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紅蓮色の空  作者: 蒼の矛
未帰還者
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未帰還者12

多分、百均のプラスチックのケースに軽く100枚は入っているだろう。

どこにしまったかな。

小学時代なら、もう屋根裏か?


「そんなにカードゲームって楽しいの?」


頭の後ろで手を組ながら日を見上げる大山は言った。とても退屈そうだ。


「ボードゲームは大抵、見た目よりすごく頭を使うからな。大山には難しいだろう」


「それ、さりげなく私に馬鹿って言ってない?」


「いやまさか」


まさにその通りだ。


相手の妨害を掻い潜り、どうやって攻め落とすか。

それはやったことのある人間でないと解らない物だ。

実際は大山の好きなテレビゲームでも、製作者側とプレイヤーの立場はそんな物だったりするのだが……。

テレビゲームと唯一違うのは、ボードゲームは盤面がまっさらの状態から、お互い布陣、戦略を組み立てるということか。


バトル遊戯がもしまだ家にあったなら、西園と遊んでもみてもいいかも知れない。

西園に取り入るには持ってこいのグッズだ。

それに、娯楽としてやってみれば面白いかも知れん。

結構、戦術の種類も豊富だったしなあれは。


まぁいい、古い遊びにはあまり興味がない。

頭を切り替えよう。

今回、西園と会って彼についてわかった事はまあまあある。


何処かに出掛けている事。恐らく地図に示された場所だ。

幸い、どこだか見当はついてる。

しかし、奇妙だ。今朝大山と話した場所、心霊スポット。偶然にしてはよく出来ている。


西園もオカルト好きなのか?

それとも、何かあるのかもしれない。


……単なるオカルト好きなら行っても無駄足だろう。

少し調べてからの方が良いか。

人気のない場所にわざわざ行く理由。他人には見せたくない、何か疚しいことをするためだ。

その理由に結び付きそうな事があれば行ってみよう。


……それより、学校に来るようになって俺にまとわりつくようになったら厄介だな……。


それが今一番の懸念だ。

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