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春夏秋冬  作者: 金欠マン
3/10

~16歳・秋~(前編)

好きな人とはなんでもしていきたいです。

一緒に遊べたらいいし、普通に話したり、LINEしているだけでも、充分幸せです。

「恋がしたいけどいい人いない。」

と言っている人は、周りの異性で

「この人とだったら何やってもいい」

と思える人を探すところから始めたらいいと思いますよ。

青森は他の地域よりも1年中気温が低い。夏は涼しくていいのだが秋になると一気に冷え込む。道行く人は寒さに慣れているのか「寒いねー」の一言で終わらせている。慣れてるんだなーって思いながら僕は今日も

コンビニへ向かっていた。

鈴はあれから毎日部活前に僕のところに来てくれる。

鈴の高校の体育祭の日にも来てくれていた。

とは言っても話す内容は思い出話とか互いの近況とか少し離れた友達同士がする内容のものである。

でも僕はそんな話が出来るだけでも幸せだった。



最近、高校生の生徒の出入りが多くなった。鈴曰く、

「文化祭の準備があるの」

ということだ。文化祭の準備をしながらお菓子を食べたりしているらしい。

「こっちはおかげで給料あがったよ。」

と言ったら鈴は笑ってくれた。

鈴のいる1組は「お化け屋敷」をやるらしい。鈴のいる高校の文化祭のお化け屋敷は例年地域の評判がよく、「そこら辺のお化け屋敷より怖い」らしい。

その怖さを超えるために、毎年1年生はかなり力を入れてお化け屋敷の制作をしているらしく、鈴たちのクラスも例外ではなかった。

「今日入口作るの終わったよ」とか「お化けの作り物できたよ」とか毎日鈴は近況報告してくれた。



ある日鈴が不満を漏らした。

「男子がふざけてばっかりで全然進まないー」

「男子また今日も遊んでばっかり…」

その不満は日に日に増えてきて、

「ほんと男子むかつく」

「マジで男子どうにかして欲しい」

と、いつしか愚痴になっていた。

中学校の頃は、僕はあまり行事の準備というものに積極的に関わらずに「これやって」と言われたものをそつなくこなしていた。

しかし、中には言われたことをしないで遊んだり話したりばっかりしていた人もいた。鈴はそんな人に注意したりしていたが、結局何人かはほとんどやらずに鈴や、僕達にまかせっきりだった。


鈴の何もやらない人を注意する役割は中学校から変わっていないらしい。鈴は気が強いから大体の人は逆らえないのだが、高校にもなると何人か出てくるらしい。


鈴が不満や愚痴を言い始めて2週間ぐらい経った。

正直いって、僕は鈴の愚痴はあまりききたくなかった。

というよりかは、愚痴を言って疲れた様子の鈴をみたくないといったほうがいいかもしれない。見てるとこっちまで疲れてくる。鈴を困らせるとは、クラスの男子たちは断じて許さん。一発殴ってやりたい。

と、自分も何故か怒りが湧いてきた。


いつも鈴が来る時間。鈴は来なかった。時間が無くて作業をがんばっているのかな。と思って仕事を続けた。

いつもよりも1時間ぐらい遅く鈴が来た。しかし、いつもよりも、元気がなかった。いつも周りにいる友達すらいない。何があったんだと思って、

「どうした?」

と、声をかけた。

鈴は泣いていた。


こんにちは金欠マンです。

バレンタイデーがありましたね。

チョコはもらえたでしょうか?僕はもらいました!…義理ですが。

好きな人からは義理すらもらえなかったです(泣)

くよくよせずにもっと積極的に行きたいです。

もらった人はちゃんとホワイトデーでおかえししましょう。

ちなみに僕の友達にバレンタイデーもらってないけど、ホワイトデーでクッキー渡して告った人がいます。結果は成功。度胸があったらやってみてはいかがでしょう。僕はやりませんが(笑)

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