表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者×3+魔王+竜+姫=∞  作者: シロタカ
転の秋『七番目の主人公』
32/34

『十一月三日 晴れ』

 ミズキが、また水着姿だった。

「さすがに、寒いだろ?」

 僕は驚いて云った。

 十一月に入って、まだまだ肌寒いとは云えないが、半袖の似合わない季節になってきている。そんな時期に、学校のプール近くの廊下で、水を滴らせた水着姿。本当、この娘、何をやっているのだろうか?

「なんか、もうちょっとなんだよ」

 煮え切らない表情で、ミズキはつぶやく。

 しきりに首を傾げていた。

「もうちょっと? なにが?」

 僕は尋ねる。

「水にぷかぷか浮いている感じ……なんか、大事なこと、思い出せそうなんだ」

 なるほど、漂うイメージということだ。

 どうやら、彼女もゴールに近づいている様子。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ