外伝華琳と軍師
何とかここまでやってきたわ
死ぬ想いもしたけど
なんとか厨二の兄貴の知識のおかげで助かった
お礼言いたいなぁ…
厨二だからいいか
「華琳さまぁ巡回終わりましたぁ」
「お疲れさまおでこちゃん」
二~三年で背やら胸やら差を付けられたわね…
この前
あんまり…ムカッとしたもんだからでかい胸を揉みしだいてやったら艶っぽい声を上げてせがみだした
ぇぇそこは嫌がる所でしょ…
しかも城の誰かに見られていたらしく
私は同性愛者の百合女となってるらしい
私はノーマルだよ
「華琳様
今回の討伐に関しての報告に来ました」
秋蘭…何か想像通りの知的美女に育ったわね
モデル体型で綺麗
しかも何もしてないなんて…
むー
私の身体も綺麗ちゃ綺麗だけど
身体つきが幼いんだよね
乳に関しては前よりないし
ムカッ
「あぅ…か…華琳さまぁぁ~##
」
無駄に育ってデカすぎる
揉み千切ってやる
「はげっはげしぃですぅぅぅ…
ふぁ…私…っ…っぅにゃわわ~」
ぐったりとして何かやり過ぎの気はしたけど後悔はしていない
「華琳様っ…」
まず鼻血止めなさい
秋蘭
フキフキ
「…これを」
「なにそれ」
【華琳はメイド長のPADを手に入れた】ぱららったら~
窓の外にブン投げた
「…っ何んてもの渡すのよ」
「素敵なBBA臭のする方から頂いたんですが…
要らないですか」
格好良く膝を付け吹いていたトランペットを一回転させながら私にとって余計な事を言い始めた
「べっ別に欲しいなんて思わないわよ」
「伝説的な悪魔に召し仕え、時を操る完璧なメイド長には欠点があった…それを補う為にこの魔具をメイド長が装備した逸品らしい…のですが
本当によろしいのですか」
「…何その設定只のPADでしょ
だから要らないわよ」
「今ならナイフがついて来ますよ…10本ほどBBAに刺さってたので全体的に血が付いてますが」
「…なんでそんな重傷で
あなたにPADを渡してるのよ」
「そうですね
で…いるいらない
いらないなら今から拾いに行って燃やしますが」
「…要る」
【華琳はメイド長のPADを装備した】ぱららったら~
こいつ…
とりあえず
あのトランペット
今日の夜にでも
壊しに行こう
でもこれ良いわね…
辛うじてBの胸が
C~D程度までサイズアップするなんて
触り心地も本物にそっくり…
強く触らないと判らないわ…
「秋蘭…」
「はい」
「一応…ありがとう
くれた人にもお礼言っといて」
「御意」
ふふふこれで完璧な美少女になったわ…
「…っぴあぁ~れ何で私こんな所で寝てるんだ」
「ふふふ…よく眠れたおでこちゃん」
「…ですからぁ
華琳さまぁ
私の名はしゅん…
っあれ華琳さまぁ…」
「どうしたのかしら」
「何か…いつもと違うような」
「ふふふ…わかるかしら」
「っあ分かりました
華琳さまぁ太りまし…あああぁぁぁぁ強過ぎるぅぅぅ」
…別にイラついた訳ではないと信じたい
「華琳様こちらが資料です」
「ぇっ…何の」
「…討伐のです」
「ぁ~何かそんな事言ってたわね」
「…。」
何…その聞いとけバカやろーみたいな顔は
一応…私あなたの主になるんだけど
あれ…もしかして私って主だと思われてない
「…華琳様」
「っは直ぐに見るはありがとうね
秋蘭」
「…。」
ぅぅっ…ジト目が怖いよう
…目的
…日時
…行き先
…人員
…分担
…兵糧
「…秋蘭
この兵糧だけどいつもよりかなり少ないんじゃない」
「それに関しては担当の者が決めて様です」
っん~…何かしら理由があるのか
「後で連れてきて貰える
直接聞いてみるから」
「御意」
「曹操様
お初にお目にかかります
筍字は文若真名は桂花です」