表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/18

遭遇

心折れそうになってすみません><

いつもご拝読大感謝です!

2025/02/18

古代ドワルフ語がグチャ文字になっていたので急遽修正させていただきました。

公園で解散したキキは、とりあえず帰路についた。

途中で何やら視線を感じたが、基本細かいことは気にしないキキは無視して家に帰ってきた。

「今日は疲れたから一眠りするか」

そう言ってドアを開けてすぐさま寝室に行き、布団で横になった。


明朝ーー

長いこと寝てたせいか、お腹がペコペコだったキキは、朝飯として買いだめてたカップラーメンを食べ、気になる幻奏世界へと旅立った。


二度目の長い眠りから目を覚ますと、どこか屋根のある家の中に暮らしているであろう人間の家の中でベッドに横たわっていた。


「お、気づいたか」

すると近くでなにか作業をしていた人間が声をかけてきた。


「ちょっと待ってろよ、よし出来た」

そう言うと急に首にネックレスのような装置のような物体をつけられて、キキは少し驚いていた。


「イディアモ!ーー急に何をするんだ!」

いつもの意味不明な言葉が声に出たかと思えば、その装置からキキの頭に思っていた言葉が翻訳されて出てきた。

何を隠そう翻訳機である。


「やっぱり古代ドワルフ語で喋ってたのか、キキ。イザベラの言った通りだな。話はアイツから聞いてるよ」

するとにこやかに笑って見せる好青年。


翻訳機を使って喋るために以後脳内で会話するキキ。

「母さんとはどういう関係なの?」


「お前の母、イザベラとは古い付き合いでな。俺が幼かった頃に大きな傷を負ってしまったことがあって、その時今もなお成人の彼女が最大級の癒やしの魔法で俺を救ってくれたことがあったんだ。俺はドワーフに育てられたことがあったから種族間のややこしい話は気にしないタイプだから彼女を純粋に受け入れてお礼にドワーフ直伝の腕で作ったアクセサリーをプレゼントしたんだ」

イザベラとこの青年にある深い歴史を知った後、彼はムクッと立ち上がってお辞儀した。


「はじめましてキキ。俺の名はロベルトだ。今後ともヨロシクな!」

ハキハキした声で挨拶されると同時に、キキはロベルトに強く背中を叩かれた。照れ隠しなのだろうと胸中のキキ。


「ロベルトさんが母さんから聞いてこのネックレスを?」

と質問すると、深く頷くロベルト。


「ただこの村にも事情はあってな。ついこの前シャーマンが通り過ぎた時、その時の非礼が過ぎて今よそ者に対して険悪な雰囲気を醸し出してるんだ。だから体力が回復したらちょっとの間隠れててくれないか?」

その対応に笑顔で会釈するキキ。

そのさまは少し可愛げがあった。


「誰か来たようだ。早速だが隠れていてくれ」

早速ベッドの下に隠れようとするキキ。

あまりにも時間がかかりそうだったのでロベルトがギュウッとベッドの奥の方に詰め込んだ。

そして何事もなかったかのようにロベルトが扉を開け、村の住人とやり取りしてる間にベッド下のキキはふとした事を想い始めた。

『この声をイザベラに伝えたかったなぁ』

またしても涙が零れ落ちそうになったキキだった。


このタイミングで、まさかのガクから()()だ。

「今いいか、イツキ?」

そしてキキは呆れ顔してこう答えた。

『お前いつも変なタイミングで登場するよなぁ。ま、いいけど。どうした?』

するとガクは思い詰めた表情でこう答えた。

「ボノスってのは、どうやら過去にこの世界を牛耳っていたラスボスの事らしい。勇者一行に倒されて幾年にもなるが裏で何者かが復活を暗躍しているらしい。ここまで知れたのは俺とレンさんのお陰だ。彼女には非常に助けられてるよ」

急に色々としれて嬉しがるキキ。喜びすぎてベッドの下なのに飛び跳ねたくらいだ。

それを隠すロベルトは必死に住人を誤魔化していた。彼の身にもなれ、キキ。


『でもなんでそこまで急に話が大きく進展したんだ?』

まだ序盤も序盤なのになぜそこまで話が掴めたのか不思議で仕方ないキキ。

「それはなイツキ。お前がさっき公園で鬼の形相でレンさんを問い詰めてたから彼女が必死になって、追放処分を受けた身でありながらシャーマンの集落に置かれてるであろうボノスの器に関する文献を見て教えてくれたからなんだぞ。彼女に感謝しろよ?」

それを聞いたキキは更にキモい顔でニヤついて

『今度なにかお礼を考えなきゃな笑』

と冗談半分で受け答えしていた。

「っと、いけねぇ。俺ももうちょっとでボノスについてたどり着きそうなんだ。なんか分かったら連絡する!」

そういってガクは強制的に脳内通話を切った。


ふぅ…と、情報を処理するためにため息を吐き、狭いベッドの中首を外側に向けると大きなロベルトの顔があって非常に驚いた様相のキキだった。

「もういいぞ」

そういって手招きするロベルト。

どうやら村人は帰っていったようだ。

小さい体ながらも鈍感なドワルフの身体のキキはのっそのっそとベッドから外に出た。

まさか執筆バックアップ機能なんてものがあるとは驚きでしたw

途中から綴れたお陰でスラスラ物書きできました(^o^)

皆様には大変ご迷惑をおかけしましたm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ