~ヴァンside~
特売やタイムセールのおかげで沢山の肉をゲット出来た。
「ちょっと買いすぎたかな」
軽い物を持つユリが呟く。
「大丈夫だって。こんなん俺様が本気出したら3日で食っちまうぞ」
「ダメダメ。大事に食べてね。野菜もバランス良く」
全く。ユリは段々アルム兄貴に似てきたな。
「はいはい。ユリも甘いものばかり食べるなよ。パッチョみたくなっちまうぞ」
「なりません!」
おー、宣言したな。
ってか、部屋…なんか寒いな。だべってるうちに帰って来たけど、冷却魔法でもしてあんのかな?
「ヴァン何食べたい?」
「んー…肉の卵綴じ」
一応野菜も入るし簡単らしいし。さっさと食べて部屋についてる小掲示板見たい。
「分かった、少し待っててね」
ユリが料理している間に待ちきれなくて小掲示板を開く。
「今のイケメンランキング一位は誰だ」
俺様よりもイケメンなんて…どんだけイケメンなんだと思って見てみる。
「……これ、買収されてんじゃねぇの?」
一位は…白獅子の孫。こんな毛もじゃ野郎が世界一のイケメンとかありえね!それならアルム兄貴でいいじゃねぇか!
で、二位が灰猫王、三位黒豹王…ぜってー買収されてんだろこれ。ってか猫ばっかじゃねぇか!
………で、猫が終わったら出てくるのがカンパニュラさん?!なんであのぼんやり人間が?!しかもクソジジイもランキング100位以内に入ってやがる!おかしい!おかしすぎるだろ!
「ヴァン、出来たよ。食べよう」
「お、おう…」
テーブルに置かれた肉の卵綴じとパン。うまそ!
「「いただきます」」
やっぱりユリの飯はうめぇ。段々アルム兄貴に似てきて飯うまくなってる。
「美味しい?」
「めっちゃうまい」
「そう。よかった」
にこにこ笑うユリ。成る程…これが可愛いランキング99位、嫁にしたいランキング66位の笑顔か…うん、理解出来ねぇ!!
「後で僕も小掲示板見たいな」
「なんか調べるのか?」
「うん。買った食材で、あまり食材を使わずに美味しい料理が出来るのを調べたい」
「いいんじゃね?じゃあ俺様その間に水浴び済ませてくるわ」
いい男は常に身だしなみに気を付けないと。




