《エピソード08》とんでもない身代り逃亡する?
本物はここよ...
風車小屋へ着くと、ご年配の方が待っていました。
これは久しぶりです。ミルフィーは、私を覚えているでしょうか?
それは、何年かに1度は王城で会っている、この風車を守る方でした。
ええ、風車守りの方ですわね!!
(私って、そんなに身バレしやすいのかな? )
そんな、意外な顔をしていたらね!!
ああ、私がミルフィーを見分けているから、不思議なのかな?
ええ、そうですわね。
大人になってから、簡単に見分けが付きますよ。
お姉さんは、大きなデザインがお好きなのですからね。
ピアスをしていますよね。
あなたは、イアリングなのです! 直ぐに、分かりますからね。
(ええ~! じゃあ、みんな分かっていたのね!! ) 彡(;^_^A
それに、王太子は、あなたといると優しい顔つきをしています。
もう、以前からご存じだったと、思っていたのですが。
あれ? 余計なことを、言ってしまったのかな?
(じゃあ、姉の身代わりってね! 知らないのは、私だけだったのね!! ) 彡(;^_^A
(このままじゃあ、また日陰の身になるのかしらね!! ) (;T_T)
ああ、ご心配には及びませんよ!!
いやあ、これは内密の話です。王太子はですね!!
あなたを隣国との同盟強化を名目に、正式に婚約を結ぼうとしています。
それって、母の親戚の子爵家へ、養女に行くことになったことですか?
まあ、そんなことですね。側妃にはなりますが、正式な関係になりますよ。
◇◇◇◇◇◇
こちらは、砦の王太子です。
影からの一報で、直ぐに王城への伝令を出しています。
さあ、ミルフィーへの迎えも出していました。
そこへ、第三王子がノスラ国の領兵と一緒に来ていました。
さっき、叩き壊された廊下側のカベからです!!
さあ、お前の『婚約者』は人質にした! この砦全体だゾ!! 降伏をしろ!!
ああ~! 何を悪い冗談をしに来ているのだ! いい加減にしろ!!
俺の『婚約者』は、いま迎えに出しているのだからな!!
すると横から、出て来た女性がいました。
身代わりの、妹は行方不明でしょう?
本物はここにいるからね!!
私は、第三王子に協力をして、この国の『王妃』にさせて頂きますわ!!
そこには本物! 姉のアルフィーナ嬢が、立っていたのです!!
おのれ! 2人して国を裏切ったのか?
いいや! まだ、まだ、だよ!!
もっと重鎮な役者もな! こちら側に付いているんだよ!!
潔く、負けを認めろよ!!
《エピソード08》とんでもない身代り逃げたい? ...お楽しみに (^^)/
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