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生々流転 ―そこは異世界だった―  作者: 姫野 りぉ
第一章 世界樹~ユグドラシル~
8/87

冒険者ギルド商業ギルド登録


«おかえりなさい!»«お疲れ様ぁ!»

«無事だよねぇー!»«頑張った!»


城門を潜ると盛大な歓声に迎えられ少し恥ずかしい

妻帯者は抱き合って喜んでるし子供達も飛び上がって抱き付いてる

恋人達もだ

俺はとにかくキョロキョロして珍しい風景と町並みやファンタジーの獣人とか見て興奮してる


あれは猫族なのか?尻尾が細く長いがスタイルは凄い!おっぱいがFカップは有るしお尻もデカイが魅力的だ!

豊かなお尻に尻尾が!たまらん!

あれは?犬族、こっちはオオカミかな?

みんな綺麗な顔立ちで異世界ってのは美人美男子ばかりだな


おっ!┅┅┅┅┅エルフ?耳が?

スゲェ!なんだあの顔は!綺麗過ぎるって!加工してんのか!ってぐらいに綺麗だ!それにスタイルがエグい!胸が無いって!誰が言った!


豊かな胸に括れた腹からの腰の膨らみ!

綺麗なお尻に長い脚!ピッタリとした服が体の線を露に醸す

大きく開いた胸元に豊かな乳が溢れんばかりに主張してる!

たまらん!あれは犯罪だ!

オオーッ向こうにもエルフ!エルフ!エロフ!┅┅┅┅すいません


「シンヤ?ほら姉さん達が迎えに来てるぞ!行った行った」

「あれ?ガルバさんは?」

「隊長は報告が有るし今日から何日かは帰れない、領主様へ報告する為に領都まで行かなくちゃならないんだ、明日は領都へと又1ヶ月の旅だよ」


「ハンスさんも?」

「そりゃ俺は副隊長だからな、仕方ない、俺達が帰る迄にギルドへの登録とか済ましとけよ、それと多分DTも卒業してるだろうから可愛い子を紹介するよハハハ!」


「一言余計だよ!まぁ気を付けて魔物や盗賊に足を掬われない様に!」

「バカヤロー!」


「フフフ♪シンヤ君はハンスと随分仲良くなった様ね?」

「ミリンダさん!ミーシャも!」

「さあこっちよ!我が家へ案内するわ」

「シンヤお兄ちゃん!お土産は?」

「後で渡すからね、少し背が伸びたかな?」

「うん、大きくなった!お兄ちゃんのお嫁さんになれる!」

「ハハハ、まだだよ、もっと大きくならないと」

「ウフフ♪そうよ?私みたいに大きくなりなさい」


って!胸を押し当て無いで!ここの所自家発電が出来なかったんだから!

たまってます!


その家は白い壁で可愛い家だった

小さくなく大き過ぎず纏まった屋敷では有る


「サマンサ!着いたわよ!」

サマンサ?


「お兄ちゃん!入って入って!」

「シンヤ君どうぞ我が家へフフフ♪」

「失礼します┅」

「お帰りなさいまし、初めまして、サマンサと言います、ガルバ代官家のメイドをしております、シンヤさんにはここに住まわれるとお聞き致してます、どうか自由に」


「あっ!ハイ!宜しくお願いします」

「あらあら、サマンサも人が悪いわね、そんなに畏まる事はしない癖に、からかってるのね?」

「エヘヘ、バレましたか?最初が肝心と言いますから、シンヤさんにお客さんと自覚して貰わないと」


「私はそうは思って無いわよ、シンヤ君は家族同様だもの、お客じゃ無いから」

「そうだよ!サマンサのメッ!お兄ちゃんはミーシャのお兄ちゃんだから!」

「まぁまぁ?どうしましょ」


「なんかすいません」

「フフフ、こっちが貴方の部屋よ、遠慮なく使ってね、あの奥が私の部屋よ♪覚えておいてね♪」

「ミーシャの部屋はこっち側、母様とは離れてるの、隣が父様なの、微妙なの」


「ハハハ┅ミーシャはガルバさんが近くは嫌なのかい?」

「だってうるさいの、イビキとか歩く音とかそれに臭いから┅」

「もう少し大きくなったら王都の学院へ行くんでしょ?直ぐに6歳になるわ、其れまでの辛抱よ」


「あれ?確か学院へは8歳からだと?」

「そうだけど入るのが8歳、其れまでに王都の宿舎へ入らないといけないの、だから6歳で向かわないと間に合わなくて」


「そうか!王都まで二年近く掛かるんでしたね、遠いなぁ」

「そう遠いの、だからここは自由なのよ、見たでしょ?亜人種が大勢、フフフ♪他所では考えられないわよ、どうしてもヒト族が多くなるから」

「この町はヒト族が少ないんですか?」

「やっぱり最果てで何も無い土地よ?農業しか無いのにワザワザ来ないわよ、せいぜい領都までよ、領都はヒト族が多いから面白く無いわよ」


「そうですか、領都って大きいんですね?」

「お兄ちゃん?都はおっきいよ、城壁もスッゴク高くて人ばっかし!」

「ミーシャは行った事が有るのか、俺も何時かは行って見るよ」


「じゃあお風呂に入って着替えてらっしゃい、昼食の用意をしておくから」

「ハイ、それじゃあ後で」


大きな浴場で疲れを取る、はぁ~気持ち良い!長旅とは言わないが2ヶ月はさすがにハハハ

この町で服とかそうそう下着とか買わないと、図書館が有るって言ってたからそこも行かないと

先ずはギルドへの登録だな!

ザバーンと風呂を出て着替えて食堂?ダイニングかな?広い!


「シンヤさん?こちらへどうぞ」

「サマンサさん?ありがとうございます」

「礼には及びませんさぁさっ」


サマンサさん苦手だよ!正体がわからん!若いのか歳なのか?

スタイルは良いんだよなぁ、それに動きも速い、何時もうつ向いてるから顔が?

見えないのカーイ!

絶対からかってる!隠してるもんなぁ┅

子供扱いかな?


「これからギルドへ行くの?」

「時間も有るし早い方が良いでしょ、冒険者ギルドに商業ギルドと2つ片付けて来ます」

「あら!両方入るの?」

「ええ、暫くしたら薬師ギルドと錬金師ギルドへも入りますよ」

「そんなに入って大丈夫?何か目的が有るの?」

「いえ、薬師ギルドはポーションが売れるし錬金師ギルドは道具とかですかね」

「ねぇシンヤ君?それは辞めたが良いわ、冒険者ギルドや商業ギルドでもポーションや道具が売れるわ、それに薬師ギルドと錬金師ギルドは色々と聞かれるわよ?話しだけなら両方出来るんだから余計な詮索されない様にしないと」

「えっ!そうなんですか?それは知らなかった┅」

「ギルドでよ~く話してごらん、詳しく教えてくれるわよフフフ♪」

「ハイ!ありがとうございます」


そうか!全部に入らない方が良いのか、詮索って!危ない危ない、踏み外す所だった、話して良かった┅感謝!


キョロキョロと落ち着かない風で見ながら冒険者ギルドの前に着いた

剣と盾が掘り込んだ看板、それにウエスタン扉!

入り口には厳ついお兄さん達?

これってお約束が有るのかな?絡まれたりしてテンブレなのか?


「おいおい!ここはガキんちょが来る所じゃねえんだよ!」

「ガキは帰ってママのおっぱいでも飲んでろ!」(ほぇ~ママって!)


「すいません通して下さい」

「エヘヘ、通りたかったら銀貨2枚払いな!」

「そんなぁ、聞いてませんよ」

「そりゃ俺達のしきたりだからな!払えないなら帰りな!」

「登録だけでも!」

「このクソガキ!ふざけた事を抜かすな!痛い目に合う前に帰れ!」


「ホッホウ!随分と景気が良いしきたりなんだな?銀貨2枚ねぇ?」

「えっ!カミーラさん!どうして?┅すいません!どうぞ!」

「おや!銀貨2枚払うんじゃ無いのかい?」

「イエイエ!そんな事は無いですよ!ハハ」

「でもその坊やには凄んで無かったかい?」

「そ、それはちょっとしたおふざけでマジじゃ無いんです!ハイ!」

「そうかい!おふざけかい?」

「そうなんです、おい小僧!速く入れ!」

「銀貨2枚持ってました、貴方に払うんでしたね?ハイ」

「バカ!そんなの引っ込めろ!良いから入れ!登録はあのカウンターだ!速く行け!」

「そうですか、次に会った時にまとめて払えとか無いですよねぇ?」

「ば、バカヤロー!そんな事が有るか!」


何だか慌ててギルドから離れてる?


「フフフ、アハハ!あんたも悪い子ねぇ?」

「そんな事は有りません、カミーラさんですか?ありがとうございました、お陰で銀貨2枚無くならなくて助かりました」


「フフフ、登録するって初めてこの町へ来たのかい?」

「ハイ、此までは森の調査隊砦に居ました、今日からこの町でお世話になります」

「調査隊?そうかいそれで余裕があったんだね?ウフフ♪楽しみだねぇウフフ♪」

「では登録して来ます、あのぉこれは感謝と言うことでどうぞ!何か食べるか飲んで下さい」

「えっ?金貨!良いのか?大金だぞ?」

「これからの冒険者生活、お目に掛かる事やお世話になるかも知れません、助けてくれた恩人にはそれくらいはしないと」

「恩人?私が?フフフ、アハハ、分かったわ、遠慮なく頂戴するわね、可愛い冒険者さんウフフ♪」


可愛い?俺が?そんなぁ!お世辞だねっとカウンターって!

何なに!スゲェ可愛い子!あっ確か冒険者ギルドの受け付けはエルフの子だって┅┅


眼福じゃあ!あの子も可愛い!みんな可愛いし綺麗!美人!美少女!

誰がエルフはペチャパイって!言った!

おぅおぅ!なんだあの溢れるおっぱい!

真っ白な肌にぷにゅぷにゅのパイパイ!


「あのぉ?ご用件は?」

「ハッ!ハイ!┅冒険者登録に来ました」

「そうですか、ではこの用紙に必要項目を書いて提出して下さい」


ヤバッ!変態とか思われなかったかな?ジロジロ見たし惚けてたし┅

いかんいかん!えっと名前と年齢に出身地はカーザス町と後は余計な事は書かないで良いんだよな?ミリンダさんに聞いといたから大丈夫


「書きました」

「はい┅大丈夫ですね、ではこの水晶玉に手を当てて下さい」

「こうですかね?」


手を当てると体から何か吸われる?なんだ?って!


「あのぉ?水晶にヒビが入ってるんですが?」

「そんな!そのまま離さないで!」


ビシッピシッ ピカーッ! パリン!


あっ!やってもうた!割れましたやん!


「すいません!すいません!弁償ですよね?」

「┅┅┅┅┅いえ┅弁償なんて┅割れるなんて初めて┅はっ!ごめんなさい、ではこの石板に手を置いて下さい」

「これも割れたりしません?」

「アハハ?ハァ?割れません割れません!これはそんな柔では有りません!どんなに魔力がぁ!」


ビシッ! ピシッ! ビシビシー!

コロン┅┅┅


「割れましたねぇ┅」

「割れてしまいました┅そんなぁ┅」

「どうした?」

「副ギルマス!グスッ┅水晶と石板がぁ┅割れてしまいました┅グスッ」

「何だと!お前が何かやったのか?」


「イエイエ!言われた通り手を当てたり置いたりです!けど?」

「そんなで割れる訳が無いだろ!」


「ウフフ♪副ギ・ル・マ・ス、本当よ、その子が手を当て置いただけで割れたのよフフ」

「カミーラ?何でお前が!┅┅しかし本当なんだな!それじゃあコイツは?」

「アハハ!大したもんだよ!凄い魔力持ちがこのギルドへ加入してくれるんだよ?今日はお祝いさぁねぇ!」


「グスッ┅本当に凄い魔力持ちなんですね!水晶が凄く光って!あんなの初めてですぅグスッ」

「そうか分かった、君は何も悪く無い、だが!お前は何者なんだ!」


「ちょっ!ちょっと待って下さい!俺は登録しに来ただけですよ、何で疑われないといけないんですか?カミーラさんは歓迎してくれてますよ?」

「だがな!水晶を割り石板も割った!これには説明が必要なんだ、魔力量が多いのは分かるが二つ共割れるなんて事は信じられん!」


「ああー!イライラする!これから商業ギルドにも行くんですけど?さっさと登録処理して下さい、貴方が信じようが信じまいが俺には関係無い事です!何も悪い事は有りませんから」


「グヌッなんだと!お前!名は何と言う!」

「あれれ?人に物を尋ねる時は自分から先に名乗るのが良識有る人なんですが?」

「馬鹿にしてるのか?俺を馬鹿にして怒らせてるのか?」

「カミーラさん?このギルド大丈夫ですか?さっきの輩と言いこの副ギルマスと言い、全然常識が有りませんよ?」


「フフフ、そうだね、言われる通りお粗末だねぇ、私が留守にしてる間、随分とだらけたみだいだ、依頼ボードは汚れてる、依頼数も少ないねぇ、この食堂も不味いし汚い、受け付けの子は?まぁ良しとしようが?副ギルマス!マルコフ!お前は何をしてたんだ!それにこの坊やには対しての扱いは失格だよ!」


「いやぁギルマス!それは┅」

「ギルマス?カミーラさんが?」

「おいマルコフ!お前はクビだ!とっとと出て行け!色んなネタが上がってるよ?受け付けの子にしつこく迫るとか着替えを覗くとかそうそう!金をチョロまかしてるとか?やりたい放題だねぇ?そんなに私が邪魔かい?フフフ」


「クソ!もう知らん!こっちこそ払い下げだ!チクショウ!」


あらあら?素早い事で、きっと逃げてもアキマセンわぁ、あれは犯罪奴隷まっしぐらですな


「シンヤだったわね、ごめんなさいねぇ私が王都へ行ってる間にここがアイツで腐っちまったよ、でもこれで綺麗にはなるから宜しくね」

「はい!こちらこそ、受け付けのお嬢さんも宜しく」


「あっ!ごめんなさい、私がグズグズしたから迷惑を」

「そんな事は有りません、貴女はちゃんと仕事してました、少し驚き過ぎでしたがハハ、アイツが黙ってたら終わってたんですよ」

「そうさね、ソフィヤは悪く無いよ、私も見てたから」

「カミーラギルマス┅なんでもっと早く戻って来てくれなかったんですか?あの人に┅あの人に酷い事を┅」


「悪かったね、色々有るんだよ、酷い事ってどうせ尻を触られたり胸を揉まれた程度だろ?それとも純潔を奪われたかい?」

「ううっ┅何時もいつも胸に┅手を差し込んで来るんです┅お尻も掴まれ赤くなるまで┅ううっ」


「アハハ!そんな所さね、アイツに強姦なんて出来やしないさ、子悪党の小心物さ」


┅┅┅う~ん羨ましい!ソフィヤさんの乳とお尻を堪能!カァーッ羨ましい!


「さぁシンヤの登録を早く済ませておやり、説明とかは?」

「それはミリンダさん、代官の奥さんから教えて貰いましたから大丈夫ですよ」

「なんだい?ミリンダの知り合いかい?」

「ええ、ミリンダさんの家に厄介になってます、居候ですよ」


「ほほう┅ミリンダの家にねぇ?クフフアハハ、そうかいミリンダの秘蔵ッ子って事かい、楽しくなるねぇ」

「カミーラさんはミリンダさんをご存知なんですね?」

「それはミリンダから聞くと良いさね、さてギルマスの仕事でもしようかね、おい!食堂は綺麗にしてからと旨くなってから開けるんだよ!其れまでは開店は許さないからね!」


「シンヤさん?これが貴方の冒険者カードです、でも知ってると思いますがGランクは一月で失効します、だから10件の依頼は早く済ませて下さい、お願いします!」

「ソフィヤさん、ありがとうございます、必ず達成しますね」


ハァ、アクシデントは有ったが無事に冒険者になれた、後は商業ギルドだな

さっさと済ませよう、でも美人ばかりだな


商業ギルドでは何も起こらず無事に登録できた

受け付けのマリアンさんも凄い美人でこちらはヒト族でしたがナイスバディの鼻血ブー!もんのスタイルでタイトスカート越しのお尻にはムラムラしましたぁあ!


スゲェ迫力のバディだった┅肉食女子その物だよ

俺の股間を品定めしてた、多分男が居ないんだな、欲求不満らしくギラギラしてた

でも凄く性格良さそうだった、欲求不満は仕方ない生理みたいな物さ

欲しいってのを見せるのは許せるよ、こちらも欲求不満なんだし

誘えば行けたか?とか思う俺は毒されて来たのか?


そりゃあ遠回しに誘われましたょ┅誘われたけど耐性がもたない┅┅イクジナシ


やっぱり彼女は欲しいよ、今はお金の心配も無くてどうにでもなる

彼女ねぇ┅





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