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第一九話 唐突な母親からの依頼

 唐突な母親からの依頼


 小豆谷家から帰宅し、夕食を頂いてから風呂やらを済ませ、速めの就寝準備をしてから、自室で秘密ノートの作成作業に入る。

 会社四季報を眺めていると、二〇〇〇年代に躍進する企業は、あまり見当たらず、逆に転落していく企業が目立つ。

 これも世の常だとは、わかっていても、現実の厳しさを感じてしまうな。

 ネットでの株式取引が、可能になったなら、すぐに参戦できるように、準備をしておきたいところだ。


 作業を進めていると、自室のドアがノックされた。

 美月が勉強でわからないところでもあるのかと一声掛けてみると、母親の声が返ってきた。


「彰、ちょっと良いかしら?」


 ドアをあけて、様子を伺ってみたが、何かおかしいところはないようだ。

 我が家の会話は、食事の前後に、大体が終わる。

 もちろん、それ以外の時にも話はするが、わざわざ部屋に訪れてというのはまれだ。

 美月は、たまに勉強でわからないところを聞きに来るが、それも珍しいことの部類に入る。


「母さん、どうしたの?」

「夕方に、てっちゃんから連絡があったの。今から防音室に来てくれる?」


 原因は、てっちゃんか!


「わかった。すぐに行くから、先に行っていて」


 それから、秘密ノートを鍵付きの引き出しに入れてから防音室に向かった。



 防音室に入り、適当に座る。


「簡単に内容を言うと、てっちゃんから、彰は、できる子だから、応援してほしいってことを言われたの」

「音楽の事だよね?」

「そうね。てっちゃんに相談したことは、間違っていないと思うし、上を目指すなら、応援するわ」

「話は、ここからだよね?」

「そう、てっちゃんから、言われたと思うけど、私と言うより、桐峯皐月は、正直なところ、大きいわよ。だから、無名の新人として芸能界に入るのも悪くはないと思う。でも、てっちゃんが言うには、彰は、桐峯皐月の息子として、遜色のないものを持っているとも言われたの。母さんにもそれを聞かせてくれないかしら?」


 そう来たか。てっちゃんは、桐峯皐月の息子として芸能界に入るなら、桐峯皐月本人を納得させ無ければならない、と言っているのだろう。当たり前のことだが、一番の難関じゃないか!


「……、てっちゃんに聴いてもらった曲を弾くよ。でも、この曲は、発表するつもりはない。これから作る曲のベースになるような曲なんだ」

「そのことも、てっちゃんから聞いたわ。手元すらみたらだめなのよね」

「母さんなら、聞くだけで頭の中に譜面が浮かぶのかもしれないけど、そういうのもなしだからね」

「そうね。できなくはないけど、約束するわ。彰のこれからを作るための一曲なのですものね」


 ピアノに向かい、軽く指を慣らしていく。

 曲は、てっちゃんにも聴いてもらった『仟本桜』だ。

 アレンジも、少し曲を変えた感じも同じにする。


 息を整えて、イントロから、一気に弾き始める。


 軽やかに、飛び跳ねるように、盛大に咲き誇る桜を思い浮かべながら、鍵盤を叩きつけるように演奏していく。


 間奏を抜けて、夜桜を想い、舞い散る桜吹雪を泡沫の思いに乗せて、弾き終えた。



「……、彰、てっちゃんのいうことは確かに納得できたわ。彰は、私の後継者になれる」

「母さんの後継者は、美月じゃないの?」

「あの子は、華井流の華峯皐月の後継者にはなれるかもしれないけど、『四季和奏』を発表した桐峯皐月の後継者にはなれないわ」


 わかるけど、感覚を言葉にするのって難しいよな……。


「じゃあ、母さんは、俺を認めてくれたってことで良いの?」

「そうなるのかしら。今の曲は、ヨナ抜け音階を使った曲よね。現代音楽でありながら、しっかりと和の雰囲気がでている。良い曲だわ。それに、あれだけの複雑な曲をつくれるだけでもすごいわ。うん、認めたってことでよいでしょう」

「ありがとう。この先の事だけど、俺なりの考えはあるんだ。でも、母さんに何か考えがあるのなら聞いて置きたい」

「そうね。一つ今の内に、決めておきたいことがあるの。大したことじゃないかもしれないと思うかもしれないけど、彰の芸名を決めたいの」

「芸名?」

「そう、桐山彰なのか、私の後継者としての桐峯彰なのか、別の名を選ぶのか?」

「母さんの後継者となると、和楽器奏者にならないの?」

「大した問題じゃないと思うわ。彰は平仮名ってのも良いわね」


 大した問題じゃないって、それで良いのかよ!


「東大路の婿になるのだから、東大路彰でも良いわよ」


 おいおいおい、さすがにそれは、使えない。もし使ったら、何が起きるかわからないぞ!

 まあ、名は体を表す、ってことを言いたいのだろうから、ここは一択だな。


「まず苗字は、桐峯にする。桐峯皐月の後継者というよりも、桐峯皐月の息子ってのを胸を張って言える立場になるのが目標ってことで、これを選んだ」

「うんうん、良いわね。私の事を、大切に息子が思ってくれるっていうのは、本当にうれしいわ」


 母親に本音で話していくのは、本当にやりづらいな……。


「それで、名前は、片仮名でアキラにする。両親からもらった彰は気に入っているけど、アキラの方が、いろいろな漢字を皆が想像できるし、できる限り公私は分けた方が良いと思うから、苗字も変えるし、この方が良いと思う」

「そうね。イメージは、こちらから発信することもできるけど、受け取り側が想像できる余地があったほうが良いわね。それに公私をしっかり分けるというのは、東大路彰になる彰にとっては、今思っている以上に、大事なことになると母さんは思うわ」

「じゃあ、『桐峯アキラ」で決定!』


 実は、二千二年辺りを舞台にしたアニメ映画がある。その映画のタイトルが俺の名とおなじなのだ。

 二〇二〇年から時間逆行してきた俺には、お似合いの名前だと思い、片仮名にして、使うことにした。

 だが、このことは、俺の心の中にしまっておこう。願わくば、二〇二〇年の東京オリンピックで、パフォーマンスをできるような立場になっておきたいものだな。


「芸名は、桐峯アキラとして、彰は、この先、考えていることがあるのよね?」

「うーん、まあ、良い機会だから、話すよ。夏休みに、タレント養成所とかに入って、ダンスや演技、歌も含めて経験値を稼いでおきたいんだ。今も土曜日の夜、路上ライブをターミナル駅でやっているんだ。全部、経験値を稼ぐためなんだよね」

「考えの方向性は、間違っていないと思うわ。でも、路上ライブは、危険じゃないの?」

「うーん、危険と言えば、危険だね。でも、経験値を稼ぐためには、手っ取り早いと思ったんだ」

「そう、他の良い方法が見つかるまでは、大目に見るけど、東大路グループで、何かないの?」

「どうなんだろう。美鈴には、まだ詳しく話していないからわからない。芸能事務所とレコード会社があるのは、わかっている」

「美鈴さんに、確認を取っておきなさい。東大路の皆さんだって、彰の事は、まじめに考えているのでしょうからね」

「わかった。美鈴には、ちゃんと話す」

「それで、夏までの経験値稼ぎは、路上ライブと部活動に勉強ってことかしら?」

「そのつもり。母さんは、何か考えがあるの?」


 母親は、一度、空気を換えるように、姿勢を整えてから話し始めた。


「……、ここからは、私の息子の彰じゃなくて、桐峯アキラに対して話すわよ」


 嫌な予感しかしない……。


「華井奏社内で、分裂が起きそうなの。宗家から、私に解決案の一つを提示されていてね。受けようか迷っているのよね」


 俺の母親は、華井奏社から離れたが、華井流から、離れたわけではない。

 むしろ、華井宗家からは、頼りにされているくらいだ。


「解決案っていうのは?」

「分裂の状況が、若手と先達の方々との対立で、若手を私の事務所か、近しい事務所で引き取ってもらえないかって話なのよね」

「うーん、桐峯皐月が引き取ったという事実があれば、皆が納得できるってことなのかな?」

「そう、先達の方々にも、一応認められているだけの実績のある私が引き取れば、先達の方々も、納得できるそうよ」


 分からなくはない話なのだが、それをなぜ、俺に話すのかが分からないぞ?


「母さん、なぜ、俺こと、桐峯アキラに、その話をするの?」

「なぜって、引き取ってそれで終わりじゃ困るでしょう。丁度良いところにヨナ抜き音階を使って作曲ができる人がいるなら使うしかないでしょう」


 あ、てっちゃんから、『仟本桜』がヨナ抜き音階だと伝えられていたのか!

 確か、ネタバレはしたくないから、ヨナ抜き音階だとは、話していなかったはずだけど、てっちゃんが気が付かないわけがないか……。


「……、経験値を稼ぐのが、今の俺のやるべきことだと思ってはいるけど、俺が作った曲には、作曲家として、俺の名を載せてくれるんだよね?」

「当然よ。売れたなら、印税だってしっかり入るわよ。むしろ、桐峯皐月と桐峯アキラの曲が並んでいたなら、世間は、どう思うかしら?」


 うちの母親、怖い……、怖いよ……。


「先行曲を二曲か三曲として、アルバム曲をあわせて、二人で三十曲もあれば行けるでしょう。彰の曲は最低でも十曲ね」

「拒否権はないと思い込むことにする。でも、今から作るし、時間はかかると思うよ?」

「和楽器業界なんて、年単位で話が進行するなんてよくあることよ。気にしちゃだめ。でも、できれば夏までには曲を上げてほしいかな」


 うーん、この感じ何か、引っかかるんだよな。


「母さん、若手って、何歳くらいから何歳くらいまでかな、それと人数を教えて!」

「今回の子たちは、二十代前半がほとんどで、三十代はいないわね。人数は三十人と少しだったかしら」

「奏社にいるってことは、腕はそれなりにあるってことで良い?」

「そうね。合奏なら、十分な子たちばかりだし、何人かは、単独での舞台も任せられるわ」


 行けるのか?

 うちの母は、三味線の免許皆伝も持っているが、華井流は、和琴の流派になる。


「三味線と胡弓、尺八、津包み、あとは、和太鼓や横笛や雅楽の楽器、そういうのの奏者の人たちも呼べるかな?」

「何か、思いついたようね。雅楽は、難しい人もいるけど、三味線、胡弓、和太鼓辺りなら、なんとかなるわね」

「十分かな。胡弓と尺八、和太鼓があれば、最低限はいけるはず。

「そろそろ説明しなさいよ」

「ヨナ抜き音階を使って現代音楽を作るんだ。それを和楽器のみで、演奏する。もちろんソリストも用意して、複雑な曲にしていくんだよ」


 女性ばかりで結成された伝統楽器の楽団が二〇〇〇年代に活躍していたのを思い出した。

 それをイメージしつつ、母親が使える手札で再現できないかを考えてみたが、さすがに難しいようだ。

 だが、近い物は、できそうなので、それを先駆者的立場にしてしまえば良いだろう。


「それを、彰が作るの?」

「うん、時間はないだろうけど、原曲を作れば、それぞれの専門家が編曲をしてくれるんでしょう?」

「まあ、そうしなくちゃいけないわよね。母さんが編曲することだってあり得るわ」

「それなら、安心できる。腹案に、八〇年代の曲をカバーするってのもあるけど、まずはオリジナルだけで考えてみたいかな」

「わかった。まずは、一曲出来上がったら、聴かせてね」


 こうして俺は、突然に、作曲家としてデビューが、決まるかもしれないという状況になってしまった。


 四月二十四日の月曜日となった。

 高校では大きな変化はなく授業は順調に進み、先週からの中川一味からの熱い視線が気になる程度だが、基本的に平和だ。

 美鈴からも、特に続報はなく、継続調査中のようだ。

 中川の身内に県議会議員がいることと一味に市議会議員の息子がいること、日比先生の家庭環境を、偶然に知った風に美鈴に話しておいた。

 美鈴は、『あっくんが、積極的に調べているのは、良いことですが、気を付けてくださいね』と言った。

 もし、美鈴がこのことを、まだ知っていなかったなら、『それも含めて調査しておきます』のような、反応をすると思う。

 美鈴の手は、すでに、四方八方に伸びて行っているようだ。

 事態は、急速に進展し、迅速な収束をする可能性もあるのかもしれないな。


 母親から、音楽に対する俺の行動と考えを美鈴に話すように言われたが、今日の美鈴は、半分、美鈴モードという、なんとも不可解な雰囲気で、あまり刺激をしたくないと思ったので、落ち着いているときに話そうと思う。

 美鈴が怖いからじゃないんだからな。ちょっと、落ち着くのを待つだけなんだからな……。


 軽音部での部会では、大きな動きはなかったが、ヴォーカル希望が、ギター担当から何人か出てきていた。

 上杉はともかくとして、彼らにも期待したいところだ。

 俺がサポートとして参加するゴールデンウィークの合同ライブでは、我が校の軽音楽部から参加する二つのバンドで、一曲ずつ演奏することになり、無事に音合わせと打ち合わせは終わった。


 今のところは、危ういバランスだが、平穏が保たれていて、なによりだ。


 そうして月曜日から木曜日の夜まで、必死になって考え抜き、発表すべき二曲が完成した。


 ヨナ抜き音階について、いろいろな記憶を探っていたところ、とある天才的なミュージシャンでありプロデューサーでもある人物を思い出してしまった。

 彼と俺は、当然のように面識はない。だから、秀才なのか凡才なのかなど、全く知らない。俺が知っているのは、彼が発表した楽曲たちが、才能あふれる者が作った音楽に聞こえたという俺の主観的な事実のみだ。

 彼の楽曲の中には、あえてヨナ抜き音階を積極的に使った曲が多くある。


 それ自体は、悪いとは思わない。


 だが、彼は、様々な音楽の良いところを抜き出し、荒らしまくり、自分の物として発表しているとも感じていた。

 この手のミュージシャンたちは、時代や地域に関係なく、一定の評価を受けながら、ある日突然発現し、食い散らして功罪を残して消えて行く。


 あえて、名前を出す必要はない。

 そういう人物たちがいるということだけを覚えておけば良いのだ。


 そして、運が良いのか悪いのか、俺と彼は、同世代なのだ。

 彼のお家芸ともいえる他人の芝生を荒らす行為は、俺には止められない。

 ならば、彼がこの先に作るヨナ抜き音階の曲たちを先に使ってしまっても、良いだろう。


 そうして出来上がった一曲に、少女から大人の女性になるイメージと華井奏社から離れても華井流であり続けることを示す意味を込めて『華の舞』という名をつけた。


 もう一曲には、大人の女性として、独り立ちをして生きていく彼女たちには、自らを彩る心が必要だ。そういう気持ちから、『色彩』という名をつけた。


 もちろん、どちらの曲も彼が未来に発表する曲を元にしているが、和奏曲として、本格的に扱うには、足りない部分が多すぎるので、そういう部分を徹底的に変更してある。


「母さん、二曲できたよ……」


 木曜日の夜、母親を呼び出して、聴いてもらう。

 作っている最中にも、アドバイスは貰っていたので、ところどころ聴いていた母親だが、完全版は今回初めて聞かせる。


「じゃあ、お願いするわ」

「まずは、『華の舞』です』


 幼子が転がりながら、花畑に現れるような始まりから、一気に、盛り上がる部分へ突入する。

 その花の舞に見惚れていると、終わってしまい、再び少女たちは、花畑に転がり始め、今度は、日向ぼっこでのんびりし始める。

 だが、それも飽きて、また踊り始める。

 そうしているうちに、少女たちは、いつの間にか成長し、大人の女性へと代わって行く。

 最後は、大人の女性としての恥じらいを持ちながら、見事に踊り切る。


「どうかな?」

「うん、良いわ。数日で作ったとは思えない仕上がりになっている。録音はもうしてあるの?」

「母さんに聞かせる前に、取ってある。ダメならダメな場所を作り直す参考にもなるからね」

「この曲は、このままで良いでしょう。『華の舞』ね」


 おし、合格でました……。


「次は、『色彩』です」


 古典的な和の流れを始まりとし、そこから、色どりの豊かな、和事のかき鳴らすような響きを重ねていく。

 それが終わると、ふわりふわりとした、浮かび上がるような幻想的な緩やかな音を響かせる。

 そうして、再び和の流れの強い音を響かせてから色どりの豊かな音を重ねる。

 どんな色にもなれるように、聞き手によって、色彩が変わるように、そんなイメージで弾き終えた。


「こっちのほうが、古典に近いのね。雰囲気が似ているところもあるけど、明らかに違う曲とわかるから、どちらも、良いわ。うーん、先行曲をこの二曲にしたら、どうなるのかしら?」

「え、うーん、俺自身に負担がかかるのは承知でいうのだけど、三十曲、全てを俺が作曲して、母さんも演奏に参加するっていうのはどうかな?」

「私が、奏者として参加して、編曲もやるってこと?」

「そう、名儀は、『桐峯皐月とはなの舞』みたいな感じにするとか」

「そうね。売れるかどうかで考えたなら、私も参加した方が売れやすくはなるのでしょうね。それに全曲を彰が作曲するなら、負担も減るし、悪くはないわね。でも三〇曲も作れるの?」

「収録されるのは、前回の『四季和奏』と同じなら、一枚十二曲の二枚組で二十四曲だよね。ボツになった曲を作り直して、俺の曲にする。そういうつもりで作れば、どうにかなると思う」

「事務所と相談をしてみるわ。先行曲があれば、話はしやすいから、数日待っててくれる?」

「それと、できればというか、お願いなのだけど、来年の一月から四月の間に発売できるように、何とかなるかな?」

「うーん、皆のスケジュール次第だけど、一年近くあれば、何とかなると思うわ。何か急ぐ理由でもあるの?」

「作っていて感じたんだけど、こういう現代音楽の和奏化って方法、これから流行るかもしれないって思ったんだ。だから、時代の先取りをしたいって感じかな」

「ああ、そういう感覚って、私も感じたことがあるわ。『四季和奏』を作っている時、どう考えても売れる理由がないのに、なぜか売れるって思ったのよね。不思議な感じに思うわ」

「だから、できるだけ、早くお願いする」

「わかったわ。なら、彰は、あと二十八曲、夏までに何とかして見せなさい」

「了解!」


 さて、この件は、どうなるのだろうか……。

 今後に期待だな。


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