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深入

少し復活したのでちょっと、てかだいぶと展開しちゃいました笑

いつもご拝読いただきありがとうございますm(_ _)m

何事もなくログアウトしたキキは、いつも通りマンションの部屋の外に戻ってきた。

ちょうどリアルの体力がヘトヘトだったキキは、自室に入った後昼食を済ませてぐっすり寝ようとした。そんな最中のことである。


ブルルルルブルルルル

マナーモードにしていたスマホから、誰かから着信が来ていた。

誰宛とかを気にしないキキは、そのまま電話に出た。


「…。もしもし?」

相手から挨拶がないので、どうやらガクでも母さんでもないようだ。

「オ前ダケハ許サナイ」

機械的な音声が流れた後、すぐに電話が切れた。

「ったく、何だよ? 気味悪いな」

そう思ってた矢先、またもや電話が鳴った。

今度は宛先を確認した。ガクだった。

「よう、イツキ! さっきはどうもな」

にっこにこのガクについ先程の事を伝えようとしたが、タダの間違い電話だろうと自分を納得させ、ガクのテンションに合わせていった。

「おう、どうした?」

するとガクもただならぬ様相で返事をした。

「実はな。ボノスってやつの正体が分かったんだ。どうやら俺やレン、イツキと同じ現実に実在する人物なんだよ」

キキが驚愕する前にガクは続けた。

「それだけじゃない。名前も判明したぞ。実名は橘サトルだそうだ」

その言葉を聞いて、更にキキの心は動揺した。

「冗談じゃねぇーぞ! 親父の名前じゃねーか!!」

イツキはイツキが幼い頃に両親が離婚し、母親に引き取られていた。父親は所在不明で、親族いわく現在どこにも居所が掴めないらしい。

「なんで親父がこんな世界にいるんだよ! アイツもチケット持ってるのか!? 誰かに招待されたのか!!?」

迫りくるキキに戸惑うガク。

ひとまずゆっくり説明することにした。


「ちょっと待ってくれ。そこまではわからない。ただボノスが帝国にいた時代に帝王を名乗る前の名前がタチバナ=サトルだったらしい。それ以上はまだわからない」

ボノスの器、つまりボノスの生贄が自分、実の息子ということに酷く感情を揺さぶられていた。

「でもな、イツキ。ボノスにはどうやら裏で糸を引いている人物がいるらしい。それがこの世界の支配者とも言われているんだ。その人の名は時の魔女ーーブツッ、ツー、ツー…」

その瞬間スマホの画面が真っ暗になり、もう一度ガクに連絡しようと試みるも連絡先からガクの名前が消えていて非常に焦っていた。

どうやら踏み込んではいけない領域に踏み出したらしい。

これからは慎重に事を運ばなくては、そう思い布団に入って疲れを取るため眠りに入った。


次に目覚めたのは翌朝だった。

どんだけ寝るんだ、キキ。

溜まっていた疲れも吹き飛び、部屋から出て、もう一度幻奏世界へダイブしようとしたその時だった。


警告、警告ーー。

同伴者のアカウント、ガク氏は消滅しました。


急に消されるガクに驚きを隠せないキキ。

その後本当に幻奏世界に入ろうか迷ったキキだが、ここまで足を踏み入れたんだと思うと、最後まで知りたくなったキキだった。

ログインすると、レンさんと大きなお胸が出迎えてくれた。

「うへぇ~///」

相変わらずSAN値マイナスなキキは、本能の赴くままの行動を取ってしまった。

「もう、エッチ!」

子どもとか関係なく容赦なくやってくるビンタ。

それもそうだ。リアルのキキを知っているのだから笑


「そんな事より今日から交流所でアレスさんとルーナさんに会うんでしょ?」

その時、違和感が走った。

なぜリアルでも幻奏世界でも干渉しているであろうガクの事を言わないのだろうかと。

「ガクは? 一緒に寝てたよね?」

すると不思議そうな顔つきで

「ガク? 誰ですかそれ?」

と返してきた。

ふと見渡すとガクの姿もなく、そもそもベッドの数が2つだけになっているのである。

深く知りすぎたのだろうか? そんな不安が心を過る。

「寝ぼけてんじゃないの! さぁ!! 行くわよ、交流所!!!」

ベッドから叩き起こされ、部屋を出てチェックアウトをし、通りを北に向かった先の交流所へ向かった。

昨日もご心配をおかけしました(・・;)

できるだけ平日毎日綴りたいのですが、発達障害、てか気分障害を持ち合わせているので厳しいところもあります。

ご理解くださいm(_ _;)m


ドレッシングかけたサラダ、美味しいですw

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