18話
麗焔「力が発現したのは小学生の頃だった」
「普通に遊んで喋ってよくいる子供だったと思う」
「小さい頃から何かに熱中してる時、力んでる時、感情が高鳴ってる時身体の芯の部分が物凄く熱くなる感覚があった」
「初めは病気だと思って病院にも行ったが何もなく単純に身体が力んで暖まってるだけと言われた」
「でも大きくなるにつれその熱つさは高くなっていった」
「それで4年生くらいの時、いつも遊んでいた友達と口論になって、手が出るほどに喧嘩がヒートアップした」
「その時だ、感情の制御が効かなくなって昂りが最高潮に達した時、身体が発火したんだ」
「その後の事は覚えていない」
「それきっかけで感情の浮き沈みで身体の一部や全身が発火する様になった」
「それから周りの態度が変わった」
「変人、悪魔、厄病神噂は学校どころか地域全体に広まった」
「俺は自分の感情を殺して無になり、以来ずっと無口になった」
「この歳になるまでに力のコントロールは出来るようになったけど感情の出し方が分からなくなって今も無口のまま」
晴翔「無口って割には結構喋ってくれたのね」
「何か…いや、教えてくれてありがと」
「感情しっかり出てたよ戦闘中」
「怖いくらい顔に」
麗焔「そうか」
「感情の出し方忘れたわけではないのか」
晴翔「しっかり覚えてるよ」
「今も話せるし感情も出せるし、周りの環境が麗焔にあってなかっただけさ」
「同じ能力者どうし仲良くしてこ」
麗焔「…」
「断る」
少し笑みをこぼしながら断った麗焔。
晴翔「えぇーーー」
「完全に今の流れ仲良くするところじゃん!」
麗焔「うるさい」
「それはそれとして晴翔はどうなんだよ」
晴翔「え?俺?」
「んー急にきたからな…」
「でもずっと妄想はしてたかな」
麗焔「妄想?」
晴翔「そう妄想」
「巷では俺みたいな事を厨二病って言うみたいだけど」
「麗焔と共闘した時もこの妄想に助けられた」
「普段から色々考えてるからそれを強くイメージして具現化できたのがあの光の槍だったから」
麗焔「厨二病が現実になったわけだ」
キラキラした顔で麗焔を見る晴翔。
晴翔「そうゆこと!」
「初めは流石に理解できなかったし怖かったけど考え方を変えて厨二を物にして本物の厨二になって世界を救おうって」
やる気に満ち溢れてる顔の晴翔。
麗焔「デカすぎる目標だな…それは」
晴翔「でも具現化するのに体力を使うようで、理想とする形まで持っていけないんだよね」
麗焔「最大出力は反復とぶっ倒れるまで限界値出し続ける事だな」
「そうすればその限界値が限界ではなくなって」
晴翔「流石にこんな事今の状況で言ってたら怒られるかもしれないけど」
麗焔「まぁ難しく考えるよりはそれぐらい大雑把に考えてる方がいいんじゃないか」
その時、二人の病室の扉をノックする人物が。
コンコン
二人は会話を止めて扉の方に目線を向け応える。
晴翔「はーい?」
晴翔の応えを聞き病室の扉が開きスーツを着た人達が入ってきた。
スーツの男「蒼穹晴翔
回禄麗焔 であっているかな?」
麗焔「病室の名前見れば分かるだろ」
晴翔「ど、どなた??」
スーツの男「国家公安対悪鬼対策本部は国際連合直属対悪鬼殲滅組織『特務機関EXOR』として国連の管理下に置く事になった」
「それに伴い、この病院から国連直属の病院へ移動してもらう事になった」
晴翔「え?名前変わったの?」
「ついさっき夢でその話したの思い出してだけど」
「どゆこと?国連って?」
スーツの男「既に緑埜翠、水無月雫、鳴神洸輝現地三名は、現地に到着し話も通っている」
「あなた方のご両親にも話は通っています」
麗焔「あの三人、もう着いてるのか」
晴翔「誰ですか?」
「え?と言うか話聞いてます?」
「ん?今両親にもって言いました?」
麗焔「その内嫌でも顔合わせする事になる」
晴翔「そうなの??」
「ん?いや、だから国連直属ってどゆこと??」
「親はなんて言って了承したのーーーーー!!!???」
麗焔と晴翔は国連の男達に連れられ病院を移ることとなった。
???「みつけた…」
ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
文章構成力不足でうまく読み取れない部分があるかと思いますが、暖かく見守って頂けますと幸いです。
ゆっくり投稿していきますので気長にお待ちください。




