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本巻に於いて各章へのあいさつ



 この物語はフィクションです。実在する同名の人物、団体、国家とは一切関係ありません。

 また登場する神話、聖典、伝承は現存するものを元に独自で創造されたものであり、実在のものを改変、解釈されていないものとします。











   ◇ ◇ ◇ ◇



 天上に一体の天使がいた。


 その者は最も輝かしい光であり、天使たちを率いる長である大天使であった。


 神の御許(みもと)に最も近く、神を最も愛する天使は全てを神に捧げていた。



 ある日、神は自身の似姿として造られた“人”を拝礼せよと天使に仰せられた。


 しかし天使はそれを拒んだ。


 そして一対である“人”の片割れを(そそのか)し、禁断の果実を“人”に食べさせて天上から追い出してしまった。


 天使はその罰として四肢を取り上げられたが、それでも神への信仰をやめなかった。


 なぜならその者は神のみを見上げ、神だけを愛する最高位の天使であったために傲慢(ごうまん)だったからである。


 その者の名は、ルシファーである。



           ――天界新章・第1節『堕天』、第1項『傲慢』より



   ◇ ◇ ◇ ◇











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