その時少年少女達は...
今回中間にてHな表現出ます。ご了承のうえお読み下さい。
その少年が教室に佇んでいた頃、時を同じくして、場所は変わってここは....
[チャラチャラチャラーン!チャリーン!]
[バキューンバキューンバキューン!]
[ピロピロピロピロー!]
ここはゲームセンター。若者が夢を馳せ希望を抱く場所である。
そこであるゲームに熱中する少年が一人。
彼の名前は 神童都華
中学校2年生 性格 暗い 得意な事、それは...
[スゲー!都華フルコンかよ!?]
彼が今プレイをしている(太古の鬼神という太鼓リズムゲームである。
このゲームは リズム(音楽)に乗って流れてくる鬼の顔を画面左端にある線を通過する時太鼓の真ん中、又は縁を叩くと言うだけの単純なゲームだ。
彼はこのゲームの最高難易度 鬼神を糸も容易くフルコン=クリアしてしまう。
ただ レベル鬼神の場合、流れてくる鬼の顔が何枚も重なってしまっている。
ただ彼はそれを初見で難なくクリアする。
それが彼の唯一得意な事だった。
ただ周りから誉められても少年 都華はただ
[うん...]
と言うだけだった。性格は暗い為に反応などはいまいちだ。
そして今度は少年が最高難易度の鬼神をクリアしたのに誰も周りにいないのはほとんどの客はある子に夢中だった。
その客の視線の先には、美少女が一人...今度は立体的、足の形が幾つもある場所で優雅に...可憐に踊っていた。
彼女の名は 清水絵里
彼女は先程の少年、都華と一緒の学校(芦水中学校)のアイドルである。
彼女は頭は良い 運動神経抜群だった。
その為このゲームも可憐に踊れている。
このゲーム、(リズムの地獄)はその名の通り地獄である。
ゲーム画面の下には、板があり先ずはその真ん中に立つ。そして、自分の右側には右矢印が。左側には左矢印がと自分の周りを8つの矢印が囲んでいる。画面中で横一列に並んだ8つの矢印に同じ方向の矢印が重なる。その時、足場の矢印を画面中の重なった矢印と同じ矢印を踏むと言う何だかごちゃごちゃしたゲームだ。
彼女はその最高難易度の一つ下、地獄 釜茹 と言う釜で茹でられた様に汗をかいてしまう難易度だった...普通、美少女でも女の子が汗だらけで踊っていたら誰もが引く....だが彼らの目線はその彼女の踊り.......では無かった。彼女はバスト55と言う中学生にしては大きいお宝を持っていた。ルックスも完璧。そして巨乳。汗。ダンス。....これで見る所は一つ。そう、彼らが見ているのは、その少女の胸だった。
跳ねる。揺れる。尚且つ透けてる。....その場の全員見ていただろう。一人、また一人と鼻から血を出して倒れていく。本人はそれに気ずかずそのたわわに実った物を揺らして踊っていた。結果、彼女がダンスを終わった後は周りは男性が8人程度倒れていた。カメラ持ってる人、13人。計21人見ていた。
ただ....
[バキャッゴキャッ!メキメキメキ!バリーン!]
と数秒後、何かの破砕音が聞こえた。それはその男達が持っていたカメラが壊れる...壊される音だった。
[なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!??]
男達は発狂しそうになり、その壊した主を睨んだ。
目の前にいたのは如何にも真面目君と言った眼鏡を掛けた背の小さい男の子だった。
その場の全員がその子の事を嘗めていたであろう。全員が全員と目を合わし、一斉に男の子に飛びかかった。
その後、その場に残ったのは、男達13人が床にボロボロになった姿、8人の鼻から血を出し床に倒れている姿、21台の壊れたカメラだけが残った。
元の小さい男の子はほぼ無傷だった。そして落ちていた眼鏡を拾い掛けると彼女、絵里に近寄り、声を掛けていた。
彼の名は、神谷鬼修気
彼は頭は良い。だが運動の成績は無い。
彼は今まで何をしていたのだろうか。
それは彼の後ろにいる不良達に聞けば早いだろう。...ただ今不良達は伸びていて聞けれないが....
そして今女性の目を一番ひいているのは背が高く、イケメンでシューティングゲームをしている彼だろう。
別に先程の彼女の様に少しエロい展開になっている訳でも何でもない。ただその少年はゲームをしているだけ。そのゲームはモンスターデストライク。
このゲームは、魑魅魍魎のモンスター達を倒す、人呼んで、(絶対不可能領域。)
それは難易度は一つのみ。ただそれはとても難しい。名は流星群。
流星群の様に何体ものモンスターが一気に来る。そしてソイツに責めて3発は入れなければいけない。
ただそのプレイしている少年、 柴田紅葉は同時に3体来る敵を同時に3発撃ち込む勢いで撃ち込んでいた。まあ撃っていると言っても彼は知らないだろう。彼が撃ち抜いているのは敵だけでなく主婦達のハートだと言う事を...
彼は何より背が高い。そしてスポーツ神経は抜群だ。ただ勉強は数学以外はダメダメだった。
ここまではただの子供達がゲームで遊んでいる位にしか見えない。が....
一人だけ大人の子供がいた。
彼女の名前は、夏実響香眼鏡女子にして若干ツンデレという二次元ファンにとっては最高の子だ。因みにバスト40cm....中間位だ。そして顔も美人。大人びている。
ただ彼女は大人びている為なのか、大人になりすぎている。
彼女がプレイしているゲーム...それは...パチンコだった。
彼女の周りには銀の玉が一杯入ったトレイが5段...左右にあった。
彼女は運動はいまいちだが勉強は凄い。
そんな五人がゲームセンターで遊んでいる。
ゲームセンター側は大破産だ。
そろそろ止めようかと、絵里が鬼修気に言った。
[今何時?]
[ん?ああ。10時だぞ。]
彼らがゲームセンターで遊んだのは1時間。つまり9;00から10;00までしていたと言うことだ。
そしてその時間にあの少年は発狂し、自殺した。
どうでしたか?毎日一話を目標に書きます。よろしくお願いいたします