始まった時間
投稿遅れてすいません!
これからもよろしくお願いいたします!
ここに来たのは皆殺しの為じゃない。
青年は言った...じゃあ一体何の為に?
[皆殺しなんて簡単さ。僕だったら、コイツを殺した時点で少なくとも教師は全員殺せたねw]
そう言って、青年は足元に転がっていた、校長を指差した。
[なっ!!!!!!]
今のが冗談と思えなかったのは自分だけだろうか...
教師達も目を見開きながら驚き、口に手を当てて驚いていた。
(じゃあ一体何故此処に来たのか....)
鬼修気は黙って青年を見つめたままだった....唇を強く噛みしめ...
[僕の目的はさっきの通りさ!君たちにしてもらいたい事をして貰うため...耳障り良く言うなら、君たちを解放するため。]
[....]
青年のしゃべり方には何かが引っ掛かる...だがそれは分からなかった。
[じゃあもうお昼だし!そろそろ始めますか!]
気がつくと、時刻は12;00を回っていた。
[少し用事を済ませてから...]
青年は薄く笑いながら言った。
[さっき...そこの少年....]
と言い、青年はステージから、体育館玄関にいる都華を指差した。
[その少年に僕が、2回目、2本のナイフを投げた時....誰か叫ばなかった?....]
青年は悪魔の様に笑った...そして言いはなった。
[その子には死んでもらいますw]
[!!!]
[何!?]
[....]
全員が驚いた。何故なら殺される相手が分かっていたから。
それがあの子だったから....
体育館のほとんどの生徒がその子を見た。見てしまった。
(絵里!....)
絵里は、元々白かった顔を、更に白くして、ずっと自分の足元を見つめていた。
そう...先程叫んでしまったのは、鬼修気の彼女...クラスのアイドル
清水絵里だった....
ステージで青年は笑った。
[さーて....誰だー?]
青年はステージを飛び降りる...
そして歩く...歩く...一人の少女に向かって。
かと思われた。が...
[じゃあ...はい!君!]
と言って、絵里の列、絵里の五人程前にいる女の子を指差した。
[え?]
女の子は突然の質問に戸惑った。
だが、そんなのお構い無しに青年は質問する。
[さっき誰が叫んだ?]
[え?...]
そんなの絵里に決まっている。
だが、それを言ってしまうと....
少女は戸惑ってしまっていた。
ゴトッ
不意に何かが落ちた...その時には、もう何もかもが遅かった。
ブシャアアアアア!
嫌な音を出して、血が流れ、そしてやっと状況が分かる。
質問を受けた女の子は、顔が白かった。
それは、自分の右腕が肩から下が無かったからかも知れない。
あるいはそこから流れる大量の血液の正かも知れない。
そう、彼女はもう、右肩が無かった。
[え?....]
そして、彼女は気づく。自分の状況に....
それは反射だから仕方ないのかも知れない....だからしてしまった...あのしてはいけない行動を...
[き....きゃああああ!]
そして、彼女の頭にナイフは深々と刺さっていた...
それは、頭蓋骨をも刺し、脳を刺したのだろう。
少女が倒れると共に、青年がナイフを抜くと、そこから脳やら血やらが流れ出てきた。
[はいアウトー。]
そう言って、少女が倒れていくのに目もくれず、青年は少女の後ろにいた少年を指名した。
[じゃあ君ー、知ってる?]
その少年は、今自分の目の前で起きた現象を信じれなかった、信じたくなかったのだろう。
前で倒れた少女を見つめた。
そして、今度はその最悪の質問タイムが始まったのだ...
それを認識した時にはもう、少年の首は落ちていた。
[ゴドッ]
[あれ?...]
少年は、床に落ちた頭から、声をあげた。
[え?...僕...]
その時には、既に青年は右足を大きく上げていた。
そして、少年の頭を踏み潰した。
[嘘..グジャシャッ!]
頭だけの少年は、最後に何か言おうとして、死んだ。
辺りには、それが少年だったのかどうかも分からない程に血や肉、脳や頭蓋骨の破片、欠けている目が飛んでいた。
青年は、叫んだのが絵里だと知った上で、このゲームをしている....
そう、この地獄の拷問を....
少し18過ぎましたか....すいません
次話もお楽しみにー!