」

???「別に謝らなくていいよ」

「そうそう自己紹介がまだだったね」

「僕は、尾城藺華媛(おしろい かえん)

晴翔「お、おし、おしろ?」

尾城藺「お・し・ろ・い、ね」

「尾城藺華媛よろしくね」

晴翔「よ、よろしくお願いします」

「変わった名前ですね」

「尾城藺なんて聞いた事ないですよ」

尾城藺「そうだね〜僕も周りでいた事ないな」


尾城藺華媛となのる人物。

容姿は小綺麗な男?って感じだ。

なんか異質な感じはする。

背も高くスタイルもいい美形男子。


尾城藺「それで、早速なんだけど」

「君に話があるんだよね」

晴翔「だとは思ってました」

「こんな状況ですし」

尾城藺「まず先に今世界がどんな状態かってところから話すね」


ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

文章構成力不足でうまく読み取れない部分があるかと思いますが、暖かく見守って頂けますと幸いです。

ゆっくり投稿していきますので気長にお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ