表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ノーザンライツ団航海日誌!第一期  作者: カナル
第四話「見世物小屋」
41/61

~ヴァンside~スズちゃん


「ねぇヴァン。本当によかったの?」


宿に帰る途中、ユリがそう聞いてくる。


「ほっとけなかった」


俺様は手の中にいるヒヨコを見る。


「リーリー」


「そっか。ヴァン、本当は優しいもんね」


「本当は、は余計だ。俺様はいつもクレイジーで優しいぞ」


こんなにかっこよくて超絶美男子の俺様が助けてやったからか、ヒヨコは大人しい。俺様に惚れてしまったか?


「ちょ、クレイジーは優しくないってば」


「カッコいいクレイジーなヴァン様だ。

ってか逃げないな、コイツ」


「宿の草むらに放してあげたら?」


「そうするか」


喋ってるうちにちょうど宿に着いた。

俺様は宿の横にある草むらにヒヨコを下ろそうとするが…


「なっ、なんでコイツ脚を離さない?」


指に脚を巻き付けてヒヨコは離れない。


「ほら、行けよ。行けったら」


「リーリー!」


頑として離れないヒヨコ。


「ったく、どうすりゃいいんだ?」


「もうこうなったら飼うしかないかなぁ…。鶏になったら食べればいいし」


「リ゛ー!」


「なんかコイツ、人の言ってること分かるんじゃね?

それに鳴き声もヒヨコとなーんか違うし。鶏にはなりそうにないな」


白にピンクの毛が混ざったヒヨコ。こんなの見たことねぇ。


「まぁ、まずは帰って小掲示板でペットショップを探さないと。飼うなら篭がいるし、餌もいるからね」


「そうだな。

よしスズちゃん、俺様の懐に隠れとけよ?」


「何それ名前?」


「鈴みたいに鳴くからスズちゃんだ。クレイジーだろ?」


我ながらハイセンスなネーミング。スズちゃんも懐でリーリー嬉しそうに鳴いている。


「それを言うならキュートね。さ、帰ろう」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ