プロローグ 騎士を生む地下迷宮
ぶっちゃけ地図の作成とか設定とかで既に気力をかなり消耗してツラい(泣)
気長にお付き合い下せえ
ある日、王が言った。
「試練の迷宮を攻略した者に騎士の地位を与えよう」
と。
高い身分。
裕福な暮らし。
人々は騎士を目指し、集った。
――――――――――
「三四二〇ゼル。今日の稼ぎはたったこれだけ。……どうするの? カード」
「レオーネ。現実を突きつけないで」
朝から夕方近くまでダンジョンで探索をして得た収入。
青銅貨三枚、賤青銅貨四枚、銅貨二枚。
「つってもよ、実際ヤバくねーか? アタシ、カード、レオーネ、ソフィア、ウォルフリックの五人で一日の食費が青銅貨一枚くらい。武器防具の整備に全員合計の一回で青銅貨八枚。整備頻度は週に二回。この時点で今週は赤字だぞ?」
「ぅく……ヴィクトワール、アイデアはない?」
「一つ、回復薬の数を減らす。この一ヶ月で生命回復薬三本、魔力回復薬五本が無駄になってる。これだけで青銅貨一枚と賤青銅貨三枚の無駄だ」
「け、けどギリギリってのは」
無論、回復薬削減に関してはヴィクトワールも本気で言っているワケじゃない。
生存に関わる部分にゆとりを持たせることの重要さは理解している。
「そ、それに期限が切れても使えば!」
「そういって前消費期限切れの生命回復薬飲んで魔力酔い起こしただろーが!」
「うぅ……」
魔力の活性によって傷を癒やす。
その特性上、回復薬内の魔力が淀めば使用者に強い副作用が起こるのだ。
魔力酔いを起こすことがあれば、体内魔石に強い負荷がかかって能力使用ができなくなるなどの不都合も起こる。
「体調の異変を隠しやがって! アンときゃこっちでカバーできたから良かったが――」
「まあまあ、落ち着きなよヴィクトワール。そのことはもう終わった話だろ?」
「……そうだな。だが同じことをやろうって言ったら反省してないってことで話掘り返すからな?」
「はい……」
反論の余地のない指摘に項垂れるカード。
「で。二つ、探索範囲を増やす」
「たしかにそうすれば稼ぎは増やせるかもだけど、地図を買うお金が……」
「わかってる。だからマッピングを訓練しながら少しずつ、だ」
魔術によって複雑に入り組んだダンジョン。
高濃度の魔によって感覚は狂い、感覚頼りのマッピングも難しい。
そのためマッピングは専門性が高く、パーティによっては地図作成士を雇うということもある。
「三つ、回収するモンスター素材を選ぶ」
「?」
「スライムの被膜が一つあたり平均五〇ゼル。ゴブリンの短角が平均二〇ゼル。スティキニの角が平均四〇ゼルで羽が一体分で平均五五ゼル。ヨーウィーの鱗一体分で平均五〇ゼルで皮が平均三〇ゼル」
「うん」
「ざっとこれまでの接敵だな。単価で考えればスティキニの羽だが、かさばるし手間もかかる」
「あ~。……運搬のことを考えたらゴブリンの短角かな?」
アイテムバッグのような魔道具を持っていれば話は別だが、現状のカードたちは見た目相応の容量しかない背嚢だけ。
項目のみでの効率を考えればスティキニの羽、次点でヨーウィーの鱗だが、どちらも体積が大きい。
それに対して、ゴブリンの短角は単価は安いが小さいため大量運搬が可能。
「じゃあ明日は1-1-6-8-2通路方面での探索にしない?」
「なるほど、マップの端の方から探索するのか。確かにあそこらへんの出現頻度的にはゴブリンが多いしゴブリンメインで狩りつつ探索範囲を広げるのは賛成だ。お前らはどうだ?」
地下に下りる通路が複数存在するダンジョンだが、一層目だけは入り口が一つだけ。
そこは南東端。
そして1-1-6-8-2通路は東端に位置する付近だ。
「私はいいと思う。あの辺りなら三日前までよく行ってたから逃げる時も逃げやすいし」
「俺も。ゴブリンは小さいから俺でも多少は戦える」
「私も、平気。あの辺りは入り組んでるから撒きやすい」
初期位置から北と西へ伸びる二本の主線。
北へ向かうのが第1通路。
その主線の分岐。通路と部屋を隔てた先。
「じゃ、そういうことで」
「今日は解散か?」
「そうだね~。することも特にないし各自で準備かな? レオーネ、魔術の訓練するなら魔力回復薬渡すけど、どうする? 要らないなら固有能力鍛えたい人に渡すけど」
「ん~。なら三本だけ貰おうかな、期限間近のは切れてないとはいえやっぱり怖いし」
「オッケ。ならじゃあ残りは五本か。一本貰っても良いよね、残り四人で残り五本だし。他いる人~?」
「イラネ」
「俺も要らない」
「私、二本もらう」
「あと二本……ま、俺が貰っちゃお~」
期限の切れる回復薬。
一度痛い目を見ているため次の探索に持ち越すことはなく、パーティで分配。
その結果はおおよそいつも通り。
まずは魔術士のレオーネがその鍛錬に。
次に付与を固有とする射手のソフィアが。
近接戦闘主体のヴィクトワールはその鍛錬に魔力は多く必要とせず。
モンスター斥候主体のウォルフリックは固有能力に鍛錬という要素がほとんどない。
「じゃ、俺はパーティ備品の補充とかあるからここで抜けるね。おつかれ~」
「おっつ~」
「うん、お疲れ様」
「おつかれ」
「お疲れ様」
三本の魔力回復薬をレッグホルスターに仕舞ったカードは立ち去る。
「アイツっていつも回復薬買ったりしてるよな。ヒマなのか?」
「忘れたの? 結成初期、全員が他人任せにしてたら色々足りずに探索を切り上げたの」
「だっけか?」
「多分、三日目」
「俺の記憶が正しければ第2通路に手を出した日」
明確に決めたわけではない。
ただ、気づけばそうなっていた。
元々パーティ募集をかけていたのはレオーネで、他のメンバーは様々なパーティから経験不足を理由に断られ続けた結果流れ着いた。
だからパーティ結成の主軸はレオーネ。けれどレオーネはそういう気はなかったし、だからこそ気づけばパーティリーダー的立ち位置はカードが担っている。
「物好きだよな~。ほっとけばそれぞれで自前の用意するのに。ま、アタシはパーティの運営費で回復できるからいいけどよ」
「実際パーティの共有財産としていくらか取っておくのは大事だと思うよ? 私なんてお金があったら本買っちゃって他のことに回せないし」
「鏃、買いたい」
「メシ」
「いや~、アイツがいると楽で良いわ~!」
――――――――――
「やあ、待たせてゴメンね」
「いえいえ、待ち合わせはあくまでも夕刻の鐘の音が鳴る頃。まだですからお気になさらず」
「そう? とりあえず今回はパーティメンバー募集で声かけてくれてありがとうね。じゃあ君のことを聞きたいんだけど、その前に何か頼む? 奢るよ」
「……では、何か適当なパンと牛肉のステーキを」
「飲み物は?」
「水でお願いします」
仮面で顔の上半分を隠した歯の黒い女。
黒髪入り混じる短い白髪で耳や面の一部を隠し、鋭い犬歯を持つ彼女は軽薄そうな笑みを浮かべる。
「名前と年齢は?」
「アルバと申します。歳は21。加えて申し上げますと魔術種と普人種のハーフと吸魔種と猫系獣人種のハーフを両親にもちます」
「眼と牙はそういうことなんだね。吸血および吸精の欲求や必要性は? 俺たちのパーティはまだ一階層だけどいずれは下層にも行くつもりだから数日待ちに帰れない可能性だってあるからね」
吸魔種。
文字通り『魔を吸う』種族であり、その特性から地域によっては差別意識を向けられる種でもある。
特性を実行する手段は主に二つだ。
そしてこの種族は未来で吸血種と吸精種に分化する。
「僅かながらございます。ですがご安心ください、四分の一のため抑えられないほどで――」
「俺の血はどう?」
言葉を遮ってテーブル越しに手を出すカード。
「――では、失礼して……」
差し出された腕。その手首に牙を立てるアルバ。
プツリと牙が刺さり、黒い牙を鮮血が滴る。
ゆっくりと牙が抜かれ、開けられた穴を舌が撫でるとその穴は消えてなくなった。
「少々食感が悪いですね。食事には気を使った方が良いかと。味は問題ありません」
「俺はそのあたりの拒否感はないから必要なら提供する」
種族への忌避感がなくとも、血を吸われることへの抵抗感がある人間はいる。
モンスターに類似した特徴を有する存在への社会的差別意識が薄れてきた、正確にはそういった差別意識をなくそうという動きはごく最近のモノ。
無意識の拒絶は少なからずあり、国民の増加や王都での開拓兵増加よって以前よりも目に見える人の数が倍増したこともあり『自分以外が提供するだろう』という思考で提供を受け入れる人間は少ない。
「非常に有難いです」
「短期ならともかく四分の一の血で欲求が少ないならパーティ関係なく提供は別に良いよ。話は戻すけど、じゃあアルバさん、パーティに加入するとして君のできることがこっちの要望と合致しなきゃ当然ダメだ。君はなにができるのかな?」
「調査が得意でございます。こちらのダンジョンに罠があるのであればそういった調査が主。当然モンスターの探知もある程度は可能。用いる武器は拳と爪と短刀でございます」
そう言うとアルバは袖をめくり、手首の魔道具を発動。爪を生み出した。
その爪は手甲鉤のようなものではなく、指先にハメて使うタイプの爪。
短刀は形状自体は無骨だが色が艶の少ない黒。
「固有能力は明かせる?」
「……【影隠遁】と名付けた能力がございます。内容は『影の中に避難する』。対象は実力が及ばず現状私のみです」
「影……闇ではなく影?」
「はい。以前検証した際は『周囲との明暗差』が関わっていることが判明いたしました」
「なるほど。完全に何も見えない環境じゃ使えず、路地とか光源をつけた暗所とかの光のある場所が前提、かな?」
「おおよそは。ところで……貴方は天文に関しての知識はございますか?」
「ん~、天文は詳しくないかな。ちなみに俺は募集主のカードね」
反応からパーティ募集の名義人かどうか確信しかねていたアルバに名乗る。
「簡単には我々の住むこの地は太陽を中心に動いていて、その回転によって朝になり夜になり、また朝になり。ということが天文にはあります。そこで、私の【影隠遁】の対象ではないかと考えました」
「そういうってことは……できなかったのかな?」
「はい。地球の反対にある太陽。夜を太陽の陰と考え、星灯りを僅かな光源に。ですが影に入ることができたのは星灯りの照らした建物の影や人の影のみ。大地に広がる大地の影は対象にはなりませんでした」
「太陽は対象外? いや、違うね。可能性としては二つ。一つは光と影の境界を認識する。もう一つは光の当たった場所からの距離……もっといえば影を生んだ物体の厚さかな?」
「ご明察でございます。正解は後者、今の私では厚さが5メートルほどを超えると能力対象と認識できなくなります」
例えるなら、紙一枚の生んだ影なら対象となり、本一冊の生む影は対象と捉えられない。
アルバの【影隠遁】は光が阻まれることによって生み出された影素に干渉することで特殊時空に介入するというモノ。
影素は物体中を進む際激しく減衰する性質がある。
少ない影素を感受し、能力行使ができるかどうかは彼女の習練次第となる。
「その他、条件……例えば影が動いていると使えないとか一定以上の速度があると使えないとか、そういうことは?」
「認知できれば特にはございません。あえて言えば視認、でしょうか」
「触る必要もナシ、と。……待って。能力対象が自分だけってことは、例えば攻撃を回避するために影に避難したら装備が全部外れるってこと?」
「ああ、いえ、生物対象の際です。なので非生物であれば魔力を浸透させることで能力対象とすることが可能となります。説明が下手で申し訳ございません」
「ん。なるほど。こっちの理解力が低かったかな」
条件を整理するため脳内で生み出した簡易的な人の形。
デッサン人形のような姿に、ふと目の前の彼女の姿を重ね、その差異である服に気づき訊ねた。
「ん~、あとは影に入るための時間、出るのにかかる時間。それぞれの時に行動ができるのかそれとも専念が必要なのかが気になるかな」
「入る場合は直前の速度に依存します。足元の影には落下の速度で、壁にかかった影であれば走った速度がそれぞれですね。出る場合は基本は任意ですが上限として入った時の速度に依存します」
「なるほど。100の速度で入ったら0~100の間で自由設定、と」
「0? ……これまで最低限速度をつけて来ましたが……そうか、別空間というのは言い換えれば別の部屋。自分の足や手でも出ることができるのか」
「お、なんか助言になった感じ?」
「あ、はい。自分の認識を固定させていたようです」
「そっか」
「あっ、話を戻しますと影を出る際や入る際も行動はできます。加えて言いますと影の中でも行動はでき、影の中からも周囲の情報はある程度認知できます。少々音が籠りますが」
固有能力を自覚した時から直感的に理解していた空間退出時の速度設定。
その上限も体感で理解し、それゆえに感覚でしか理解できておらず。退出時は速度が必須という思い込みがあった。
「それって布を隔てるのと、空間に入ったまま床とか壁の影から聞くの。どっちが聞こえやすい?」
「聞く、という点だけで考えれば、カードさんが恐らく考えているでしょう人間に潜んでそこから聞くというのが良いでしょう。ですがその場合、視覚的に得られる情報の方向が制限を受けるというデメリットもございます」
「理解速いね。でもそっか、たしかに一部分だけ空間から出したらそこで固定されちゃうもんね~」
思考に視線が下へ落ちる。
「仮採用でパーティ相性をみるとして、いつから来れる?」
「準備は整っているのでいつからでも」
「よし、なら明日からだ」
つ『地図』
見えてる範囲は地図を買った部分(全体図はもっと広い)
ピンクが探索済みの範囲
白棒が扉(両通行)
灰棒が隠し扉
赤棒が部屋から通路への一通扉
緑棒が左から右への一通扉
1-1-6-8-2通路は画像中央少し上くらいの場所
未探索エリアが出たあたり
パーティメンバー
・カード 主人公 中衛(遊撃) 武装:短剣と軽装(金欠のため) 男 16歳
銀メッシュの入ったピンク(#f6bfbc)の髪の赤髪(#c53d43)交じり 目は星空を内包したような煌めく黒(#0d0015)
小さめの町で宿屋を営む家の三男として生まれる
長男が宿屋を継ぐ予定で、次男は婿入りで猟師になった
カードは目標がなく、仕方なく実家の宿を手伝いながら生きていた
当時は部屋の掃除と調理の手伝いなどをしていた
そんな時に王の宣言が国内に広まり、騎士を目指して開拓兵になった
秀でた身体能力はなく、魔術も特に使えず、知識もなく勉強中
固有能力【複製】
魔力を対価に対象を複製する
その程度はいくらか段階があり、形だけ複製するモノは脆弱で想子や存在力も乏しいため少しの破損で霧散して魔力に戻る(カードに魔力が戻ることはない)
一番魔力を消費して集中した場合は完全複製が可能
いくら破損しても魔力に戻ることのない完全に物質として成立する
・レオーネ 後衛魔術士 武装:剣創杖と耐魔ローブ 女 18歳 魔術種
髪は背まで伸びた飴色(#0d0015) 眼は日の出近くの空に似た薄花色(#698aab)
開拓兵の両親を持つ
常識を最低限しか持たない両親のため、国内において成人と認められる最低年齢(地域差アリ)の12歳で少量の金を渡されて一人で生きていくことに(稀に会う)
幸い、幼少期に多くの勉強をしてきていたため成人後は学校に通い、16歳で卒業
卒業後は放浪の旅に出て、学生時代に貯めた旅の資金が尽きかけていたところで王の宣言があり、王都へ集う
固有能力【氷炎領域】
魔力耐性の低い者が触れれば一瞬で凍てつく炎を生み出す領域を魔力展開範囲に生み出す能力
転じてレオーネの魔術は火の系統と負の熱系統に秀でている
・ヴィクトワール 前衛剣士 武装:大剣といくつかのプレートメイル 女 18歳
髪は腰近くまで伸びた艶やかな撫子色(#eebbcb) 瞳は千歳緑(#316745)
かつて狩竜人として活躍した貴族の血族だが、没落真っただ中
家はヴァロワ家 五女 長女は他家に嫁いだ 次女はメイドに 三女は旅 四女は教師を目指している 兄弟もいるがヴィクトワールはその行動に興味がない
ダンジョンを進むのは特に家の再興などではなく、戦いたいため
恐らくは幼少期に呼んだ先祖の活躍がキッカケと思われる
固有能力【龍眼】
魔力の流れが見える
正確には魔力そのものも見えるが本人の脳が大量の情報による負荷に耐えられないことから性能に制限をかけて流れとして認識
流れによって相手の行動を先読みすることができる
特に龍の眼ではない
縦長の瞳孔の眼に変化する。猫目が近いが、本人は先祖が龍の血を大量に浴びたからと言っている。言っている本人も信じてはいない適当話。そうなら面白い程度
・ソフィア 後衛射手 武装:魔導弓と革の胸当てとただのローブ 女 23歳
薄緑色(#69b076)の短髪 伽羅色(#d8a373)の眼
様々な種族の血が混ざっているため種族表記ができず、最も濃い血は普人種 ただし右腕に魔術種特有の体表魔術回路がある 眼は見かけ上普通だが暗所視力が常人よりも良い、単純な視力も良い、動体視力も良い
色々な血が混ざった結果童顔 ホルモンバランス的な要因でダウナー気質
固有能力【付与】
特性や魔術を付与できる
強度上昇や加速などが特性付与、爆発や氷結などが魔術付与
彼女の適性として魔術士適性もあるため付与のバリエーションが豊富
なお魔術士に興味はないとのこと
・ウォルフリック 斥候 武装:短刀と自衛用魔道具と革鎧 男 19歳 狼獣人
鼠色(#949495)の体毛 山吹色(#f8b500)の瞳 尾先端のみ紅樺色(#bb5548)
マズル有 両親ともに狼(犬系)獣人だが父が赤系の色、母が黒系の色だった
他者を獣人とそれ以外で区別している(差別意識はない。故郷が獣人しかいなかった) 獣人以外を毛の少ない奴と認識し、容姿の区別はほとんどできない できる範囲は毛の色や長さ(短い、長いの二段階認識)、角の有無程度
基本は匂いで個人を認識している ありふれた髪色の髪の長さで香水などをしょっちゅう変える人間はすぐ忘れる
固有能力【毛並みがとてもよくなる】
体毛の硬質化(一時的に特殊な鉱物になる)
ツヤツヤのピカピカ
感情が毛に出やすくなる
下手に触れるととても痛い
パーティ加入希望者
・アルバ 斥候? 武装:爪と短刀と革製軽装防具、仮面も? 女 21歳
白髪(#ffffff)に黒髪(#0d0015)のツートンカラー 眼は黄金色(#e6b422)
四種の混合 黒の尻尾が生えている 服の中に隠してる(秘密)
実の両親は不明 兄弟の有無も同様 施設育ち
周囲に興味を失い旅に出た
無自覚に軽薄な笑みを浮かべることがある 以前バカにされ気にしていた カードがユニークで良い顔と褒めてくれてあまり気にならなくなった
笑うのが好き 他人の笑顔も好き
ご飯も好き
固有能力【影隠遁】
影の世界に入ることが可能
内部の広さは色々変動するが影を生んだ物体の2~10倍の面に魔力展開範囲の半径をかけたモノが体積
影の世界に物体を入れた状態で影の世界を抜けても物体は消滅しない
離れても同様
死んだら物体が影の世界から出るという直感がある