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町山智浩伝説 ~実写版 進撃の巨人はなぜ生まれたのか~

作者: いけなミ ゴろう


先日、某YouTuber兼インフルエンサーとの対談により、町山氏の名前がトレンドに上がりました。


四時間に及ぶ対談を全部聞いた上で……その……スッゲーイライラしたので、町山氏の逸話を解説して(こす)っていこうと思います。



まずは略歴から。


在米日本人の編集者、映画評論家、コラムニスト。御年61歳。

テレビやラジオなどでの出演多数。

遠慮のないその論評に、ファンも多数存在する。

ただ、対談を聞いた限り、典型的な左翼という感じでした。


そして、今回の主題である「実写版 進撃の巨人」の脚本を担当した人物です。


実写版 進撃の巨人といえば知ってる人も多いでしょうが、近年稀に見るクソ映画としても有名なものです。


それを何故この人が作ることになったのか?

その話がかなり面白いので、多少脚色を入れながら解説していきましょう。



始まりは十数年前、進撃の巨人の作者である諌山先生が子供の頃に端を発します。


諌山先生が住んでいたのはかなりの地方で、娯楽らしい娯楽はあまりなかったそうです。

そんな諌山少年が当時大好きだったもの。

それはラジオで、その中でも特に好きだったのが、町山氏がパーソナリティーをつとめる映画論評の番組だったそうです。


本人も言ってるようですが、諌山先生の人格形成にはかなり町山氏の影響があるんだとか。

ちなみに、進撃の巨人に登場するクサヴァーというキャラのモデルはこの町山氏とのこと。


それから時は流れ、多くの人がご存知のように、諌山先生は進撃の巨人で一躍大ヒット作家となりました。

ここで諌山先生と町山氏との間に、十数年の時を超えて接点が生まれることになったのです。


接点。それは、進撃の巨人の実写化というオファー。

このオファーを受けた時、諌山先生は間髪入れずこう答えたそうです。


「町山さんが脚本を書いてくれるなら受ける」


ここからは茶番形式で脚色してお送りします。



~進撃の諌山~


諌山「というわけで、町山さん!脚本お願いしゃすっ!」

町山「……え?待って待って?そのお願いのためにわざわざアメリカまで来たの?講談社のお偉いさんまで連れて?」

諌山「あいっ!」

町山(マジか、コイツ……)


町山「い、いやー。と言っても、ボクは脚本家じゃないから……こ、こういうのは、ちゃんとした脚本家に任すべきだと……」

諌山「ヤです!町山さん以外の脚本でやるなら、この話はなかったことにします!」

町山「……」


お偉いさん「まぁ、とのことでね。諌山くんもこう言ってることだし、ここは一つ頼むよ、チミィ」

町山(マジか、コイツら……)


町山「で、ですがやはり、ボクは脚本家ではないので……この話はお断りしようと……」

諌山「やったぁぁぁぁっ!断られたぁぁぁぁっ!」

町山「っ!?」


諌山「断られたってことは、また町山さんに会いに来る理由が出来ましたね!オファーを受けて貰えるまで、僕は何度でも会いに来ますよ!」

町山「アイエエエッ!?ナンデッ!?」



こうして諌山先生は、言葉通り何度も町山氏に会いに行き、その度に一緒に行くお偉いさんはランクアップしていき、最終的に講談社の社長が登場したところで町山氏は折れたそうな。



~そして、製作へ~


町山「ぐぬぬぬ……引き受けたものの、原作は超大ヒット漫画……下手な脚本を作った日には、原作ファンから袋叩きにされかねない……ここは無難な脚本にするしか……」


後日。


町山「ど、どうかな?諌山くん。それなりに上手く出来たんじゃないかと……」

諌山「……がう……」

町山「ん?」


諌山「ちーがーうーだーろーっ!?違うだろっ!?」

町山「アイエエエッ!?」


諌山「これのどこが町山脚本なんスかっ!?町山さんは言ってたでしょう!?『あえて言おう。原作を原作通りにしか描けない脚本家などカスである』って!」

町山「い、言ったカナー……そんなこと……」

諌山「言ったもん!僕、ずっと町山さんのラジオ聞いてたもん!」


町山「と、とは言っても、原作ファンの気持ちを考えれば……」

諌山「原作者がいいっつってんだるぉう!?オレは町山イズムが見たいんだよぉぉぉぉっ!」

町山(マジか、コイツ……)


諌山「日和ってんじゃねぇぞ!町山ぁぁぁぁっ!原作と映画の間にあるウォールマリア()なんてブッ壊せよ!町山ぁぁぁぁっ!」

町山「あばばばばば……」



こうして、諌山先生から延々とダメ出しを食らいながら、実写版 進撃の巨人は完成しました。


そして迎えた、試写会(運命)の日。

そこには……


町山「……オワタ……」

諌山「あっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!!」


あまりに酷い出来にお通夜のようになった会場の中、頭を抱える町山氏と、狂喜乱舞して手を叩く諌山先生の姿があったそうな……



諌山先生の真意は分かりませんが、この一件で町山氏は映画評論家として半死半生の状態になりました。


そらそうですよね。

これまで通り威勢のいい論評なんてした日には、「じゃあ、お前が作った進撃の巨人(アレ)はなんなんだ?」という置きカウンターに全力で突っ込むことになりますから。

こんな感じ(横読み推奨)


( ´∀`)つ【実写版 進撃の巨人】)´3゜) 


諌山先生も大概ブッ飛んだ人らしいので、もしかしたらこれが諌山先生なりの敬意や愛情の表現だったのかもしれません。

だとしたらDV彼氏みてーだなー、って感じですが。


以降、町山氏はこれまでの行いのせいもあって、ネットでもイジられるようになりました。

「諌山に(もてあそ)ばれて壊れたオモチャ」とか、「諌山によって町山は芸術品になったのだ」とか進撃の巨人ネタを絡めてイジられたり。


以上、実写版 進撃の巨人がなぜ生まれたか、でした。



~オマケの話~


実写版 進撃の巨人が公開された後、町山氏は映画雑誌のインタビューを受けました。

そこでこんなやり取りがあったそうな。


記者「お聞きしたいのですが、町山さんが『コイツはダメだ』『コイツは脚本なんて書くんじゃねぇ』と思う人は誰ですか?」

町山「……自分」



おわりー。


町山氏の対談話について興味があれば、YouTubeなどで【暇空 町山】と検索してみてください。

まとめなんかも続々作られてます。


まぁホント、町山氏の人間性については吐き気しますよ……

一部発言を抜粋しときます。


「不法入国は犯罪ではない(犯罪です)」

「可哀想な不法入国者、密入国者を日本の税金で助けるのは当然」

「怪しい女性支援団体とかを調べるくらいなら自民党を調べて糾弾しろ」

「自分は人に指図するけど、自分の力で自民党を糾弾したりする気はまったくない。SNSなどでグチるだけ」


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