現実、強敵すぎるよな
現実逃避が好きだ。
小説を書くということ自体が、一種の現実逃避で。
それがきっかけで、今こうしてなろう、公募、――受賞経験もあって、出版社にも見てもらえているわけで、逃げることも悪くないのかなぁとは思う。
結果さえ出れば。
結果が出なかったら地獄だ。今頃のたれ死んでいたかもしれない。
ただまあ、ちょっと上手くいったところでぜんぶが好転するはずもなく。出版予定はあるものの長いこと燻っている。現実、怖すぎ。
逃げた先にもしっかり置いてあるあたり、孔明の罠だよな、と思う。
で、なんで急にこんなものを書いているかというとこれも現実逃避である。
小説を書くという現実からちょっと目を逸らして、文字を書いてリラックスしている。
いつの間にか現実になっちまったな……現実逃避が。わけがわからない。このまま逃げていったら、そのうちジャニーズ事務所に入るとか言い出すんじゃなかろうか。怖すぎる。
そんなことにならないよう、この現実とは向き合わなきゃいけないのかなと。
たぶん、相当マシな現実だ。小説。嫌いじゃないし。
書くのはアホしんどいけど、書き切れれば気持ちいいし。
でも、駄作だって自分で思うこともあって。とうぜん息苦しいし、そういうのはしれっと消去したりして、総じてみれば楽しくないことのが多いような気もする。
じゃあなんで続けるんだろう。たぶん、期待してるから。
勉強とか、スポーツはもう、自分の限界ってのを知ってしまった。
周りにはとんでもない天才がいて、でもその天才だって、東大行ったり、大学で野球するのが精一杯で。プロとか、世界を変えるとか、そんな次元じゃない。
だけど小説なら、まだやれるんじゃないかみたいな。俺、ワンちゃんあるかもな。と思っている。のだと思う。
才能ねえーって言いたくなる日もある。っていうか、才能、ものすごいのがあるとは思ってない。せいぜい地元最強くらいだ。地元。ちっちゃい市町村。
だけど、才能がなくてもなんとかしたよな。アイデアとか活かし方とか、まだやれることは無限にあるわけで。気がついていないこととか、心の中にある壁とか、取っ払ったら見える世界も変わると思うし。
もっと面白いものを、もっと鋭いものを、伝える精度の高さを、読み手を引きずり込むだけの熱量を。
身につけてえなぁ。
と……十分ぐらいでここまで書きました。
推敲しません。ごめんなさい。
まともな小説書きます。
疲れたらまた更新するかも。