表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元不良誰も知らない街で高校生活を楽しむ  作者: シーサーキングJr.
5/6

5二日目の波乱

翌日の朝、目覚ましの音で目が覚める。携帯を見ると朝の6時半だった。俺はしばらくぼーっとした後、学校に行く準備をした。風呂に入り髪の毛をセットしたりして、そういえば、ネクタイ練習しないと毎回彩奈にお願いするのも申し訳ないよなと思いYouTubeを見ながら結んでみると5回目の挑戦でできた。ふと時計を見ると8時になっていた。そろそろ学校に行かないとなと思い玄関を出る。するとドアの前に、彩奈が立っていた。

「おはよー一緒に学校行こうと思って、連絡しようと思ったけど、そういえば連絡先交換してないなと思って、ここで待ってればいいかと思って待ってた。そう言うことだから連絡先交換しよう」

「そいいえば、そうだったな。交換するか」

連絡先を交換した後、俺たちは学校に向かった。

「そういえば、今日はネクタイちゃんとできてるね。今日もやってあげようと思ったのに」

そう言いながら彩奈は、残念そうな顔をした。

「毎回、結んでもらうのは申し訳ないだろ。だから朝YouTubeで練習したらできた。」

「別にいいのに」彩奈は小さくつぶやいた。

「ごめん、なんか言った?聞こえなかった」

「別に、何も言ってないよ」

そのまま、歩いていると学校に到着した。昇降口で、靴と上履きを履き替えようとすると彩奈の靴箱から何か落ちた。ん?あれは手紙か?

「彩奈何か落ちたぞ」といいその手紙を彩奈に渡した。

「もしかして、ラブレターか?」

「多分、そうかも」

「彩奈は、モテますな。もしかして、俺の靴箱にも」と言いながら靴箱を開けたが自分の上履きが入っているだけだった。

「なぁ、誰からとか書いてないの?」と聞くと彩奈は手紙をひっくり返して宛名を見たが、わからない名前が書いてあった。

「私も、この学校に何人か知っている。人いるけど、分からない人だ」

「そっか、中身気になるけど、こればかりは本人以外が見たら書いた人に、悪いし見ない方がいいな」と言いそのまま教室に向かった。

教室のドアを開け彩奈と別れて、自分の席に向かおうとしていると、一人の男子生徒に睨まれた。

(誰だろうあいつは、俺何もしてないはずなのになんであんなに睨んで来るんだ?)

俺は、ただ目が悪くて睨んでるように見えるだけだろうと思いそのまま席に着いた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ