EPISODE.84話〘災厄の真実と再挑戦の誓い〙
今日の投稿が夕方になりました。
リアル仕事関係で、申し訳ありません。
[……あれ? 俺の部屋か?]
俺は機材を外し、周囲を見渡した。
どうやら強制ログアウトされたらしい。
どうしてだ? と不思議に思っていると、突然スマホが鳴った。
着信相手は西石だった。
[もしもし、西石か?]
[東条さん、大変っすよ!! 運営から突然、緊急メンテナンスのお知らせが出たっす!! 公式サイトでも発表されてるっすよ!]
[緊急メンテナンス?]
俺はすぐに運営サイトを確認した。
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【運営サイトよりお知らせ】
【いつもプレイして頂き、誠にありがとうございます。
急遽、緊急メンテナンスを実施させて頂きます。
今回の緊急メンテナンスの原因は、現在2件確認されております。
1件目は、一部プレイヤーによる特定エリアの独占行為についてです。
特定プレイヤーがエリア利用者へ通貨を要求し、拒否したプレイヤーへの悪質なPK行為が確認されました。
運営側は調査の結果、関与していたプレイヤー6名を確認し、全員へ制裁対応を実施致しました。
また、現実世界においても、運営会社より正式に対応を公表させて頂きます。
2件目は、本来出現するはずのないエリアボス 【黎玄武雷獣ライガボルドキャッツ】が、北東の砂漠の洞窟へ出現していた件についてです。
本来、同エリアのボスは 【鋼鉄翠魔獣ジーグライバス】でしたが、 【黎玄武雷獣ライガボルドキャッツ】によって討伐されていた事を確認致しました。
そのため、北東の砂漠の洞窟において、 【黎玄武雷獣ライガボルドキャッツ】がエリアボス化していた状態となっておりました。
現在、原因調査及び修正対応を行っております。
なお、該当ボスへ挑戦されたプレイヤーを確認しております。
対象プレイヤーの皆様へは、メンテナンス終了後に補償対応を行わせて頂きます。
また、全プレイヤーの皆様にもお詫びとして補償を配布予定です。
メンテナンス期間は2日間を予定しております。
期間中はログイン出来ませんので、何卒ご了承下さいませ。】
――運営サイトより
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[……やっぱりバグだったか。]
俺は深く息を吐いた。
[俺たちのレベルで勝てる相手じゃなかった訳だ。]
[そうっすね……。 正直、全然勝てる気がしなかったっす。]
西石も珍しく弱気だった。
だが、俺は少しだけ笑った。
[まあ、俺たちにはまだ“挑戦する資格”が足りなかったって事だろ。]
[……再試験って感じっすか?]
[ああ。 今は不合格だっただけだ。 なら、もっと鍛え直して、いつかもう一度挑めばいい。]
[そうっすね。 次は絶対、合格したいっす。]
[だな。じゃあ、また明日会社で。]
[了解っす!]
通話を切った後、俺は静かにスマホを置いた。
そして寝酒を一口飲み、ベッドへ倒れ込む。
脳裏に浮かぶのは、あの圧倒的な雷獣の姿だった。
――次は、負けない。
そう心に誓いながら、俺は眠りについたのだった。
今回の黎玄武雷獣ライガボルドキャッツ編はあるエリアボスに再び登場する予定です。今は勝てない設定で書いてました。
次回もお楽しみに
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様
本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ




