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タイトルを考える気力がなかt  作者: えんどう
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ですから

夏が終わっていた ロスタイム数ヶ月ならまだ夏 ただ、球団四季の試合時間が年単位なら第3クオーターに入りかかってしまって、第2クオーターのことを引きずりすぎなようだし、この事実をそろそろ受け入れた方が良さそうだ

夕食の冷凍餃子を食べながらyoutubeを見ていると、スマホの画面をスクロールするだけですぐ終わる日々を過ごす自分にふがいなさと無力感を感じる 

いや、無力感というのは正しくないかもしれない というより正しくない 

無力感というのは全力を出して、それでなお目標に達さず、要請に応えられなかった場合に初めて使う資格が生まれる言葉であって、今の自分には無力感を使う、無力感に浸る資格はない

全力を発揮するどころか、殻を破るどころか、殻のなかの内膜にすら手が触れていない

殻を破ろうという初期衝動は発しても、いざ実際に破る段になると途端に腕を引っ込めてしまい、内膜にさえ届かない


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