表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魁!断筆姉さん!!  作者: 西洋司


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

122/131

14 3D魔法革命_06

   *         *


 その日の正午過ぎ。

 王宮に併設した練兵グランドにて、関係者を集めて、予定どおり魔法演習が行われることになった。


「おぉっ、結構集まったじゃないかっ!?」


 国王の瀬田さんがそう仰ると、会場にいる人々から軽い拍手と歓声が起こった。

 私(英子)がざっと人数を数えたところ、大体250人は集まっているのかなぁといった印象だね。


 練兵グランドの広さは、ぱっと見、少し大きめの公園一個分くらい、……。

 ところどころに大型魔法用の土塁が設けられていたり、標的のプレートアーマーがいくつもスタンドで立てかけてあったりする。


 ヤムント国王の瀬田さんや部下の斎木さん、……。

 今回の騒動の火付け役であるフィルマを中心に、ヤムント国内各所から王宮に送られてきた各種族の魔法児童達が、わいわいと騒いでいる。

 

 そこに、……。魔法執行官と呼ばれる国内屈指の魔法教官達が、特別ゲストとして招聘しょうへいされていた。

 

 彼ら彼女ら魔法執行官の服装は、とても独特だなぁと思う。

 つばの広いとんがり帽子を深々と被り、初夏の気温でそこそこ暑いのにも拘わらず、ダークブルーのローブを身にまとっているんだからね。


 何とも威圧感があり、集められた子供達と違って老若男女様々だけど、ヒューマンのみで構成されていた。


 ふぅ~ん。何ともねぇ、……。

 事前研修では、この国にもヒューマン至上主義がまだ一部には残っていて、……。それが今後の課題だと教わっていたから、英子は少しだけ身構えた。

 

 魔法執行官の面々は、いきなり日向ひなたのど真ん中に引きずり出されたせいか、どこか憮然とした態度に見えなくもない。 

 そんな彼らに、瀬田さんがいつもの軽いノリで挨拶する。


「本日は、わざわざ悪いねぇ~~っ。キミ達っ!」


「いえ、滅相もございません!」


「そっかぁ~~っ。なら、オタクらにもきっと益のある話になるから。とりあえず、よろしく頼むわっ!」


左様さようで……」


 その言葉を聞くや、瀬田さんは集められた子供たちの方にくるりと向いた。


「いっかぁ、オマエらぁ~~っ! 今日の魔法演習では、いつもとは全っ然っ違うのをやって貰うからなぁ~~っ!!」


 大体20名ほどの魔法児童達を前に、瀬田さんが明るいお兄さんっぽい雰囲気でかけ声をすると、……。


「「「「「「「「「「おぉ~~~っ!!」」」」」」」」」」」


 フィルマ達子供らはそのかけ声に合わせて、右手を空に高く振りかざした。


 何だろう、……。

 まるで、教育テレビの体操のお兄さんと児童達のノリみたい。

「魁!断筆姉さん!!」をお読み頂き、ありがとうございます!

英子の作家魂や、仲間たちとの冒険を楽しんで頂けたら嬉しいです!

この物語を気に入って下さったら、☆評価やブックマークで応援して頂けると、作者の励みになります!

英子と一緒に次の展開を盛り上げるため、ぜひ力を貸してください!✨

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ