【終活のカケラ】和室に介護ベッドを置く
前回帰省の時に「和室に介護ベッドを入れるのだけど、置くところの補強をどうしたらよいか」を相談された。「レンタル品のベッドを入れる予定だが重量が130キロ近くあり、カーペットを敷いてその上にベッドを置くだけでよいか」とのこと。
ググると「床を補強する必要があるので業者に相談してください」とある。
介護のための準備でテンパっている人に色々いってもストレスになるだけなので、今すぐ出来る簡易的なアプローチを取ることにした。
ホームセンターでコンパネを買って、畳の上に置く。1800x900ミリ、厚さ12ミリのコンパネ3枚を並べ、敷物を敷く。これで介護ベッドを置いても床が沈まない。
根本的にはフローリング床に住宅改修するのがベストだけど、それなりのお金と時間がかかる。介護保険で賄えるかどうかは見積り取ってみなければわからないし、「補強のための床の改修は対象外」という自治体もある。
また、「畳の上に物を置くと通気性が損なわれて畳が痛む」が、使う期間とか費用とか現状復帰の要不要などにもよるので、介護用品を取り扱っている業者に相談するのが望ましい。
コンパネ分の段差で躓いて転ぶリスクもある(敷物の下の電気のコードや灯油のホース、床暖房のマット、敷物自体など、わずかな段差で転ぶ)。本当は2400x1200ミリのコンパネを使いたかったけど、在庫がなかったので今回は諦める。
何年も前にふと耳にしたTipsが役立つ日が来てしまった。