繰り返しと星影の砦
アレス達は「星影の砦」を目指すことにした。星影の砦とはこの世界で一番古い砦である。伝説によると人々が魔物の大暴走を食い止めるために使われたと言われ、今も魔法兵器と動力が残っている。二人はその百万匹以上の魔物を一発で全滅させた兵器の動力は「創世の残響」なのではないかと考えたのだ。
二人は星影の砦の近くにある村に足を運んだ。まだ朝なので依頼などを受けてお金を稼ぐ。食料などを買う。そうこうしているうちに気付いたら夕方になっていた。宿を探しているところだった。
「きゃあ!」
女の子の悲鳴が聞こえる。二人が悲鳴の方に走っていくと男が三人と小さな少女がいた。少女は髪の毛を掴まれ宙に浮いている状態だった。
少女の髪を掴んでいる偉そうな男が大きな声で言った。
「この騎士団長様にぶつかってごめんなさいで済むと思ってんのかぁ!」
周りの人はコソコソと話しているだけで誰も助けてあげない。どうやら「騎士団長」という立場から逆らえないのだろう。アレスは前に出ようとする。が、先にリアナが騎士団長に近づいた
「何だテメェ」
「旅の者だ。それより少女を離してやれ」
「誰に言ってると…」
リアナは騎士団長に鋭い視線を向けた。騎士団長は少し黙ると「今回は許してやる」と言い少女離し、逃げるようにその場を離れた。
「大丈夫かい?」
少女は大丈夫、と答えた。リアナはそれなら良かったと言い、宿の場所を聞いた。
「それなら私のお母さんが宿をやってるよ」
二人は少女についていった。宿に着くと少女が自分の母にさっきの事を話した。
「まあ!うちの娘をありがとうございます!なんとお礼をすればいいか…私の名前はアルルです」
リアナは礼はいい、と言った。
「二部屋借ります」
リアナは自分の分の宿代を出した。が、アレスの財布に入っているお金は宿代より少し足りなかった。アレスはリアナの方を向く。
「私は払わないわよ」
アレスがどうするか考えていると、アルルは言った。
「お代はいいです。私の娘を助けてくれたんですから」
アレスはお礼を言い、宿に泊まった。
アレス達は「星影の砦」を目指すことにした。星影の砦とはこの世界で一番古い砦である。伝説によると人々が魔物の大暴走を食い止めるために使われたと言われ、今も魔法兵器と動力が残っている。二人はその百万匹以上の魔物を一発で全滅させた兵器の動力は「創世の残響」なのではないかと考えたのだ。
二人は星影の砦の近くにある村に足を運んだ。まだ朝なので依頼などを受けてお金を稼ぐ。食料などを買う。そうこうしているうちに気付いたら夕方になっていた。宿を探しているところだった。
「きゃあ!」
女の子の悲鳴が聞こえる。二人が悲鳴の方に走っていくと男が三人と小さな少女がいた。少女は髪の毛を掴まれ宙に浮いている状態だった。
少女の髪を掴んでいる偉そうな男が大きな声で言った。
「この騎士団長様にぶつかってごめんなさいで済むと思ってんのかぁ!」
周りの人はコソコソと話しているだけで誰も助けてあげない。どうやら「騎士団長」という立場から逆らえないのだろう。アレスは前に出ようとする。が、先にリアナが騎士団長に近づいた
「何だテメェ」
「旅の者だ。それより少女を離してやれ」
「誰に言ってると…」
リアナは騎士団長に鋭い視線を向けた。騎士団長は少し黙ると「今回は許してやる」と言い少女離し、逃げるようにその場を離れた。
「大丈夫かい?」
少女は大丈夫、と答えた。リアナはそれなら良かったと言い、宿の場所を聞いた。
「それなら私のお母さんが宿をやってるよ」
二人は少女についていった。宿に着くと少女が自分の母にさっきの事を話した。
「まあ!うちの娘をありがとうございます!なんとお礼をすればいいか…私の名前はアルルです」
リアナは礼はいい、と言った。
「二部屋借ります」
リアナは自分の分の宿代を出した。が、アレスの財布に入っているお金は宿代より少し足りなかった。アレスはリアナの方を向く。
「私は払わないわよ」
アレスがどうするか考えていると、アルルは言った。
「お代はいいです。私の娘を助けてくれたんですから」
アレスはお礼を言い、宿に泊まった。
何かおかしい。アレスはそう思った。今考えてみると同じことの繰り返しだ。リアナにも話したが、繰り返してる自覚はないらしい。気付いたのは僕だけのようだ。
リアナは創世の残響の影響と考察した。そう考えると創世の残響を今日中に破壊するか離れるしか繰り返しを止められない。アレスはとりあえず星影の砦に向かった。
砦の周りには騎士とみられる人が三十人くらいいた。リアナはアレスの肩を指で二回叩く。アレスが後ろを向くとリアナは爆弾を持っていた。リアナはそのまま密集地帯に爆弾を投げた。二人は耳を塞ぐ。
「ば、爆弾だ!逃げろ!」
この爆弾は魔力が込められているので五十人が一メートル間隔で並んでいるくらいなら簡単に消し炭になる。騎士の人には悪いが消し炭になってもらった。
砦の扉には全体が四角く、ボタンに数字が描いてある板がついていた。
「多分、これは設計図に書いてた遺物を守るための特定の番号を入力すると開くのだと思う」
アレスは適当に四文字ポチポチッと押すと開いた。
「あなた運がいいのね」
二人はそのまま上の階に上がり、魔法兵器のところに着いた。
「多分この水色の大きな結晶が創世の残響だ」
アレスはそう言うと試しに手の甲でコンコン、と叩いた。そして剣を構える。剣を振り下ろすと創世の残響はスッと斬れた。
「あなたのその剣、すごいのね。あとこの結晶、普通に使えそうだからバックに入るくらいに斬って」
アレスは創世の残響だったものを横幅五センチ位に斬った。リアナはそれをバッグに詰め込み、そのまま村に行こうと言った。夕焼けは二人を見つめるように光っていた。
「創世の残響が一個壊された」
チャーキーのポーンが一個取られる。チャーキーはあえて反撃しない。
「そうですか…いや、わかってましたよ!だってあそこでなんで倒させなかったんですか!そうすれば…」
隣にいたオルドはそうツッコミをいれる。が、チャーキーはチッチッチと言わんばかりに指を三回振る。
「わかってないな~君は。僕が何をしたいかが」




