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魁!断筆姉さん!!  作者: 西洋司


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14 3D魔法革命_09

   *         *


 私(英子)のそういうところを、子供達はよく観察していたのだろう。

 今のがきっかけで、この臨時の子供教室は、グッとまとまり感が強くなった気がする。


「では、いいですかぁ~っ? これから、 みんなに面白いことを教えてあげるからねぇ~っ!」


「「「「「「「「「「はぁ~~いっ!!」」」」」」」」」」


「おっ、いいお返事。なら先生、取って置きのを皆に見せてあげるよぉ~っ!」


 英子はそう言って、……。先ず、子供達の前で折り紙のセットを取り出した。

 10枚ほどをまとめて持って、扇子のようにびらりと広げて見せると、……。


「「「「「「「「「「おぉっ!?」」」」」」」」」」


 子供達の、なかなかいい反応。


「折り紙だぁ~っ。私知ってるぅ~っ!」といって、ヒューマン種の金髪の女の子が、特に目を輝かせて反応する。


「では、皆っ! お姉さんのこれからすること、よぉ~っく見ててよ!」


 そう言って、英子は先ず黄色の用紙を折りたたんで、平面状の正方形になったそれを子供達に見せてあげた。


「うん、折り紙だねっ!」


 爬虫類顔の少年が、そう言ってこくりとひとつ頷くと、皆も同調して頷いている。


「じゃぁ、この折り紙のここをまんで、引っ張ってみますねっ!」


 さっそく、きゅっと指で摘まんで引っ張った途端、……。


 ポンッと。

 軽い音を立てて、その折り紙はサイコロ状に立体化した。


「「「「「「「「「「フゥオッ!?」」」」」」」」」」」


 声を上げて、肩を跳ね上げながら、全身でびっくりする子供達。

 なかなか新鮮で、いい反応だねぇ、……。


「今のはねっ、……。平面(2Ⅾ)に、新たにdepth(奥行き)が出来たからなのっ!」


「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」」


 そう説明したら、……。何だか、子供達が段々とざわついてきた感じだね。

 なら、お次はこれなんだけど、……。


「ジャーーンッ! 皆ぁ~っ、見て見てぇ~~っ!!」


 子供達の気ががれないタイミングを見計らって、今度は真っ白のスケッチブックを開いて見せた。


 その真っ白な画面に、英子は先日見たフィルマの2D魔法陣を、サラサラと何も見ずに描くと、「はいっ!!」と明るく子供達に向けて、掲げて見せた。


 すると、……。


「あぁ~っ、これっ、フィルマの魔法陣だぁ~っ!」


 猫顔の女の子が、思い付いたように声を上げた。

「魁!断筆姉さん!!」をお読み頂き、ありがとうございます!

英子の作家魂や、仲間たちとの冒険を楽しんで頂けたら嬉しいです!

この物語を気に入って下さったら、☆評価やブックマークで応援して頂けると、作者の励みになります!

英子と一緒に次の展開を盛り上げるため、ぜひ力を貸してください!✨

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