明日も変わらない...
今回は良く見て覚えて読んで下さい。
ここが一番の重要点です。
自分達が遊んでいた時、人が死んでいたなんて露知らず、少年達はゲームセンターを出た。
楽しく少年達は話している。
[今日は一杯落ちたわーw]
パチンコをしていた眼鏡の少女、響香は言う。
彼女は如何にも生徒会長風の真面目な感じなのだが....雰囲気は大分違った。
彼女の言う落ちたとは、(沢山パチンコの玉が入って当たった。)と言う事を示す。
[今日も落としたの?あんまり落としすぎちゃダメだよ?]
そう言うのは、不良と(遊んでいた)少年、鬼修気である。彼は見た目通り真面目に言っていた。
ただ気弱そうなのにさっきはどうやってあの変態達を倒したか、である。
そんな疑問は置いといて、話は6人の中で一番目立つ紅葉に振られた。
[貴方ははどうだったの?紅葉?]
彼は背は高い...だが、
[えええ!?...あの...えっと....えーっと....よ...良かたたよ!?]
と紅葉は顔を真っ赤にして噛みながら言った。
御覧の通り、彼は上がり症である。シャイなのである。
本人曰く、ゲームをするか何かに集中すると、恥ずかしくならないのだそうだ。
[フフフッw可愛いねw]
と天使の様な声で紅葉をからかったのは汗だらけで踊っていて大変な事になっていた少女、絵里である。...勿論、今は鬼修気に貸してもらったジャンパーを着ている。
気修気は、(だぼだぼ)で大きすぎる長袖に長ズボンと言う軽い格好だった。
何故なのかは、遊び過ぎだろう。何時もの事である。
そして、絵里は、恥ずかしそうにジャンパーを着こなしながら、都華に話かけた。
[あの....どうかな?w]
薄笑いで恥ずかしながらジャンパーの袖を引っ張って手を隠し、襟で成るべく顔を隠そうとしながら頬を赤らめて上目ずかいでこちらを見ていた。
誰もが落ちる女性の上級テクニックだが、都華は、
一瞬、絵里を見て、
[あ...はい...]
と小さく、顔色一つ変えずに答えた。......隣の鬼修気の表情など知らずに...
そして5人は帰路についた。その分かれ道、皆が振り替えって言った。
[[[[[[明日もまた何時もと変わらない毎日で!]]]]]]
と。そして明日に向かって時は進む....
今回から物語は展開して行きます。
お次もお楽しみに!w
あw重要点分かりましたか?それは心に止めて置いて下さいwではまた次回。