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転生したら王子と姫になったので国の為に頑張る!  作者: レオン
第二章 女神ルシア
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44話 薄い生地は危険!

決意を新たに仕事するぞ〜!とテンション上げたのはいいんだが…まだ他のシスターは起きてない…。


(…教会に来てまだ2日目…。何をしたらいいのか分からない。…大人しく周りが起きるのを待とう…)


漲ってた気力が萎んでいく…。

いやいや!ここはルシア像に祈りを捧げよう!何もしないよりはいいだろう。起こさないよう静かにドアを開け、聖堂に向かう廊下を歩く。


(それにしても立派な建物だな教会は。これ見よがしな絵画や装飾は無いが、非常に丁寧に作られているのが一目で分かるレベルだ。広さも城ほどではないが十分ある)


聖堂の大きさだけでもその辺の一軒家がすっぽり入りそうなぐらいだし、シスター達などが生活する所謂居住スペースでさえも廊下は広く、部屋も4人割りには余裕がある。大浴場もあるし、枢機卿の部屋は風呂付きの豪華な部屋らしいし、まだ見れてないが他にも色々な場所があるはずだ。


(シスターのご飯だって質素な物ではなかった。なかなか贅沢な環境だと言えるレベルだろう)


廊下を見渡しながらそんなことを考えているうちに聖堂に着き、ルシア像の前で膝をつき手を合わせて目を閉じて祈りを捧げる。


他に出来る事もないから暫くそうしていると…


「おや?こんな朝早くからお祈りとは感心しますぞセシリアよ。」


後ろに気配を感じていたがロペスだとは思わなかった。


(ろくに仕事しないくせに早起きはしてるのな…朝から相手したくないんだが…)


祈りを姿勢を止めて立ち上がり、振り向いてロペスに返事する。


「これはロペス神父。おはようございます。初めての環境で緊張してしまったのか早くに目覚めてしまい、まだ仕事のことは分からないので、せめてお祈りをと思いまして。」


「なるほど。それは女神ルシアもお喜びになられたことでしょう。まだシスター達が起きてくるには時間がありますし、私から1つお仕事をお願いしましょうか。」


親切そうな顔で言ってるつもりだろうが、その視線は身体に向いているのがバレバレだ…。


「はい。なんでしょうか?」


「先程、聖堂を見て回っていたのですが…何箇所か椅子の下に埃が溜まっておりました。ほとんどは私でやったのですが残り1箇所をしようと思った時に、やる事を思い出してしまい出来なかったのですよ。そこの掃除をお願いします。」


「分かりました。」


昨日のルシア像の掃除で、掃除用具がしまわれている場所は把握している。が、ロペスが取りに行く前に用具を椅子の近くに置いていると言ってきた。


(たしかに埃が溜まっているな…だが他の場所もあったから掃除したと言うが、そんな形跡は無い。それにこのゴミも満遍なく広げて散らばっており、まるで誰かが拾ったゴミを広範囲に散りばめたって感じだ…全く何が狙いなんだこの男は…)


恐らく掃除をしたのは嘘だろう。そして何処から持ってきたのか知らないが、ゴミをわざと椅子の下に散りばめていたのだと思う。だが、これで何か得をするのか?


(まぁゴミがあるのは事実だ。やらないわけにはいかないな)


椅子の下を掃除するなら短いホウキにしてしゃがめば見えるしやりやすいのに…長いホウキが準備されていて、これではしゃがんですると前の椅子に持ち手の部分が当たって傷をつけてしまう。

仕方なく上半身を倒しながらホウキの先が椅子の下に入るようにする。



(う〜む…眼福とまではいかんがこれはこれで趣がある。尻を私に突き出しているかのような姿勢。形の良い尻が動きに合わせて揺れ、薄い生地の服で下着のラインが浮かび上がっておる。昨日見たものと合わせればそれも欲をかき立てるスパイスだな)


セシリアが掃除している後ろに陣取り、掃除が終わるまでその光景を楽しんでいたロペスだった。


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