3話
受付「かしこまりました。お選びになられた_____様にお話をしますので少々お待ちください」
―
「君が_____さんだね、よろしく。_____だよ」
出して来た手を取って握手を交わす。
__性らしい、_____な手だ。
「君の職業は_____だってね。選んでくれてよかったよ」
もう1人の人はどうなったんだろう。少し気になるが、名前を知っていても顔は知らない。
「君はクエストを受けたことがあるかい?」
静かに首を振る。
「そうか、それじゃクエストについて軽く説明をしよう」
2人で向かい合い、席に座る。
「クエストはね、時間制限があるけど、お金がたくさん貰えるもの。時間制限はないけど、貰えるお金が少ないもの。基
本的には君がやりたいクエストを選んでくれていいよ。でもたまにやりたくクエストがあったらお願いするかもしれないか
ら、その時はよろしくね」
静かに頷く。
「それじゃ早速クエスト受けてみる?それとも準備する?」
2人は立ち上がった。
―
準備をしてクエストを受けた。
受けたクエストは時間制限__でお金が_いもの。
「このクエスト面白そうだね。やっぱり君と組んでよかったな」
笑顔が眩しい。この人でよかったと心から思う。
「それじゃ行こうか」
相棒の後に付いていく。
―
「よし、これでなんとか大丈夫かな」
こっちに向けて親指を上げている。
こっちの親指も上げ返す。
初めてのクエストは難なく終わった。
クエストにも難易度があるらしく、一番下のクエストを受けることになった。
クエストのクリア数によってできるクエストが増えていく。
「それじゃ、帰ろうか」
相棒と一緒に帰路に着く。
受付「はい。確認が終わりました。今回の報酬がこちらです」
「やったね」相棒と握手を交わす。