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ドラゴンタウン・東京  作者: モッツアレラ
2/2

作戦・0

結構頑張ったきいする

うーんさっきなんて言ってた?

共同作戦?

そもそも何をする作戦なんだ?

等と思っていると、首に刺すような痛みを感じた。

と、突然。

混乱。

座る事さえままならない。力が入らない。

何をされ、、、、


次に目を覚ましたのは冷たく硬い台の上。金属製の拘束器で拘束されている。

拘束台だろう。

体感だが、意識を失ってから時間はあまりたっていないように感じる

ゴロゴロと重い硬いタイヤの回る音と振動。

ふと

「何を、したんですか」

「ん?ああ、麻酔薬を使わせてもらった。」

同じ声だ。さっきの研究員の声だ。

麻酔薬?それにしては効果が異常だ。

龍用(りゅうよう)だからな。かなり強力だ。一般人が喰らったら1週間起きないだろうな。」

、、、まじか。

無意識にうつむいてしまった。

拘束器が、冷たい。

龍、、、僕も化け物だということだろう。

何とも言えぬ、複雑な気持ちでぼうっとしていた。

しばらくして。

排気ガスの臭い。臭い。

革靴の足音が増えた。

「局長!手はずと違いますよ!!」

さらに若い、研究員の声。

香水の匂いがする。

てかあの人局長だったんだ、、、

「人が周りにいなかったんだ、仕方ないだろ。」

「呼べばいいじゃないですか、、、あなたは好奇心旺盛な変人だから仕方ないか。」

目上に向かってそんなこと声に出して言うとは。僕は無理だな。

「うるさいぞ。さっさと運び込め。」

「はい・・・」

少し不服そうだ。

僕は一段高い場所に運び込まれた。

ガコン。

という重厚感のある、金属製の扉が閉まる音とともに僕を乗せた車は走り出す。

ガタガタ、、凄い揺れ。大型車だろう。

また、ぼーっとしていた。何も考えなかった。

気づけば、運び出されていた。

外の臭い、風の音。

心地いい。拘束が外された。

目が見えなくなる前の感覚で、立てた。

龍になった影響で、体が軽い。

身体能力が上がっている。

跳べる、走れる。

見えなくても。

幸いにも、更地のようだ

高く、速く。そうしてはしゃいでいると、右腕から


「どうも、私はAIのwatch(ワッチ)です。」

「!!!!??」

「なにもそんなに驚くことはないでしょう。

まあ、目の見えないあなたが右腕についている私を認識できないのはわかりますが。」

一瞬右腕が喋った!?って思ってしまった

それに、右腕にAI搭載の機会をつけられていたらしい。

「作戦について説明します。E-405(イーのよんまるご)

「E‐405?」

口に出てしまった。

「あなたの識別番号です。

本作戦はそこのC‐011(シーのまるいちいち)との共同です」

僕名前あるけど、、、龍は呼ばれてるのか?

「やっほー!君が博士の言ってた人?」

明るい、いかにも子供らしい、女の声がした。

結構頑張っても、まだまだ前座

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