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星を巡る竜  作者: 夢想紬
第二章
29/227

01 見知らぬ地で

 抜ける様な青空に、僅かに浮かぶ真っ白な雲。

 そして(おごそ)かに(そび)える山々と、麓を飾る青々と茂る森。

 澄み切った空気が一層その美しさを際立たせる中、とある山の麓の空間が歪み、その場に居た鳥達が一斉に飛び立った。


 その空間の歪みから現れたのは、満身創痍のリュウだった。

 転移装置に落ちた時の様に落下する形で空間に現れたリュウは、斜面に足が着くと同時に崩れ落ち、数メートル程斜面を頭から滑り落ちて止まった。


 仰向けに横たわるリュウは胸にアイスを左手でしっかりと抱き留め、右手に切れたチェーンを握りしめている。


「ご主人様っ! アイス様っ! ご無事ですかっ!?」

「姉さま! 今の衝撃でまた出血が!」

「ッ! ご主人様の意識が……う……コ、ココア! 周囲の警戒を!」

「もうやってます! 姉さまこそ、泣かないで急いで処置を!」

「わ、分かってます!」


 治癒の竜珠の輝きの中、リュウは意識を落としていた。

 出血による脳貧血や落下の衝撃などが考えられるが、一番の原因はネックレスを掴んだ事による安堵かも知れない。


「う……ん……」

「アイス様! 気が付かれましたか?」

「! リュウ! ミルク、リュウは大丈夫なの!?」

「今は気を失われていますが、大丈夫です! ミルクとココアが居ます!」


 一瞬気を失っていたアイスが目覚め、ミルクは不安にさせまいと気丈に声を張る。


「それよりもアイス様、アイス様も今は体を休めて下さい」

「ううん、アイスは怪我じゃないから大丈夫。それよりお手伝いできる事があったら言って?」

「いえ、今は――」

『姉さま、アイス様に水を確保してもらいましょう?』


 アイスを休ませようとするミルクと、少しでも力になりたいアイス。

 そんな中、ココアがミルクにリュウの中で提案し、ミルクは少し迷ったが、すぐに必要になる事でもあり、ココアに従う事にした。


「で、では、アイス様。一つお願いしてもよろしいですか?」

「うん、何でも言って?」

「近くに川の音がします。水を確保したいのです」

「うん、分かった。任せて!」


 ミルクは水が必要になる事を分かっていたが、アイスの体調も心配で言い出せずにいたのだった。

 そしてアイスの快諾を受け、今度はアイスが無茶をしないか心配になる。


 意識を失ってはいるが、リュウの状態が安定した事もあり、暫くしてミルクによってアイスは、左手に小さなバケツ、右手に取っ手の付いた四角い箱を持ち、肩から斜めに金属製の鞄を下げ、ヘッドフォン型ヘッドセットを装備して立っていた。


「わ、我ながら、完璧です!」

「か、可愛すぎます……」

「え? そう? えへへ……」


 興奮を隠し切れない満足そうなミルクと、陶然とした眼差しを向けてくるココアにアイスは満更でもなさそうに、はにかんで笑う。


「いいですね、くれぐれも無理はしないで下さい。今、アイス様にまで何かあったら、ミルクは助けに向かえません。ですから――」

「もう! 分かってるよ、ミルク~。なんだかミルク、母さまみたい……」


 準備の整ったアイスに、ミルクは余程心配なのか何度目かの念押しを始めるが、アイスはさすがにうんざりした様子で、小言を言う時の母を引き合いに出した。


「か……そ、そんな! エ、エルシャンドラ様みたいだなんて……」


 しかしミルクは自身の憧れとも言うべきエルシャンドラと並べられ、舞い上がってしまう。


「姉さま、今のは良い意味じゃないと思いますけど?」

「へ?」

「小言が多くなると、ご主人様に嫌われますよ?」

「はうっ! こ、小言……多い……申し訳、ありません……アイス様……」


 しかしココアにあっさり撃ち落とされ、しゅんとするミルク。


「あ、あはは……じゃあ、行ってくるね!」

「はい、お気を……い、いってらっしゃいませ!」

「いってらっしゃーい!」


 こうしてアイスは、まだ飛ぶほどの体力も竜力も回復しないまま、トコトコと水を汲みに出発した。

 そのバケツを持って砂場に向かう幼稚園児の様な後ろ姿に、しばし蕩けるミルクとココアなのであった。










 アイスはトコトコとゆっくりとした足取りで、時折リュウへ振り返りながら歩いていた。

 だが振り返ってもリュウの姿が見えなくなると、アイスの歩みは極端に遅くなる。

 竜力枯渇により、酷い倦怠感に苛まれる体で無理をしているという側面もあるが、本当の原因は別にある。

 怖いのだ。


 突然訪れた見知らぬ土地で、リュウから離れていく事が。

 先に進む程に増えていく木々により、少しずつ暗くなる周囲が。


 風に揺られた草葉がカサリと音を立てただけで、ビクッと体が硬直し鼓動が早まる。

 木の陰から姿を現すヨルグヘイムを幻視し、足が震える。

 そんな存在は此処には居ない、と頭では分かっているはずなのに、心がそれを否定する。

 姿など見えるはずもないのに、どこからか見られている気がする。


「う……はぁ……はぁ……」


 自然に涙が溢れ、呼吸が短くなるのを、アイスはじっと止まって堪える。

 堪えきれず、ほろりと零れた涙が右手に当たり、思わず右手に目を向ける。

 そこにはぎゅっと握られたグリップと、そこから先にある四角い銀の箱。


 それはミルクが持たせてくれた、ニードルガン。

 リュウが拳や掌から射出していた針を、アイス用に誂えたものだ。


 アイスはそれを、肘だけ曲げて前に向ける。

 ニードルガンは小刻みに震えているが、アイスにはそれで十分だった。


「すぅ……はぁ……」


 深呼吸をして、アイスは再び歩み始める。










 一方、意識を失っているリュウの中では、ココアがミルクにずっと気になっていた事を切り出していた。


『姉さま……一体どうしたというんです? バグでもあるんですか?』

『ち、違うの! これは、その、バグなんかじゃなくて……』


 ココアは、崩壊する研究施設の地下通路で泣き出して以来、そして今もメソメソしているミルクが理解できないでいたのだ。

 そんなココアに、ミルクはどう説明していいのか言葉に詰まる。

 故に新システムを構築するに至った経緯に関する、自身のログを開示した。


『こんなよく分からない物を、基本システムと同じ階層に据えるなんて……』

『違うの! 元からその階層に有って……移動する事もできなくて……』


 開示されたログを見ながら、呆れる様な声を上げるココアに弁明するミルクだが、実際迷惑を掛けているとの自覚からか、言葉尻が弱々しい。

 そんなミルクにこのままでは埒が明かない、とココアは直接見てみる事にした。


『姉さま、マスターコアのプロテクトを外して下さい』

『え……い、嫌だよ……もう泣かないから……』


 マスターコアはミルクという存在を形作る全てが詰まっている。

 その構造は多重階層になっており、それぞれにプロテクトが掛けられているが、ココアが見たいと望む根幹のシステムはその最奥にあり、全てのプロテクトを解除しなければならない。


 それは、秘密の詰まった女の子の部屋の机の、鍵の掛かった引き出しの中にある、これまた鍵の掛かった宝石箱を開ける様なものである。

 なのでミルクも、出来もしない事を理由にしてでも拒もうとする。


『そんなの無理! 別に触ったりしないから! 見るだけだから!』

『でもぉ……』


 そんなミルクの言葉をばっさり切り捨て、ココアはどこぞのエロオヤジみたいなセリフで迫る。

 ミルクの返事も、あと一押しで陥落しそうな女の子のそれみたいである。


『今後も姉さまが不調になったら、ココアが困るの! 見ておけば、対策が取れるかも知れないでしょ? 本当に見るだけだから!』

『わ、分かった……』


 ココアの真剣な説得と、これからも迷惑を掛けてしまうかも知れない不安から、ミルクもこれ以上拒むことはできなかった。

 そうして、ミルクの最奥へ侵入したココアは驚愕する。


『なに……これ……』


 複雑に絡み合う基本システムと新システム。

 ココアは絶句しながらも、自身の基本システムと見比べながら、解析を開始する。


『コ、ココア……もうそろそろ――』

『まだ調べてるから。そんな事より姉さまはご主人様の容体とアイス様のご様子をしっかりチェックしてて!』

『う、うん……分かった……ごめんね、ココア……』


 申し訳ないと思いつつ、いつまでも自分の中を覗かれて落ち着かないミルクだがココアに強く言われては反論もできず、仕方なく言われた通りにするのだった。










 何度か休みを挟みながら、ようやく渓流に辿り着いたアイスは、そこから更に下流に向かい、流れの緩やかな場所で水を汲んだ。

 流れの速い場所では水を汲まない様に、とミルクに言われていたからだ。


「ふう……よいっしょ……っと」

『アイス様、バケツに半分くらいで構いませんからね?』

「うん、無理して溢したらいけないもんね」

『はい。ゆっくりでいいので、よろしくお願いします』

「はーい」


 ヘッドセットを通じて、ミルクはアイスの声に優しく語り掛ける。

 アイスはそれだけで元気が出る様な気がした。

 因みにヘッドセットにはカメラも付いており、ミルクはアイスの全周囲に注意を払っている。


 絶えず両親のどちらかと一緒に過ごしてきたアイスは、リュウと地球で出会ってから初めて夜を一人で過ごした。

 リュウと楽しく過ごした後の寂しさは強烈で、アイスは泣いて一夜を過ごした。

 そんな人一倍寂しがり屋で、しかも心に恐怖を刻み込まれたアイスにとって、見知らぬ場所でおっかなびっくり進む、森の中の片道たった四十メートル程の水汲みは、初めての冒険と言えるものだったのかも知れない。










 その後も何度も水を汲みに往復し、更に森に入って果物等を集めたアイス。

 その甲斐あって、当面の水や食料については何とかなりそうだった。


「ねえミルク、こんなに金属使っても大丈夫なの?」

「ええ、ほとんどは人工細胞には使えない、消耗品用ですから大丈夫ですよ」

「ふーん……」


 抜ける様な青空がオレンジ色に染まる頃、未だ意識が戻らないリュウの横に並べられた幾つかの機械について、アイスは体を休めながらミルクに訊ねた。

 そこには、水や果物を貯める器や、水を蒸留する装置、コンロや鍋などが用意されていた。

 その中の一つの装置だけは人工細胞が使われ、リュウの左腕と人工細胞のチューブで繋がっている。


「アイス様、果物剥いたので食べて下さい」

「ありがとう。リュウの分は?」


 ココアが剥いた果物を手に取り、アイスはリュウの分が無い事に気付いた。

 因みに、ココアの果物の剥き方は、意識の無いリュウの無傷の右手を使い、その親指と小指で果物を挟み、残りの指を果物に添えてなぞるだけである。

 それだけで果物はクルクル回転し、残りの指がピーラーの様に皮を剥いてしまうのだ。

 意識の無いリュウの右腕だけが、せっせと果物を剥く様はなかなかシュールな光景である。


「ご主人様は、今は食べられませんので、腕から必要な栄養素を点滴するしか、今は方法がありません……」

「そうなんだ……リュウ、良くなるよね?」

「も、もちろんです! アインダーク様の治癒の竜珠も有りますし……アイス様はお食事が終わったら、お休みになってくださいね」

「うん……」


 そうして食事を済ませたアイスは、リュウの左腕が点滴されている為に、違和感を覚えながらも右腕にくっつくと、さすがに疲れていたのか、あっという間に寝息を立て始めた。


『やはり相当無理して頑張ってくださったのね……』

『そうですね……』


 そんなアイスの様子に、ミルクは主人の状態をチェックしながら脳内で呟いた。

 周囲を警戒していたココアは、その呟きに同意すると、先程の解析結果の報告を開始する。


『それよりも姉さま、乙女システムの件ですが――』

『な!? え!? 乙女システム!? なんですかそれ!?』


 聞き慣れないシステム名に困惑するミルク。


『姉さまの厄介な基本システムの事ですけど?』

『や、厄介って……う……か、勝手に変な名前を付けないで!』


 どうして姉さまが知らないの? とでもいう様なココアの口振りに、ミルクは心当たりに詰まりながらも、システム名に抗議する。


『全然変じゃないですよ。ココアが解析した結果、その名が最も適切です!』

『ふ、普通に基本システムでいいじゃない!』

『そんな基本システムがあるもんですか……ではココア迷惑システムと?』

『そんなの嫌!』

『では、乙女システムに決定です』


 ミルクの抗議も虚しく、システム名は決定された様だ。


『待って! どうして二択なの!? もっとあるでしょ!』

『有りませんよ、姉さま……それより解析結果、聞かなくていいんですか?』

『き、聞きます……』


 更なる抵抗をさらっと排除し、話題の転換を図るココア。

 ミルクが不満ながらもこれに応じたのは、自身では何故か上手く解析できなかったからだ。


『結論から言うと、姉さまのシステムに不備はありません。むしろ完璧です』

『え? でも……迷惑なんじゃ……』


 バグだ、迷惑だ、と言われていたにも関わらず、ココアにシステムが完璧だと言われ、ミルクはいきなり困惑する。


『まったく迷惑です……が、仕方がありません。人とはそういうものだとドクターゼムもデータベースに定義されています』

『ひ、人!?』


 不満と共に、ココアが突然何を言い出したのか、とミルクは更に困惑する。


『姉さまの思考アルゴリズムは、新システムから生み出される感情に、非常に左右され易いのです。これはAIにはあり得ません。人の思考そのものです』

『人……』


 続くココアの説明を聞きながら、ミルクは自身では思ってもみなかった「人」というものを念頭に置いて、これまでの自分を省みる。

 そうしてみると、自身でも疑問に思っていた事がすんなりと納得できてしまい、ミルクはしばし呆然とする。


『しかも、この新システムは感情を生み出すだけでなく、基本システムに食い込んでいます。姉さまの持つ感情が昂れば、基本システムの原則でさえも書き換えてしまう可能性が大です』

『そんな……』


 しかし次のココアの言葉は、ミルクの不安を掻き立てる。

 原則は絶対に守られるからこそ、人は安心してAIやロボットと共存できるのだ。

 その原則が原則足り得なかったら、そこから何が起こるかは想像に難くない。


『でも、だからこそ人なのです。殺人が悪い事だと分かっていても、感情に支配されれば人を殺してしまう、そんな人の有り様が姉さまのシステムに見られます』

『人に成り得るシステム……って事……なの?』


 そしてその想像はココアによって言及されるが、戦闘をも前提としているAIであるミルクにとって、敵を殺す事に対する禁忌感は希薄だ。

 なので一般論は一先ず置いて、ミルクは最大の関心について尋ねる。


『まぁ、そう言えなくもないですが、分かり易く言うなら、姉さまは「心」を持ったと言う事です』

『……心……コ、ココア、だとしたら――』


 ココアに「心を持った」と言われ、真っ先に浮かんだのはドクターゼムだった。

 ドクターはこの為にずっと研究を重ねて来たのではなかったか……。

 そしてその到達点に自分が居るのでは……。

 その「心」に感動や興奮を覚えるミルクは、それらをココアと分かち合おうとして、そのココアに言葉を遮られる。


 何故ならココアは、ミルクに感動を与えるつもりなど無いからだ。

 迷惑を被った罰を与えたいだけなのだった。


『肉体も無く心だけで人、という事にはなりませんが、もし成れるとしたならば、姉さまの場合、成れるのは……乙女です』

『はううっ! そ、そこは変わらないの!?』


 しばし忘れていたフレーズの復活に、ミルクの羞恥心が呼び覚まされる。

 いくら多少自覚はあっても、決して表には出さず、奥床しい女性が最近の目標であるミルク。

 ココアはミルクのマスターコア内部でそんなミルクの悶絶度数を計算し、反撃の隙を与えぬ品を揃えていたのだ。


『姉さまの外見は、ご主人様の作成による十代半ばの少女、セクシュアリティーは当然女性、そして十八禁が適用されています』

『そ、それだけじゃ、乙女とは――』


 そしてココアは、努めて落ち着いた声で、ミルクの攻略に取り掛かる。

 何も知らないミルクは、それでも尚食い下がる。


『それらに加えて姉さまは、可憐で、お淑やか、恥じらいを忘れず、控え目で気が利く事を、モットーに掲げているじゃないですか!』

『コココ、ココア……どど、どうしてそれを……』


 今、ココアの立体映像が表示されていれば、きっとミルクに「ズビシッ」と指をさしている事だろう。

 対するミルクは信じたくないと思いつつ、確かめずにはいられない。


『姉さまの「できるAI」ファイルを閲覧させて頂きました』

『い、嫌ぁぁぁぁぁぁっ! プライバシーの侵害よぉぉぉっ!』


 そして宝石箱を覗かれた事を知って、絶叫した。


『ごめんなさい、白状します姉さま。「ミルクの大好き」ファイルも見ました』

『嘘っ!? う、嘘よね!?』


 ココアは一旦謝罪し、ミルクの追撃の手を緩めると、一気に攻勢に出る。

 もう、ミルクは何が何だか分からない。


『色は白とピンク、飾りはリボン、下着は――』

『ああああ! やめっ、やめてぇぇぇっ!』


 ミルク悶死寸前。


『乙女だと認めますか? 姉さま?』

『そ、それは……』


 有るはずもない打開策を必死で探すミルク。

 その思考速度は、ヨルグヘイムを瞬殺するレベル……かも知れない。


『ご主人様はミルクの――』

『認めますっ! 認めますからぁぁぁ! うわぁぁぁぁぁん』


 ミルク陥落。

 そしてココアは、最後に静かに確認する。


『では姉さま、乙女システムという事で異論有りませんね?』

『あ、あり……ません……』


 この日、ミルクの姉としての威厳は、失われた。

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