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水脈

作者: I.me



触れた水は冷たくて、冷たくて

踏み入れた水の中は痛かった

震えた肩まで浸ればもう

動く事もままならない

滾る程の情熱も

内にある零度と手を取られては

しおれて伏せていくしかない

波形を立てれば凍てつく痛み

水脈の鼓動を響かせて

首筋に切先を突き付ける

頬に触れた指先は

氷柱の鉾と化していて

囚われた呼吸と引き換えに

座る視線と脈のやり取り








もう少し涼しければ夏も良いかななんて思うのだけれどだって日差しを見上げてアイスの実だって頬張りたい

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