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1話

「連日行方不明者が続出する中で新たに行方不明者の報告があった模様です。これを受け警察は…」


スマホから流れるニュース音


モブ「おいまた行方不明者だってよ」

モブ「マジかよ、ちとヤバくねーか」


俺は高校一年の蒼穹晴翔(あおぞら はると)


晴翔「はぁ、またお金盗まれてる…俺の金も行方不明だっつうの…」

モブ「なんだ晴翔また金盗まれたんか??笑」


空の財布を両手に持ち呆れた表情を浮かべてる…そうです僕が晴翔です。

見ての通り僕は平凡でごく普通な、先輩から過度なイジメを受けてる高校球児。


晴翔「今日も財布から金を盗まれてた。」

「今までもiPodや携帯ゲーム機を盗まれて。」

「いったい総額いくら盗まれたのやら。」


モブ「おーい1年!集合!!」

「ヤッベ!!先輩から号令がかかった!!」


1年の部員が整列


モブ「お前ら最近たるんでねーか?」


こいつら先輩は気に食わないことがあると後輩に当たってストレス発散する最悪なゴミ人間達。

たかだか1.2年そこら早く生まれたからって調子乗りすぎわろた…クスクス。


モブ「ぉぃ…おい!聞いてんのか!!晴翔!!!」

「ぁあっはい!」

「ッチ!!お前この後部室来い!!」


出たよ…個々を更に痛ぶってストレス発散

俺はそのターゲットの1人、もううんざりだ。

憂鬱だなぁー、何でわざわざ怒られに自ら歩いて行かなきゃ行けないのやら。


コンコン


晴翔「失礼します!」

モブ「晴翔か、そこに座れ」

晴翔「はい!!失礼します!!」

モブ「テェメー俺ら先輩(うえ)のこと舐めてんだろ??」


はぁー…出た出た毎度この入り方、テンプレかよ芸のない。

そうして小馬鹿にするような笑い方をしながらゆっくり立ち上がり。

鋭い目つきで先輩を睨みつけた。


晴翔「イキってるくそ野郎が!!死にさらせ!!!!」


晴翔の足元はヒビと共に地面が抉れるように窪み衝撃波を放った。

その瞬間部室のガラスが内から外へ弾き割れ。

先輩達1人はガラスと共に外へ弾き出され残りは壁に吹っ飛ばされた。

その光景に晴翔は高らかに笑った。

…と、晴翔の脳内では先輩を瞬殺していた。

そう俺は平凡なごく普通の高校生で重度の厨二病でもある…。


晴翔『はぁ、俺に力が有ればこんな奴ら…』


俺は時折変な夢を見る

大きな生き物の背に乗って大空を飛行している夢

あの夢になんも意味がないことなんて分かってるんだけどさ…

自分には特別な力があるって思いたいじゃん??だって俺厨二病だし

わざわざ神話について資料を読み漁ったりもして

そんで昨日、獣を呼び出す召喚陣を見つけて自分の左手に描いて遊んじゃったりして

これ…油性で描いちゃったから微かに残っちゃったし

はぁ…そろそろ厨二病も引退しないとな…


モブ「ぉぃ…ぉい!おい!!聞いてんのか!!」

晴翔「え?あ、はブフォ!!!」


その瞬間晴翔は顔面を殴られた。

殴られた勢いで棚に頭を強打し気を失った…。

気がつくとそこはいつもの変わった夢だった。


晴翔『はぁ…またこの夢か…』

『…?風?』

『いつもと視点が違う…?』


普段は俯瞰してみていた景色が今回は違っていた

そこは白いフワフワとした生き物の背中に乗っていた


???『くぁwせ…drftgyふ…じこlp』

晴翔『ん!?』

???『くぁwせ…drftgyふ…じこlp』

晴翔『声!?』

『誰だ!?』

???『くぁwせ…drftgyふ…じこlpくぁwせ…drftgyふ…じこlp』

晴翔『ん?…よく聞き取れない??』


その時横からフワッと人型の光り輝くものが現れた


???『時が来たみたいだよ』


ハ!!!っと目が覚めると知らない天井。


晴翔『なんだったんだ…あれは』

『…人??』


「ッツ!!」


頭が凄く痛く体も何だか重く感じる。

意識が朦朧とする中俺は辺りを見回した。

そこは医療機器が多く置いてあり、そこから伸びている機材が俺の体に引っ付いておりベットに横たわっている。

俺は今集中治療室にいる事を把握した…

意識を失ってからこっぴどく先輩にやられたんだと呆れた。


母「は、晴翔…?」

父「どうしたのママ?晴翔意識戻したのか?」

母「は!晴翔!!」


ベットの横には両親2人が座っていた

今にも顔が溶けて無くなるんじゃないかって思うほどの顔で泣いていた


晴翔「か…母さん…」


その時看護の方が1人入ってきて驚きを隠せないように担当医の名前を叫びながら走り去っていった。


看護「先生!!!!!!!!!!!!!」


そして担当医と警察の方が僕の部屋にやってきて状況を説明してくれた。

医師からの話によるとあの日から約1ヶ月の時間が経っているようで…結構な重症だったらしい。

だがそれ以上に驚いたのが俺を殴った先輩達が1人が死亡残り2人は今だに意識が戻らないからなりの重症らしい。

そして現場となった部室棟は半壊状態。

部室棟周辺にあるものは強烈な衝撃波、つまりは爆発にあったかのような状態でボロボロだという。

あの日何があったのかと聞かれる。

でも気を失っていたから顔面を殴られたところまでしか記憶にない。

一体何が…。

目覚めてからその後の回復は早く3週間後無事に退院した。


晴翔「ん!んーーーーー!!」

「ようやく退院か」


久々の外に思いっきり背中を伸ばして深呼吸をした


先生「晴翔君退院おめでとう」

「もう、あんな事故には遭遇しないように気をつけてね」

晴翔「お世話になりました、気をつけます」


そう言って先生は入り口で両親と少し話して院内に戻っていった

話し終えた両親が僕の方へ歩いてきた


父「よし、帰るか晴翔」

「車持ってくるからここでママと待ってて」


そう言って父さんは車を取りにいき母さんと俺と2人になった


母「でも晴翔…本当に良かっよ」

「こうして退院してくれてママ嬉しい」

「もうこんな心配させないでね」

「心が持たないよ本当に…」

晴翔「はは…わかったって、気をつけるよ」

母「笑事じゃないんだからね、全く」



ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございます。

文章構成力不足でうまく読み取れない部分があるかと思いますが、暖かく見守って頂けますと幸いです。

ゆっくり投稿していきますので気長にお待ちください。

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