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急襲

皆さん、今日も拝読いただきありがとうございますm(_ _)m


キキがスーパーで買い物をしていると、急に誰かが近づいてきて声をかけてきた。

「ちょっと、イツキじゃない!」

振り返ると、イツキから30くらい歳の離れた女性が立っていた。

「母さん!」


紛うことなくそれは母親の橘リサだった。

彼女はシングルマザーで若い頃に、キキの父と離婚して女手一つでキキを育ててきた。

今はキキが30を超えて、一人立ちしてから別居中である。


「母さんこんな所で何やってるの?」

ありがちな質問をするキキ。

「私はたまたまこっちに用事ができたから、ついでにスーパーで夕飯のしたくでもと思って…。あんたこそ何してるのよ?」

またまたありがちな返しをしてきたリサにキキは

「俺こそたまたま晩飯の用意してただけだよ」

と平凡な会話である。


「もう親父(あいつ)から嫌がらせされてない?」

急に家庭的な話をふるキキ。

それにリサは怪訝な顔をして、周囲を見渡してキキにこっそり、そして強く話しかけてきた。

「あまりその話を持ち出さないで! 私の事はいいからあんたは自分の事だけ考えてなさい」

軽く説教されるキキ。

なにか理由はあるのだろうが、深くは聞かないキキの態度に少しは安堵したリサだった。


「んじゃ、俺買い物続けるから、今度また電話して」

軽く流すキキ。

この時、母親(リサ)には一人称俺で、少し子どもっぽい一面が見られた。

「親を頼るんじゃないの! 自分からかけてきなさい」

と言って引けを取らないリサもやはり強気なママだった。


その後、晩飯のチキンカレーの具材とおツマミを買ってレジに行き、荷物を整理してカバンに詰め込み、帰宅した。


「飯だ、めしだぁ!」

お腹が空いて力が出ないキキは、すぐさまチキンカレーを料理して…といってもレトルトのカレーにご飯をよそい、コンビニのフライドチキンを乗せただけのやつだが、そのジャンクにしてはキキからしたら贅沢な晩餐をいただいた。

その後、趣味のパーカシブルから発売されているゲーム、『ファーストクロニクルズ』というオフラインゲームをプレイしてある程度進めたらリアルでも眠りについた。


翌朝ーー。

春の時期は、朝の気温が清々しいほど気持ちいいからたまらない。

冬はこたえるけど。

と独り言を言って朝飯の支度をする。

朝はモーニングってことで納豆TKGに限る。

これがまた美味しい!

キキは朝ご飯が終わると、すぐにチケットを取り出し、外に出て例の異世界へと出かけた。


「起きろ! 起きろバカ息子!!」

寝覚めの一発はドワ父のビンタだった。

すると父の様子がなんか変だった。

「あなた、もうここは限界よ。シャーマンの襲撃は止められないわ!」

普段おしとやかなイザベラも今日のこの時は動揺を隠しきれなかった。

言葉で伝えるのは難しいと感じ取ったキキは、動作で気持ちを伝えることにした。


「?? ????」

首をこれでもかともげるくらい、左右に傾けた。

「昨日の昼から今まで寝てたお前には分からないだろうが、昨日シャーマン族が門を破って攻めてきたんだ!」

急にどういう展開だよという焦りと、先程の春の陽気さを返してほしいと言う気持ちでいっぱいだった。

昨日の昼間、漸くこの小説の裏設定を作り終えることに成功しました(^o^)

うれPですw

最近グミにハマってて、今流行りはフェットチーネシャインマスカット味です(///)

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