響川瑞揶について
とりあえずこんなところかな。
響川瑞揶
連奏恋歌シリーズ、愛惜のレクイエム〜悠久のバラードにおける主人公であり、【サウドラシア】転生後はミズヤ・シュテルロードと名付けられた。どの世界でも変わらぬ外観をしており、丸っこい黒髪と潤目が特徴。性格は温厚とゆるほわの塊であり、決して戦闘をするような人間では無いが、登場する全作品において必ず戦っている。
好きなものはキリン、猫さん、音楽。
嫌いなものは暴力、顔の怖い人。
・人生について
彼の命が誕生してから全ての転生を終えるまでの時系列を並べると、以下のようになる。
【地球】
愛律司神の宿った魂が響川瑞揶という生命に宿る。17年後、死神セイに魂を奪われ死亡、転生。
↓
【ヤプタレア】
5歳地点の自由律司神の体に転生。響川瑞揶の名を冠り、人間界で生活する。11年後、虚無律司神に殺され死亡、死神セイにより2度目の転生。
↓
【サウドラシア】
ミズヤ・シュテルロードとして産まれるも、10歳にしてシュテルロード家が崩壊し、12歳で北の大国バスレノスに身を預ける。15歳にしてバスレノスで革命を担う筆頭となるも、皇女クオンが死んだと思い、消息を断つ。3年後に起きた神との戦争にて、サラ・ユイス・アルトリーユと共に善律司神を倒し、世界を救った。
その後、体を3つに分け、各ヒロインの居た世界にヒロインと共に帰る。
・地球〜ヤプタレアにおいて、愛律司神による効果
【地球】〜【ヤプタレア】では、響川瑞揶の精神から外の世界を愛律司神が観測していた。愛律司神が体内に存在することによる効果を以下に挙げる。
1.身体能力及び知能、記憶力が神と等しくなるため、制限を課す。これによる人並み以下までの運動能力の低下を負った。
2.五感調節。瑞揶は聴覚、味覚、嗅覚が常人の1.5倍にあたる。しかし、視覚は色の認識、視力に問題は無くとも、目による感性は大いに損傷。触覚については正常に作用している。
3.その他身体効果の向上。怪我の治りが異常に早く、爪の伸びなども早い。
4.愛律司神の特性である“全ての存在から愛される”能力を受け継ぐ。これは愛律司神によって抑えられるも、“なんとなく好き”程度に常時発動している。
効果のばらつきについては、愛律司神自体が人間ではないため、人間の感性に合わせるのが難しかったことに由来する。そのため、愛惜のレクイエムに登場した愛律司神も視覚による感性が無い。
・体の違いによる効果について
瑞揶は【地球】で普通の人間の体、【ヤプタレア】で自由律司神の体、【サウドラシア】では貴族の体を有している。
【地球】においては前述の通りだが、【ヤプタレア】については自由律司神の能力を超能力として受け持つ。但し、自由律司神の体自体はただの人間の体であるため(理由は別途記述)、愛律司神の効果を維持する。【サウドラシア】においては愛律司神が居なくなった事により、愛されやすい効果などが消える。しかし、貴族の体を与えられたため、【サウドラシア】における魔法を、優秀な遺伝子によって万能に使える。
・恋愛観念について
はじめに断っておくが、瑞揶はハーレムが好きではない。それは彼がロマンチストである(愛惜のレクイエムでもそう言っている)こともあり、瑞揶は人の気持ちを気にしすぎるのも一つの要因である。
しかし、結局はハーレムなのである。霧代、沙羅、クオン、その他の女性にも好かれ、「自分が全員の気持ちを受け入れてあげられないから、好きになってくれた人が不幸になる」と泣くぐらいのヘタレである。最終的には1対1なよ恋人関係となって元の世界に帰るのだが、それまでに何度も「ひーっ!」とか「もう恋愛なんてやだー!!」と泣き喚く(悠久のバラード参照)。
愛惜のレクイエム1章〜求愛する贖罪者3章サラの話までは霧代との別離を気にして恋愛について自閉的であり、一生ねこさんと暮らせればいいと考えていた。霧代の事を払拭した後は瑞揶の精神が回復し、恋愛についても通常に考えられるようになる。
・【サウドラシア】での魔力に関して
瑞揶は“世界中がにゃーさんなら、きっとみんな幸せなのに”と理解不能なことを思っているが、霧代のために良いことをしようと、善魔力が常人より多い程度である。
ただ、彼は愛律司神の置き土産により、愛がそのまま力(魔力)になる効果を持ち、総合的な魔力量は600万を超える。
なお、魔破暦140年において、平均的な人間の魔力は50万である。
・音楽の才能について
1時間の練習であらゆる楽器を使用できるという天性を持ち合わせながらも、愛律司神は自分の影響を感じ取って演奏技術の向上を阻害していた。【地球】で10年以上習っていたヴァイオリンでさえ成長の目がなかった。
【サウドラシア】に生まれてからは愛律司神が居なくなったため、音楽の技術が成長している。




