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「倉敷湊に新しい任務を与える」


「イエッサー」


湊はボスから、任務遂行の書類を受け取った。湊がその書類に目を通す。


「え、ボス。これは、本当にやるんですか?」


「やらない任務は与えない」


「たしかに。でもこれは私にはできない気がします」


「湊ちゃんならできる! その美貌で頑張りたまえ」


 湊は、呆然とした。その書類にはシナリオが簡潔に書かれていた。




湊ちゃんへ



朝日社長に近づく→仲良くなる→機密情報を手に入れる


ちなみに朝日社長は高級官僚だよ☆



ボスより




「さすがに簡潔すぎじゃないですか? しかも、私殺すのは得意だけど恋愛系は苦手です」


「湊ちゃん、かわいいから大丈夫だって。ちなみに、今回は、前回よりもかなりレベル高いよ。なんせ、この朝日社長、政府の役人で、しかも軍事組織にかなり強い関わりを持っている方だから」


「え、もしかして、高級官僚の中でもNo.15に選ばれるほどの人物ですか?」


「No.15どころじゃないかも」


No.15とは、高級官僚の中でも、特別な会議に出席できる15人で、この15人が日本の政治を動かしていると言わせている人達だ。


「うわ、それやばいやつ。ゾクゾクしてきた。絶対、政府の闇、暴いてみせます。楽しくなってきた」


「頼もしいな」


「だって、今まで、政府の闇を暴こうと私達は行動してきたじゃないですか。その目的を達成できるかもしれないなんて。楽しみの他にないですね」


「ま、それだけ危険も伴うからな。じゃ、よろしくねん」


湊は、すぐさま、朝日社長を調べた。


朝日の会社のホームページがあった。



朝日俊

東京都内のIT企業の社長

年齢30歳


ちょうど、そのIT企業が秘書を募集していた。すぐさま湊は、それに応募した。

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