表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生したら魔王城の外壁だった。  作者: いばらうに
1/2

〜俺の妹がこんなに外壁なわけがない〜

初めての投稿になります。よろぴこ太郎

「はわわ、外壁じゃん、、、」

俺はしたこと無い驚き方でこの状況を受け止めた。そう俺。

外壁(がいへき 成田郎(なりたろう23歳だ。

変な名前?俺が1番気にしてんだ!!どうしてこうなったんだか。確か昨日の帰りに、、、

「ヤター!!休ミだ!!フゥォェ!!帰ってマリカーしよ〜」

休日に浮かれていた俺は家の階段を踏み外してそのまま死んじまったんだわ。

なんてことねーな!死ぬとかなんて転生に比べたらチリだな!ワハハ!

おっと、現実に目を向けるか。

今俺は外壁なんだよな。いっちょあれやるか!

「ステータスオープン!!!!!」

ブゥン

外壁 成田郎

Lv1

スキル 壁ドンLv1 腐敗耐性Lv1 守護Lv1


「ほーん」思わず唸ってしまった。

まず驚くしかないな、うん。弱い。すげー弱いな。どうしたらいいんだこれ、、守護はまぁ、わかるな、腐敗耐性もだが動く手段が無さすぎる!!!しかも外壁がどうやって壁ドンすんだよ!!乙女ゲー展開なんていやだ!!

だが希望はあるぞ、、某スライムやクモだってレベルを上げて擬人化してやがるんだ!!俺だったらやるぞー!!!

「うぉー!!!!!」

数時間後....


「やることないな、、」俺はあの威勢のよい雄叫びを上げた後からなにも進展らしきものはなかった。

たまにリザードマンらしき守衛や行商人の耳の長い種族が門の前でわちゃわちゃしてるだけだ。人がいるだけでもまぁ助かってるんだがな。

俺は外壁だが一点にしかいられないわけじゃない。魔王城とその城下町を囲う巨大な外壁中を縦横無尽に移動できる。たまに動いてはスライムやデカい狼を眺めてる。

「ん?」

あれは、弱ってる人間??なぜこんなとこに

「おい、あんた大丈夫か〜」俺は言う。

「う、ぅぅ、、ぁ、あ、」うん、こいつ死にかけてんなぁ〜?

こいつって倒せばレベル上がるか?、、?でも人殺しなんて、、だめだろ!

ここで俺は閃いた、、もし俺の"壁ドン"というスキル、ここで使ってみないか???逡巡するも無理だな!よし、、、やるぞ!!!

ドンッ!!!!


え?

結果を言うと街は半壊し魔王城を残してそこに住まう魔族たちを殺してしまった。、、、おいおい、、、やっちまった

まさかな、、、そう思いつつも言ってしまう。

「ステータスオープン!」

外壁 成田郎

Lv1049

スキル 壁ドンLv1 腐食耐性Lv1 守護Lv1


「マジかよ、、」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ