~ユリside~表彰式までの間
「さーて、ムッチョとパッチョに会いに行くか」
「うん!」
ヴァンと共にムッチョとパッチョがいる控室に行く。
「ムッチョ!パッチョ!優勝おめでとう!」
控室に入ると2人は治療医から治療を受けている所だった。
「あ、ヴァン、ユリ.来てくれたんだ」
包帯をグルグル巻かれながらムッチョがこっちにニカッと笑う。
「大丈夫なのかそれ」
「へーきへーき。クソジジイ様のゲンコツに比べればどーでもない痛さ」
パッチョがヴァンの心配にそう答える。
(クソジジイ様のげんこつってそんなに痛いんだ…)
されたことないから分かんないけどヴァンも「あー、分かるわそれ」とか言ってるから相当凄いんだろうなぁ。
「閉会式まで時間あるよね?ムッチョとパッチョはどうする?」
「俺達は此処にいるよ。飲み物お代わりし放題だし、果物、お菓子食べ放題だし」
そう言ってパッチョはテーブルのリンゴを1つ取って丸かじりする。
「ユリ達もいれば?」
「そうするか。お、これうまそ」
「こっちもうまいよヴァン」
パッチョと一緒にヴァンはパクパクと果物やお菓子を食べる。
「紅茶もあるよユリ」
「じゃあ僕紅茶もらおうかな」
テーブルにあるポットを開けるとトウモロコシ茶やフルーツティー、紅茶に熱い穀物茶が。
「なんだか一級宿みたい」
紅茶の味も悪くない。砂糖もミルクも使いたい放題だ。
「前の階級より控室も食事も豪華になってるんだ。
ヘビー級の人が言ってたけどヘビー級の控室だとステーキや丸焼き、ケーキ食べ放題ワイン、酒飲み放題だとか」
「す、ステーキ…」
「来年はヘビー級、出ようかな」
「是非出てくれ二人共。そして俺様もステーキ食べたい…」
もう、ヴァンったら。




