表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紫乃の言葉世界⑥   作者: 紫乃
4/10

紫乃の あちきは蜜ある花 二作

蝶と花 男と女 

蜜を求めて蝶が舞う


   《 蝶と花 》



    絢爛な簪 飾り


    帯は 前結い


    艶やかな 紅さして



   此処は 一昼一夜の戯れ所



    手練手管で


    虜にさせんした おゆかり様



    積んだ金子の上で


    あちき 花


     主さん 蝶



    花びら 広げ


    たっぷり 蜜 吸って


    夢見心地 思うまま


    遊んで欲しいのでありんす






   《 戦遊び 》



  世馴れた殿方が 真顔で嘘をつき、

  それに騙された振りをして、

  無邪気に微笑み、

  悦んで見せる。



  殿方が満足気に 笑みを浮かべたら、

  私の勝ち。



  男と女の戯言は、

  騙し 騙され 密かな戦。



  勝っても 負けても、

  虚ろな笑顔で終わる。



  …と云う遊び。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ