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転生したら王子と姫になったので国の為に頑張る!  作者: レオン
第二章 女神ルシア
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54話 動き出す

午前の懺悔室での仕事を終えて、昼食を取る。

随分打ち解けたのか、シスターのみんなが周りに集まり色々と雑談をしながら楽しい食事だ。


(午後からはまたロペスの執務室で手伝いだろうか?散々見られただけでなく触られもした…そろそろ警戒が緩くなってると動けるんだが…)


最もらしい理由でここに来たが、さすがにその理由を簡単に信じるほどバカではなく、探る程度の知恵は回る男だったようだから動かずにいた。

だがこの容姿のお陰か、セクハラの対象になり、数々のことをされたが、それを逆手にとって気に入られるよう振る舞ってきたつもりだ。


(油断してくれればしてくれるほど、俺は動ける時間が増える。実際、執務室で命令されない間は多少動き回ってもロペスは気にしていない…)


1番のチャンスは着替える時に寝室に入るときだろう。執務室に隠してる可能性もあるが…ロペスはデスクから動く事が無い。探ろうにもロペスの目がある以上、執務室はとりあえず諦めよう。


(寝室にあるといいんだが…俺を入室させている事を考えたら可能性は低いだろうな。でも調べられる所からやるしかない…)


消極的な発想だがとりあえず目標を定めた。あとは行動するのみ!

食事を終えて聖堂に行くと予想通りロペスは俺を指名してきた。


(ホント予想以上に気に入られてるみたいだ。狙い通りにいくのは嬉しい事だが、ここまで男に気に入られるというのは元男としてはちょっと気持ち悪いな…)


そんな微妙な気持ちになってしまうが、呼ばれたからには仕事をしないと。一応、寝室を探る時間作りも考えているし上手くいってくれるといいんだが…。


「セシリア、今日もよろしくお願いします。」


もう慣れたからか、着替えを促すことすらしなくなったな…。まあいい、さて作戦と呼べるほどではないが試してみるか。


「ロペス神父。少しよろしいでしょうか?」


「…?どうしました?」


「お恥ずかしい話なのですが、朝の懺悔室での仕事で座っていた時間が長かったので少し蒸れてしまいました。着替える際に下着も着替える事をお許し下さい。」


これが作戦…と言えるほどではないけど、多少の時間稼ぎにはなるはず。それにこの言い分ならこの男は拒否しないはずだ。


「おお、それはいけませんね。もちろん構いませんよ。急ぎの仕事もありませんから着替えてきなさい。」


「ありがとうございます。それでは少々お時間を頂きます。」


(よっし!狙い通りだ。この為に下着の替えも持ってきていた。さっさと着替えた後に寝室を探るとしよう。あまり長時間は無理だろうが、呼ばれるようになってから寝室を毎日観察して目星はつけてある)


手早く調べてみよう。寝室にあるといいんだが………。

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