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斜めに陽は暮れる
亜里朱は、いつもの様に空想に耽っていた。
そして…。いつもの様な不思議な感覚が亜里朱を包み込む。
【小視症】
外界が小さく感じられ…。
【大視症】
外界が大きく感じられ…。
【変視症】
外界が歪んで感じられ…。
【知覚異常】
外部の刺激が通常と異なって知覚される。
【時空異変体験】
時空の歪みに存在する様な感覚。
【空中浮遊体験】
空中を浮遊している様な感覚。
【離人症状】
自分が自分の心や体から離れ…。
自分が自身の観察者になる様な状態。
【色覚異常】
正常とされる色が異なって見えたり、感じる状態。
亜里朱の日常は…。
次第に夢の様な世界になっていったのだった。
亜里朱は親友である2人。
二階堂クレア。葛葉花蓮。
に、その事を話した。
そして…。ソレがキッカケとなり…。
亜里朱がそういった状態である事が…。
周囲に知られる事になったのだ。




