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一般市民の成り上がり騎士道  作者: 軒下晝寝
騎士を生む地下迷宮
7/7

第六話 Blank

オリジナルフォント使えないよぅ

■を使って濁した部分はハーメルンってサイトだとオリジナルフォントを使ってるから気になるなら見に行ってね

フォント見れたからって意味は特にないけど

解読しても既存言語じゃなくて独自言語でやってるから意味はわからないし

「ふ~、食べた食べた」

「カードはこのあとどうするの?」

「探索の準備したり、散歩して、読書して、ゆっくりかなぁ」

「そっか。何か手伝おうか?」

「ん~……大丈夫かな。レオーネは休んだり魔術の勉強とかしてもらって今の強みを伸ばしてもらう方が探索するうえで良いと思うから」


 返された言葉に頷くレオーネは少し笑い、残っていた水を飲み切るとその場を去る。


「俺も行くか……」


 同じように店を出て、空を見上げる。

 時間はまだ正午を少し過ぎた程度、正午の鐘の音で訓練をやめて食事をしたが1時間はまだ経っていない。


(……な~んか、たまに全部めんどくさくなる時あるなぁ)


 特別なにかがイヤ、というワケではない。

 ただ、そういう気分というだけ。

 あえて理由をつけるのなら『疲れた』だろう。

 そもそもリーダー気質でないのにリーダーの地位に就いて、ポーションなどの管理や仲間の募集にメンバーへの指示出し。

 たしかにこれらは上位に行けばやって当然のことではあるが、歴の浅いカードには荷が多すぎた。

 故郷で宿の手伝いをしたり、友人の農場を手伝うなどで仕事自体には慣れてはいる。

 だから『荷が重い』ということはないが、『荷が多い』。

 大きいともいえる。

 労自体は少なくとも、雑用の多くがカード1人のうえに1つ1つに時間がかかった。


(これはあれだ、メンタルがやられてる。こういう時は余計なことは考えないで欲求に素直になる時だな)


 めんどうではあるが、無気力ではない。

 意欲が湧きにくいだけで欲望は湧いている。

 今もっとも感じているのは――。


「本屋に行くか」


 好奇心だった。


――――――――――


「いい匂い……」


 新書と古書の匂いの入り混じる空間。

 2つにスペースがわけられ、カードはふらりと古書のエリアへと向かった。


「なにか具体的に決まっているなら聞くよ?」

「おばあさん……いや、具体的な目的ではないんだ。ただなんとなく、本を読んで自分を広げたくなったんだよね」

「そうかいそうかい。本は良いモノだよ、自分の視野を広げてくれるからね。会計のところにいるから探してほしくなったら声をかけてくれよ。ばーさんはヒマでねぇ」

「ははは、その時は助けてもらおうかな」


 声をかけてきたのは敏小人(ミゼット)の老婆。

 老婆といっても種族的に老化がしにくいため、彼女の見た目は白髪交じりの僅かなほうれい線程度だが、種族全体を考えるとかなりの高齢だ。

 普人種なら70後半から80前半ほどだろう。


「このあたりは……魔術系か。そういえば魔術系はほとんど読んだことないっけ」


 読んだことがない、というよりかは魔術系ライセンス未所持だとほぼ読めないという問題が主だが。


「え~、っと『龍に教わる人間でもわかる魔術の基礎 魔術回路の生体と魔道具での違い』……うっわ、子ども向けの言葉づかいなのに何書いてあるのかわかんない……。他ほか、ん~『■■■ ■■■■』……純粋に読めん」


 書架の中でも特に古びた2冊。

 手に取るが、それぞれ違う意味でわからない。

 子ども口調で専門用語を言われるが如き1冊と、知らない言語で表記された1冊。

 後者に関しては読めないが、見たこと自体はある。

 ギルドの書架で同じような文字を見た記憶があった。

 とはいえ本を探す時に変わった時の本だと思った程度で手に取ってすらいなかったが。


「魔術、難しい……。違うのにしよう。『ワイアットと猫の剣』『マディソンと龍断つ剣』このあたりは子ども向けか。他は――『世界のメチャウマ料理1000集』分厚い……」


 画像技術のない時代の本なのか、それとも現代でもそこまで発達しているといえないから本代を抑えるためなのか、画像の乗っていない料理本。

 にもかかわらず、分厚く。

 そして画像が乗っていないにもかかわらず文章の上手さで味の想像を加速させるその本にカードは興味を惹かれ――なんとか書架に戻した。

 今このタイミングで料理本は流石に吐く、と。


「普通にモンスター知識でいいや。この辺の――見たことない系で。おばあさん、これ頂戴」

「あいよ」


 支払いを終えて店を出る。

 すると天気は曇り。

 普段は地下にいるのが主で、空を見ても早朝の薄暗さか夕方の茜色。昼時の空を意識して仰ぐのは久しぶりに感じた。

 普通の感覚なら晴れている方がいいのだろうが、天気を味わう機会の少ないカードにはその変化する天気が楽しい。


「お、カードじゃねえか」

「? オータムヴァンドのオッサン、久しぶり~。どうしたの?」

「特に用はねぇッ。久々に顔見たから声かけただけ――そうだ、会ったついでだ、一緒に良いトコいこーぜ?」

「良いトコ? どこさ」

「娼館」

「しょッ――」


 絡んできたのは筋骨隆々の青毛のヒゲ男――オータムヴァンド。

 カードがこの街に来たての頃に知り合った人物で、カードよりもこの街での活動が1年早く、開拓兵としての歴でいえば10年以上早い。

 初期の頃に色々と世話になっているため適当な扱いもできず、面倒な相手に絡まれたと内心で溜め息を吐く。


「なんだよ、童貞じゃあるまいし大袈裟な」

「別に性欲持て余してるワケじゃないし……」

「遠慮すんなって! 金なら俺が出してやっからよ。溜まってるモン吐き出すのも開拓兵(おれら)には大事な休み方だぜ?」

「娼館で女の人を抱くとか、そういうのは興味ないっていうか」

「男の方が好みか? 安心しろ、そういう店がイイならそういう店紹介してやっから!」

「だ~か~ら~!?」


 オータムヴァンドという男にはこういう悪癖がある。

 世話焼きで知られる彼だが、同じくらいかそれ以上に『距離感の測れなさ』でも有名だ。

 善意に基づいてダルがらみをする。

 それが発動するのは基本的にある程度以上の親しい者であり、そういった者たちは大抵が彼に世話になったことがあるため今のカード同様に対応に困る、という話がこの街の開拓兵の中では有名だ。


「俺は――」


 もういっそ回してきた腕を振りほどいて逃げてしまおうかと考えたとき、2人に声がかかる。


「カード、行くよ」

「ソフィア……」

「ん? んん~? なるほど、そういうことか。いや~、邪魔しちまったな! ハハハ! 仲良くな!」


 気づけば背後にいたソフィア。

 行くよ。という言葉にオータムヴァンドはカードとソフィア2人の顔を交互に見比べ、笑ってその場を去っていった。


「ソフィアぁぁぁ、ホント助かったよぉ……」

「あの人、近づいたの?」

「知らなかったんだよねぇ……この街来てすぐに出会ったからさ」

「そう。でもこれで、面倒なくなる?」

「多分……。って、でもマズくない? 絶対今のは勘違いされてるじゃん? あの人お喋りだからなぁ」


 距離感がおかしいし、鈍くはあるが空気が全く読めないワケではないオータムヴァンド。

 今の一件のように相手がいると認識すれば誘うということもない。

 が、それゆえにか彼は開拓兵の中でも孤立はしていないのだ。

 友人は多い方であり、そして距離感がおかしいゆえに口止めされない限り基本的に他者の話を簡単に喋ってしまう。

 カードはソフィアと恋人であると勘違いされた結果誘われなくなったが、それゆえに恐らくは今晩にはかなりの範囲でそういった噂が広がるだろう。


「別に、こまらない。実害、ナシ」

「パーティーメンバーとの亀裂、とか……」

「説明すれば、いい。そもそも、パーティーの分断は、実際にそういうこと、するから」

「む。たしかに……。恋仲だから亀裂が入るんじゃなくて、その関係性が三角関係になって拗れたり、特定の人物同士がそういう雰囲気を出すから居心地の悪さを感じるだけで、前と同じようにしてたら噂を信じてても特に支障は、ない?」

「そう。だから、関係ない」


 加えて、パーティーメンバーの好み的に拗れる可能性も低い。

 レオーネの好きなタイプは『知的・長身・優しい・低い声など』。

 ヴィクトワールの好きなタイプは『筋肉・戦傷の肉体・背中を無条件で預けられる・好みの匂いなど』。

 ウォルフリックの好きなタイプは男女どちらも問題ないが『獣人・手料理を食べてくれる・手料理を食べさせてくれる・換毛期の処理は自分でできるなど』。

 レオーネ相手なら当てはまるのは第4条件の低い声程度。ヴィクトワールは当てはまらず、ウォルフリックも当てはまらない。

 つまりほぼほぼ恋愛対象外だ。


「……大丈夫だね!」

「うん」


 勘違いされても、誤解が溶けなくても全くの問題にならない。


「いや~、ホントありがとうね。じゃ――」

「少し、付き合って」

「ぐえー」


 礼を述べ、立ち去ろうとした瞬間。

 襟を掴まれ息が詰まる。


「矢。欲しい」

「……はい」


 ソフィアがカードを助けたのは完全な善意、というワケでもなかった。

 善意が8割程度ではあるが、残り2割の内訳は物欲と好奇心。

 カードが困っているとソフィアは助け、その度装備をねだるのだ。


「ソフィアさんホント強かねえ」

「したたか、したたか。お得お得」

「トホホって感じ。買える範囲でなら付き合いますよぅ」


 どっちに転んでも何かしらの損失はあるのだと項垂れたカード。


――――――――――


「これは、よいものだ」

「そうなの?」

(やじり)は、白曜石と鉄結晶の合成物。(シャフト)は、人面樹(トレント)。安価、高品質。とても、よい」

「そ、そっか。詳しくないから具体的なことはわかんないけど口数の多さからスゴイのはわかったよ」


 カードが精々理解できたのは鏃が錬金術によるモノということと、シャフトがモンスター素材ということ程度だ。


「この工房、特殊魔道具で、細かい魔術回路、刻むの得意」

「へぇ、独自開発の魔道具なのかな?」

「多分」

「その技術がその矢に籠ってる、と?」

「うん」


 ソフィアの扱う魔導弓というのは通常の弓とは異なり、一射ごとの矢の消費というモノはない。

 専用の矢を番え、魔力操作によって矢に籠った魔術を扱う。

 分類としては弓ではなく『魔道具』に寄っていて、実体としてはカードの【複製】が近い。

 技術でいえばダンジョンの『鍵』にも用いられている。

 正確には鍵ではなく『台座』。魔力を流すことで探索者に鍵を与える台座はマスターキーを『複製』していて、ダンジョン内に条件を縛ることで実体を低魔力で維持している。

 魔導弓はそういった縛りがないため基本的には一定時間で矢が消滅する。

 例外の1つとしてあるのは、打ち出した矢に地雷のような機能が含まれているモノ。一定範囲にモンスターが近寄ることで爆発などの魔術を発動するという条件が矢に含まれていれば矢が壊れるか魔力を失うか、条件を達成するまで消滅しないなどがある。


「そういえばさ、ソフィアはなんで魔導弓を使おうと思ったの?」

「……。魔力が、余ってた?」

「あ~、そういえば魔力量が多いんだっけ? 魔術も色々使えるし、向いてたんだね」

「教えた?」

「袖越しに魔術回路が光ってたから。使えるんだな~、って」

「……」

「良いよねぇ、右腕の魔術回路(それ)。カッコいい」

「そう?」

「うん」


 ソフィアの口から魔術が使えるということはほとんど発されたことがない。

 あるとすれば以前モンスターの数に押し負けて前線が崩壊しかけた時にモンスターの足下を凍らせ足止めした時くらいだろう。

 そんな話した覚えのない事実にソフィアは少し身構え、カードは中衛遊撃役であるから前衛と後衛を移動している際に見たと話した。


「でも、一部だけ……」

「どゆこと? 体表魔術回路が少ないからできることが限られてるって話? 別に魔術使えないのが基本なんだからできる方がいいと思うけどな~」

「そう……」

「まあ、隠してるあたりソフィアはイヤなんだろうし。無理強いはしないかな。探索なんてできないのを前提にどうやったら必要なことをできるようにするかを考えるのが大事だし、1つに依存したやり方ってのも良くないからね~」

「……」


 それ以外に手段がないならともかく、模索もしていないうちに手段を1つに絞るのは開拓兵としては愚の骨頂。

 加えていえば、魔術というのは固有能力を除いてほぼ全てが機械化されている。

 それが効率的かはともかくとして、魔術は魔道具によって再現可能であり、場合によっては安定した効力が発揮できる分魔道具の方が優れていることすらあるのだ。

 そんな現代において、個人の魔術適性に依存するというのはカードにとってありえないことだった。


「それで、何か欲しいの見つかった? 助けてもらったし3つくらいまでなら買うよ?」

「……これ、これ、これ」

「オッケー……って、これ水晶トカゲの靭爪が素材かぁ、こっちは剣角ウサギの大角……購入ライセンス持ってないからついてきてぇ」

「わかった」


 自分の購入ライセンスの範囲なら1人で買いに行こうと思ったものの、自分では無理なことに気づき同行を頼むカード。

 ちなみにだが、その2つの素材のライセンスを持っていたとしてもカードには買えなかった。

 なぜなら、前提となる魔導弓取り扱いのライセンスを持っていないからだ。

 今までソフィアに買った矢は低級の弱い部類の矢だったため魔導弓のライセンスはいらなかったが、今回の矢は下級の分類のためカード1人には買えない。


「ねえ」

「んにゃ?」

「勘違いの話。恋人、作らないの?」

「あ~、実際に恋人がいたら面倒も減るって話?」

「うん」

「……昔、幼馴染とそういう関係になったことはあるんだけどね~。どこまで進んでも恋愛感情がわかんなくてフラれちゃったからさぁ、しばらくは良いかなぁ」

「……告白、された?」

「まあ、うん。お互いに一緒にいるのが当然みたいな感じだったところで、アイツが恋愛小説にハマって、その流れでって感じだね。正直そこまで意識したことがなくて、ただの友人って感じにしか思ってなかったからさぁ、付き合ったあとは求められるまま応じて、つまんないってフラれた」

「ンフッ」

「どうせ幼馴染補正がなきゃ非モテ野郎ですよぅ」


 どれだけ触れ合っても最後まで恋人としての意識も、伴侶としての想像もできなかったかつての恋人を思い浮かべ、苦笑するカード。

 意識がないから自ら動くことがなく、言われ従うまま。

 実に退屈だっただろう、と。恋愛感情がないならその場でフれば良かったと後悔しつつも、結局は拒絶の罪悪感から逃れるために応じていただろう、とやはり苦笑する。


「登場人物がどうしてその感情になるのかはわかるんだけどねぇ……自分のことになるとわかんなくなるんだよねぇ」

「好き、は、私も、わからない」

「ソフィアも?」

「やって、楽しい、とか。一緒、楽しいは、わかる。異性として、好きは、わからない」

「だよねぇ。人としての好きならわかるけど、異性として好きってのがわかんないんだよね」

「カードは、一緒、楽しい」

「俺もソフィアは好きだよ。話してて楽だし」

「私も、話すの、苦じゃない」


 カードの口調はひどく平坦だ。

 聞く者によっては無感情だったり、関心を寄せていないと、適当にあしらわれていると認識するような抑揚のない声。

 だからカードは多少わざとらしく態度で感情表現をしたり、言葉そのものに自分の感情を含めて説明的にしたりなどをしてコミュニケーションを図っている。

 それはさておきそんな平坦な声は、交流を得意としないソフィアにとって好ましかった。

 交流がキライなわけではないが苦手で、感情表現も苦手。さらには感情を読み取ることも苦手。

 昔からそういう人間として扱われてきて、慣れて諦めていた。

 そんな彼女だったが、積極的に交流を図りつつも近づきすぎず、また感情を説明してくれるカードの交流方法は受け手にもよるが少なくとも彼女には合っていたのである。


「ハハ、そりゃありがたいお言葉で」


 コミュニケーションに欠陥を抱えた者同士の適合。

 ソフィアはカードを好ましく思っていた。

 この世界の文明は我々から見ると酷く歪に見えると思う

 理由としてはいくつかあって、最たる要因は魔術という『物理現象』の実在

 正確には『魔導』という現実があり、『魔法』という物理法則があり、『魔術』という技術がある

 同時に我々世界でも広く用いられる『工学』つまり機械などの技術も当然あるワケで、その絡み合いによって発展が遅れるであろう場所で遅れず、発展が遅れないであろう場所で遅れる、という我々文明からは乖離した発展をしてる、という感じ

 工学だけだと不可能あるいは困難な生産があるとして、その面を魔術でカバーし、魔術では困難な面を工学でカバーする

 世界観的に常に戦いを強いられてきていたから技術の発展が不可避で、大量生産も強いられるから工業面も広く普及した学問に


 今の作中時代は人間が広く生体魔術を扱える時代ではなくなったから代わりに魔道具なんかの魔術に熱が注がれている状況

 社会維持に必須の部分を除いた自由意思による学問普及比率は物理工業工学3、魔術工業工学7くらいかと



 ちなみに魔術も物理現象なのになんで物理工業工学と魔術工業工学で別れているのかといえば、まあ理由は2つ


 1つはメタ的な部分。ざっくりいえばディティールを捨てて異世界語を翻訳した時に我々がイメージしやすい形にしているという理由。どれだけ魔術を物理現象といっても、我々にとっての物理は我々世界の物理。その避けられない意識的な面での理由


 もう1つは作中世界の歴史的な部分。人間は人間という種族が生まれたときから魔術を使えたわけではなく、とあるキッカケで魔術が使えるようになったわけで。つまりはそれ以前は龍の存在やファンタジー的ポーションの実在とかはありつつもそれ含めてその世界の物理で、けど後天的? に魔術を会得し、結果的に人間は魔術会得以前のモノを物理(仮)として、魔術と分けたって感じ

 作中世界の認識的には魔術も物理学問だけど、上記のメタ的理由によってそう表現してるワケ

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