表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

突然

 一人で住むマンションは、とても広いことが見て分かる。

 今まで父母と一緒に暮らしていたが、父の仕事の都合で出て行ってしまった。

 父母は、私の職場から遠い所に住むらしく、私だけこの(マンション)に残ることにした。

 歳も20だから親は一人暮らしをさせたかった様だが…。

 「…さすがに広いよ。」

 そんな時だった、インターホンが鳴ったのだ。

 すごく響いている様な気がしながらも、画面を見た。

 しかし、誰も映ってはいなかった。

 恐る恐るドアを開けてみると、仮面をかけた男の人が立っていた。

 「この家に泊めさせろ。」

 その声は確かに聞き覚えのある声だった。

 それよりも目の前にいる男に目が行く。

 確かに部屋は空いているけど、どこの誰かも分からないやつを泊めるわけにはいかなく、断ったのだった。

 「なぜだ?」

 「だって、怪しすぎます!」

 思ったとおりの事を言ったつもりだったが、言い返されたのだった。

 「俺のどこが、どう怪しいんだ!」

 「その仮面とか顔が隠れていて、とても怪しいじゃないですか!いきなり現れたのに名前も名乗らないし。

 するとその男は仮面を外した。

 「これでいいんだろ。お前のお望みどおりだ。」

 「えっ!」

 仮面を外した男は確かに面識があった。

 「だから、外したくなかったんだよな。」

 その男は、同じ職場の雨宮 輝だった。同じ職場でもあるが、高校も同じだった。

 「何でここに?」

 「いろいろあってな。」

 様子から見て分かる事は、とても急いでいる事と大きな荷物を持っている事でけだった。

 まさか、本気で泊まるつもりか?!

 「一日だけでいいから、泊めてください!!何でも言う事きくから!」

 何度断っても、頼み続けて来るだろうという勢いだった。

 「一日だけなら…。」

 「本当にありがとう!」

 そんなこんなで輝は泊まることになったのだった。

 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ