~ユリside~(し~ちゃんわぁるど)
「ん?何このガラスのハートレベル100って…」
―警告…この先を調べるには10ガルかかります。料金箱に10ガル投入するか、他の調べたい事を思い浮かべて下さい―
(やば…お金かかるの?!でも…ガラスのハート、知りたい…えっちな事なのかな…)
ヴァンの方を見るけど起きそうにない。
(よし…)
お財布から10ガル出して料金箱に入れる。
し~ちゃんわぁるど
あぁ…誰もワシの事なんかどうでもいいんだ…
ねぇ、聞いてよそこのありんこくん。し~ちゃん、ただみんなと仲良くしたいんだ。
なのに手が勝手に投げちゃうの。
し~ちゃん、悪くないよ?
悪いの、し~ちゃんの右手さんだもん。
あーぁ…今日も誰も、し~ちゃんと目を合わせようとしない…
し~ちゃんかなちい
し~ちゃんかなちぃお
「っなんだその不気味な歌わぁっ!!」
「わっ!?」
ビックリした…
「ヴァン…起きたんだ…おはよ」
ほんとビックリ。掲示板から音が出た…ってか、歌が流れた。
―もう一度再生する場合は5ガルを、録音石に録音する場合は100ガルを入れてください―
と掲示板に出て来た。
「おはよ…で、さっきの不愉快極まりないのは何?」
「クソジジイ様のステータスのガラスのハートについて調べたら流れた歌…」
ヴァンが一発で目を覚ます程凄いんだ。録音しちゃおう。
追加料金を払うと小掲示板の下の穴からコロッと宝石のような物が出て来た。
「これが録音石?」
小掲示板を見ると文字が出てきていた。
―録音石の使い方
世界新聞局が発明した世紀の大発明。録音石と録画石!
使い方は簡単だ。
録音石は握って再生と願えば中に録音された音が再生される。音量も念じれば変えられるし、自分だけ聞きたい時は耳に当てれば自分だけに聞こえるぞ!
録画石を再生するには掲示板に付いている録画石再生装置に入れれば見られるぞ!
録画石の貸し出し店もあり、小掲示板には安価な再生回数制限付きの物もある。是非試してくれ!
―
と、広告のような物が出て来た。取り敢えず
(再生)
そして流れ出すクソジジイの声とやたらとのんびりな音楽。
し~ちゃんわぁるど
あぁ…誰もワシの事なんかどうでもいいんだ…
ねぇ、聞いてよそこのありんこくん。し~ちゃん、ただみんなと仲良くしたいんだ。
なのに手が勝手に投げちゃうの。
し~ちゃん、悪くないよ?
悪いの、し~ちゃんの右手さんだもん。
あーぁ…今日も誰も、し~ちゃんと目を合わせようとしない…
し~ちゃんかなちい
し~ちゃんかなちぃお
「も、もう頼むからやめてくれぇ…死んじまう…」
「じゃあ僕のお願い聞いてくれる?」
「あぁ…聞くからもうこれ以上は流すな…」
仕方ないなぁ。じゃあ…
「一緒に服屋さんに行って、着替えてお祭りに行こっ?」




