14 3D魔法革命_11
* *
「はぁ~~いっ! じゃぁ、一斉に引っ張るよぉ~~っ!」
「「「「「「「「「「おぉ~~っ!」」」」」」」」」」」
私(英子)の掛け声に、子供達が2Dの魔法陣を出したまま、元気よく返事をする。
「それじゃぁ、いっくよぉ~っ!」
私はそう言って、子供達に向き合ったまま、各々の魔法陣をZ軸方向に引っ張っていく。
する、……と。
子供達が難しい顔をしている目の前で、徐々に2D魔法陣のdepth(奥行き)が増していって、……。
ポンッ、ポポンッ、ポポポポンッ、ポポポポポポポポンッ、……。
英子のホンの些細な助力で、子供達全員の魔法陣が、無事3D機関化してしまった。
「「「「「「「「「「やったぁ~~っ!?」」」」」」」」」」」
ホンと、大喜びの子供達。
でも、……ね。
少し離れたところにいた大人達はさ、……。
特に、魔法執行官と呼ばれるその道の権威達は、ホンと驚愕しちゃったみたい。
「何だそれはぁぁぁ―――っ!? 認めないぞっ! そんなのを、我々魔術を究めんとする者は、絶対認めるワケにはいかないのだぁっ!」
「……」
何だよ、あのオッサン。やったら、激高しちゃってさ。
いいじゃん。ちゃんと子供達、皆ができたんだからさ。
なぁ~~んて、そんなことを思って、じっと見ていたら、……さ。
えっ!? えぇ~っ!?
向こうさん、今度は私のことまで、もの凄い形相で睨み返してきたよっ!
怖っぁ~~っ!?
「国王陛下っ、何なのですかっ、あの者はっ!? 魔女か何かなのですかっ!?」
今度は別の女性の魔法執行官が、傍におられた国王の瀬田さんに食ってかかった。
「いやぁ、……。キミこそ魔女でしょ?」
「……」
ぐうの音も出ない女性の魔法執行官に、瀬田さんはニヤリと、これまた不敵そうな笑みを浮かべられた。
そうしたら、……さ。
「おぉ~~いっ、オマエらぁ~っ!! ホンと、やるじゃ~~んっ!!」
瀬田さんが、嬉しそうに子供達に向って手を振ってこられた。
「「「「「「「「「「おぉ~~っ!!」」」」」」」」」」」
子供達もまた、一斉に空に向かって右拳を突き上げて、……。
ホンと意気揚々だね。
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