表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魁!断筆姉さん!!  作者: 西洋司


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

108/122

13 天才少女エルフのフィルマ_07

   *         *


「凄いじゃないかっ、フィルマッ!! 気分はどうだい?」


 国王の瀬田さんが、満面の笑みで声を高めてお訊ねになると、……。


「ふむっ!? とっても、楽しい――っ!!」


「そうかっ!? あっははははっ、オレも楽しいぞっ、フィルマッ!!」


「ふむっ!!」


 瀬田さんは、浮き上がったフィルマの両脇を取ってさらに高く持ち上げると、……。

 フィルマと一緒になって、その場でコマのようにくるくると回転した。


「「あっはははははははっっ!!」」


「……」


 何か王様とフィルマ、2人だけで凄い盛り上がっちゃってるなぁと私(英子)は思った。

 ちらりと斎木さんを窺うと、とても驚いている様子だ。


「斎木さん、……。あのっ、……いいですか?」


「えっ!? えぇ、……どうぞ!」


 こちらの言葉に、虚を突かれたように目を見張る斎木さん。


 でも、……さ。

 私がこの世界にきて、率直に訊ねられる相手って、……。実は、斎木さんしかいないんだよね。


「私のやったことって、……。ホンとに、正しかったのでしょうか?」


「ふむ、……」


 斎木さんは、その場で考え込んでしまった。


 瀬田さんはフィルマと一緒になって大はしゃぎだし、元より話にならない。

 なら、先ほどからじっと事態を見守っていた斎木さんに、こちらから話を伺うのがいいのかなぁって思ったんだけどね。


「私たちの周囲まわりでは、最近テレビゲーム等が、2Dのグラフィックから3Dに徐々に入れ替わってきているんです!」


「そうらしい、……ですな」


「それに、グラフィックソフトも海外からどんどん日本に普及してきていて、……。アートの世界でも3Dが、これからの既定値デフォルトになりつつあるんです!」


「まさかとは思っていましたが、……。その概念を、フィルマ達魔術師の既成概念に移植しようとされるとは!?」


「はい。私達 作家クリエーターにとって、ここ数年の3D革命は目を見張るものでした。その概念がこの世界でも応用されたとしたら、……」


「つまり、英子さんはそれで、この世界にも変革パラダイムシフトを齎そうと思ったと?」


「そんな、大それたものではないんです。ただ、フィルマを見ていたら、……。ちょっと面白いことをやってみたいなぁと思っただけでして、……」


「そうでしたか、……」


 斎木さんは、こちらの言葉に反応して腕組みをすると、……。

 その場で思慮深く、考え込んでしまった。

「魁!断筆姉さん!!」をお読み頂き、ありがとうございます!

英子の作家魂や、仲間たちとの冒険を楽しんで頂けたら嬉しいです!

この物語を気に入って下さったら、☆評価やブックマークで応援して頂けると、作者の励みになります!

英子と一緒に次の展開を盛り上げるため、ぜひ力を貸してください!✨

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ